チュンジェはキム・ダムニョンについて調べていた。
フクコクに赴任した同じ歳の師走の11日に、27の若い歳で死亡とあった。
朝鮮時代。
タムニョンは何が現身で何が夢なのか区別ができないほどに混乱していた。
師走の15日までどれだけ残っているのかと医員に尋ねるタムニョン。
ちょうど20日残っていると、医員。
医員は脈をとってもこの女人が普通の人ではなく、人が言うように人魚のようで、ここで気力を回復できるようではないので、海に返すほうが良いでしょうと話す。
自分の腕輪をセファにはめるタムニョン。
どうしてこのように早く死んだんだ?オレの歳じゃないか?と、チュンジェ。
シム・チョンは人魚姫を読んで涙していた。
真珠を拾う男の子。
人魚姫は、もう一度かすみ行く目で王子を眺めては、海に身を投げました、そして自分の身が泡に変わって行くのを感じました・・・
ナム部長を見舞うチヒョン。
互いにナム部長が酒を飲まないことを知っているため、事故をいぶかしがるチヒョンとナム部長の妻。
通話記録に怪しい点はなかったと、妻。
調べてみると、チヒョン。
奥様がことを大きくするなとおっしゃって・・・と、妻。
図書館から出ると、ナム部長から約束のメールが入る。
シム・チョンは友達に会いに行くという。
門限に間に合わなかったら追い出すぞ!と、チュンジェ。
ソヒは弁護士と結託し、都合が悪いとの連絡を入れさせる。
これで、今日の公証はなくなった。
消防署。
ユ・ジョンフンはいない?私友達なんだけどと、シム・チョン。
もしかして、キム・ヘジンさん?と、消防隊員。
いいえ、私の名前はシム・チョンなんだけどと、シム・チョン。
実はその友達が何日か前の夜明けに、ハンガンに落ちた人を救って急に心停止になって、救助隊病院に移送された時には、すでに死亡した後でしたと、隊員。
そこに、連絡を受けたキム・ヘジンがやってくる。
(チョン・ユミ登場!)
その人、何がどうなったって?死んだって?と、キム・ヘジン。
あいつ、自分に何か起きるのをどうやって知ったのか、私物箱にこれを残しておいて、キム・ヘジンさんの連絡先と・・・と、隊員。
そして、プレゼントかと思われる小さな箱を渡す。
中にはピンク色の真珠の指輪。
チョンフンがソウルに来て、たった一度しかうれしい小涙を流さなかったのだが、そのときにできたものだ。
キム・ヘジンさんのおかげで幸せで泣いたと言いました、そのように嬉しかった時間を、ここに残したかったようですと、シム・チョン。
彼に、こんなことをすべて話す友人の方が居るとは知らなかったわ、私には秘密だらけだったのにと、ヘジン。
秘密がイヤで去ったの?と、シム・チョン。
秘密は互いに違うから作られます、違うことをバレないようにしなければならないから、それでその秘密が、結局互いを傷つけるわ、隠した人もだまされた人も、みな傷つくわ、それで互いに違えば、結局一緒に行くことはできないのよと、ヘジン。
違えば一緒に行けない?と、シム・チョン。
どうせ、相手方をずっと傷をつけることを知ってるのに、一緒に行くことができる?愛してるとの理由で?と、ヘジン。
チョンフンは後悔しないと言ってたけど、一人にだけ高鳴る心臓だと、これから固まって結局死ぬことになっても、後悔しないと言ったわ、ここに来たこと・・・
本当の姿がバレた時、どうしてその記憶を消さなかったかと言うと、記憶を消すには、とても良い時間が多かったって、愛する人にその記憶が末永く残り、力になるよう願うと言ったわと、シム・チョン。
もう行くわと、ヘジン。
けれど、数歩だけ歩みを進めたかと思うと、しゃがみこんで号泣する。
心臓の異変を感じるシム・チョン。
待ち合わせ場所に到着するチュンジェ。
休眠中のモールで、誰も居ないようだ。
シム・チョンから「痛いみたい」との電話があったため、そこでじっとしていろと告げ、迎えに行こうとする。
すると不審な人影が!
先日自分を尾行し、警察のふりして家にやってきて、ナム部長の電話を持っている男を問いただすチュンジェ。
質問がとても多いな、今は行けない!と、攻撃を仕掛けてくるマ・デヨン。
スプレーで撃退し、その顔をライターで照らすチュンジェ。
夢の中で見たヤン氏と重なる。
一瞬の隙に反撃するマ・デヨン。
けれど、事前に多数のタクシーを呼んでおり、クラクションを鳴らさせたため、殺されずに済むチュンジェ。
それぞれへ料金を払おうとし、ハンガンまで最も早く行けるタクシーに10倍の料金を払うと話す。
ヘジンとの会話を思い出し・・・ほんとに一緒に行けないのかな・・・と、シム・チョン。
ハンガンに到着し・・・どこに行ったんだ?寒いのにと、傷だらけのチュンジェ。
チョンフンに、まだ遅くないから戻れと言われたことを思い出し・・・行かないといけないかな・・・と、シム・チョン。
行くってどこへ行く?と、チュンジェ。
ホ・ジュンジェ、大丈夫?と、シム・チョン。
おまえは?お前はどこが痛いんだ?おまえまた、見ないで道を渡って怪我したんじゃないか?と、チュンジェ。
ホ・ジュンジェ、どうして怪我したの?え?と、シム・チョン。
尋ねてるじゃないか!お前はどうして痛いのかって!え?と、チュンジェ。
ホ・ジュンジェ、私はあんたになんにも言うことができないわ、私、秘密だらけよ、だけどその秘密のせいで、あんたが怪我したり、痛かったり、傷ついたり、そんなの嫌よ、結局あんたを悲しませることも嫌よと、シム・チョン。
嫌なら?と、チュンジェ。
私は戻っていくわ、私がもともといた場所に、さらに遅れる前にと、シム・チョン。
ひょっとして、お前を好きになる計画ができたら話してと言っただろ?できた、計画、だから、行くなと、チュンジェ。
エピローグ
朝鮮時代。
大丈夫か?と、チュンジェ。
私はもう海に戻ります、それが互いが生きる道なのがよく分かりました、初めて別れた時のように、私にだけ思い出があり、ナウリにないままに、そのように、互いの世を生きていくべきだったのに、もう二度と来ません、だからナウリもすべて忘れて・・・と、セファ。
一つだけ尋ねよう、初めて別れた時、どうして私の記憶を消したのだ?と、タムニョン。
消さなかったなら、ずっと辛がられたことを分かっていたからですと、セファ。
消さなかったなら、ずっと恋しがることができただろうに、今回は消すな、消してはならない、この記憶は、この思い出は、辛くとも最後まで持って行く、私のものだ・・・と、タムニョン。
口づけする二人。
青い海の伝説 第9話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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