家に帰り母に対して・・・ボクの父さんはその人なの?マ・デヨン?そうなの?と、チヒョン。
必ず答えを聞かないといけない?と、ソヒ。
ああと、チヒョン。
本当に理解ができないわ、チヒョン、あんたはただ何も知らず、何もせず、ただ待っていれば、母さんがすべてしてあげるのに、何がそう気になるの?と、ソヒ。
ボクがそんな人の息子ということが!!!とても嫌だから・・・それならボクは、永遠に日の当る場所に出て行けない、汚い苔のように感じられるからと、チヒョン。
チヒョン!母さんに、双子の姉さんが一人いたの、同じ日同じ時に生まれて、同じかごに込められて、孤児院に捨てられたわ・・・姉さんは、とても良い家に養子に行ったのに、私はそうならなかった・・・
酒さえ飲めば家族たちを殴る父親、無気力な母親、終わりが見えない貧乏と、前が見えない暗鬱な未来、その状況でも、私に有利な事実が一つあったの・・・と、ソヒ。
(朝、起きてみたら父が死んでいた高校時代・・・夫をなくし未亡人となった若い頃)
人々は弱者の話なら、真実だと信じたの、母さんはそれ一つ武器にしてここまできたの、とても疲れて遠い道だったわ・・・チヒョン、母さんはお前を遠回りさせたくないの、マ・デヨンだろうと、ホ・イルジュンだろうと、ただの近道よ・・・
そのままその近道を歩んで、お前が出て行きたい日の当る場所に出て行って!出て行って、苔でなく華やかな花として生きて!そうすれば良いのよと、ソヒ。
シアを家まで送って帰るテオ。
姐さん、オレ考えてみたんだけど、姐さんを思うのをやめるよと、テオ。
あ~、整理ができたの?と、シア。
整理できたと、テオ。
もう?あ~そう、良かったわ、そうしないと!と、シア。
だから姐さんも、チュンジェ・ヒョンにちゃんと告白してみてと、テオ。
この状況で?どうやってそうするの?そうして再び会えなくなったら?と、シア。
このようにずっと会うのに意味はあるだろうか?行くよと、テオ。
何よ?あの子どうしてあのように整理が早いの?まあ、良かったわね、まあと、シア。
息子に再開したことをチンジュに電話で話すユラン。
さっきのその話ちょっとしてみて、ホ・ジュンジェの継母が、マ・デヨンとどんな関係があるのか?と、シム・チョン。
お前がどうして気になるんだ?と、ナムドゥ。
マ・デヨンが、私とホ・ジュンジェ、ふたりとも害そうとしたじゃないと、シム・チョン。
マ・デヨンにたった一人女がいたんだけど、それがカン・ジヒョンで、その女の周辺では、すべて疑問死両手で、養子に行った家族たちもすべて釈然としない心筋梗塞・自殺・事故死、二人の夫もすべて失明後に病死・事故死、ところでお前、今オレがする話、何の話かわからないだろ?と、ナムドゥ。
いいえ、私、分かって聞いてるわ、私最近、ニュース熱心に見るじゃないと、シム・チョン。
まあとにかく、カン・ジヒョンに子供がいることもあるんだけど、戸籍上に見えないから探すことはできなかったんだけど、カン・ジヒョンがチュンジェの継母なら、その子がその誰だ、ホ・チヒョンというチュンジェの異父兄であることもあるので・・・表情どうしたんだ?と、ナムドゥ。
ただ・・・ホ・ジュンジェが本当に孤独だったようだという気がしてと、シム・チョン。
まあ、そういうこともできるさ、あいつ家を出てオレに会ったのがむしろ幸いだということもあるんだろ、その家ものすごく殺伐なんだよ、なにかと、ナムドゥ。
また、何か新しく知ることになれば必ず教えてと、シム・チョン。
自分が分かれば何の助けになるって?あ~、プールでその日何か確かにあったんだけど・・・(泣いてみろ!)どうして泣いてみろと行ったんだろ?オレが?涙?涙だって?と、ナムドゥ。
ユランを自分の部屋に案内するシム・チョン。
今夜一緒に寝る約束をして、見つけたプレゼントをチェックする。
(オレが愛するマヌケ、オレのそばにくるのに苦労して来てくれてありがとう、これからきれいな靴だけ履いて、良いところだけ歩かせてやるよと、チュンジェのメッセージ)
早速靴を履いて喜び、ピンクのタコのぬいぐるみも見つけ・・・あら!あんたうちに来たのね、ついに!と、シム・チョン。
チュンジェがくれたの?と、ユラン。
頷くシム・チョン。
シム・チョンをハグして・・・チョンさんがこのようにチュンジェのそばに居てくれて、本当にありがたく頼もしいわと、ユラン。
私もよ、私もお母さんがホ・ジュンジェのそばに来てくれてありがたく頼もしいわ、だけどもしも、何か起きて私がホ・ジュンジェのそばにいなくても、お母さんはどこかに行かずに必ずそばにいないといけないわよ!と、シム・チョン。
ん?どんなこと?と、ユラン。
ただ、もしもよと、シム・チョン。
(ホ・ジュンジェ、プレゼントありがとう!と、シム・チョン)
シム・チョンにメールを送るチュンジェ。
(寝ずに何してる?と、チュンジェ)
(私今日誕生日なのに、実際、あんたの顔をちゃんと見られなかったようだわと、シム・チョン)
(ドアを開けてみてと、チュンジェ)
こっそりベッドから出てドアを開けるシム・チョン。
下で微笑み・・・(顔を見たからばやく寝ろ、騒々しくせずにと、チュンジェ)
(TV見ると、誕生日にはキスが必須なんだけど?と、シム・チョン)
吹き出し、口だけ動かして、おい!と、チュンジェ。
なによ!と、口だけ動かして返すシム・チョン。
降りてこいとジェスチャーするチュンジェ。
ユランは気づかないふりだけして笑みを浮かべる。
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