なんだこれ、大ゴトになるところだったじゃないか!と、声を荒らげるチュンジェ。
家族関係証明書にも小姑は出てこない、それをオレがどうにもならないじゃないか!ことがこのようになるとわかってたか!まかりまちがったら全部バレそうだった!と、ナムドゥ。
何がバレる?と、シム・チョン。
なんでもないと、ナムドゥ。
何がバレそうだったのよ?どうして大ゴトになるところだったの?(ホ・ジュンジェ、詐欺師なの?悪いやつなの?)と、シム・チョン。
やはりチュンジェは人魚語が聞こえているのか、シム・チョンを睨むように見つめる。
(すべてウソなの?)と、シム・チョン。
そうだ、オレはウソをつく人だ、他人を騙して、騙して金を稼いで、そうだ、オレはそんな人だ、それがオレの秘密だ、お前の秘密はなんなんだ?と、チュンジェ。
(私の秘密は・・・私があんたと異なるということ・・・私が人魚だということ・・・)と、シム・チョン。
壺の絵と、スペインの海での人魚姿が目に浮かぶチュンジェ。
ふたりとも話もせずに、どうしてこのように目の喧嘩だけしてる?おい、入ろう、今日は休もうと、ナムドゥ。
(あんたは私が誰なのかわかれば驚くはずよ、傷ついて怖がるはずよ、私から去るわ、だから私は最善を尽くしてバレないようにしたい)と、シム・チョン。
部屋に戻るシム・チョン。
ヒョン、たった今、あいつが言った言葉聞いたか?と、チュンジェ。
何がバレたのかと言った言葉?と、ナムドゥ。
いやと、チュンジェ。
どうして大ゴトになるとこだったじゃないかと問い詰めた言葉?と、ナムドゥ。
それでなくと、チュンジェ。
それでなくなにを聞くんだ?話をしてこそ聞くだろ、口を開かずて見つめあってばかりいるのに、何の話を聞くんだ?と、ナムドゥ。
胸の痛みを覚えるシム・チョン。
シムチョンが人魚だと言った言葉を思い出すチュンジェ。
教授に壺の絵が自分のようだとの考えが浮かぶと言ったことも思い出し混乱する。
シム・チョンの部屋に上がるも、彼女はいない。
どこに行ったんだ、また!と、チュンジェ。
外に探しに行くチュンジェ。
すべてのことは反復しているとのタムニョンの言葉、人魚について聞いたことはありますかとのヤン氏の言葉も頭によぎる。
夢で見たこと、今まで経験したこと、すべてが繋がるようだ。
けれど、彼は重要なことを知らずにいました、人魚には特別な能力があることを、まさに・・・口づけで、人間の記憶の中から自身を消し去ることができるということを・・・そのように人魚は、少年の記憶の中から、水の泡のように消えてしまいました・・・
海中でシム・チョンにキスされたことを思い出すチュンジェ。
愛してる・・・と、シム・チョン。
青い海の伝説 第11話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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