病院にやってきている3人。
座り込んでいるチュンジェがいる。
ナムドゥとテオは席を外す。
チュンジェを抱きしめるシム・チョン。
泣き出し・・・オレちょっと消せるか?父さんに対する記憶、お前できるだろ?オレちょっとそうしてくれ、え!良い記憶はよくて辛く、辛かった記憶は、辛くて辛い・・・父さんに対するすべての記憶が、あ~、すごく辛いと、チュンジェ。
だけど消せないわ、あんたがいくら辛くても、愛したじゃない、お父さん、愛した記憶は辛くても持って行くのよと、シム・チョン。
オレが少しだけ早く来たなら、父さんを助けることができただろうにと、チュンジェ。
違うわと、シム・チョン。
オレが少しだけそう嫌わなかったなら、父さんを助けることができただろうにと、チュンジェ。
違うわと、シム・チョン。
オレが少しだけ・・・と、チュンジェ。
違うわ、あんたの誤りじゃないわ、あんたのせいじゃないわと、シム・チョン。
最後の電話、受けなければならなかったのに、受けて、大丈夫だって、オレはすべて許したって、オレも父さんを愛してるって、言わなきゃならなかったのに・・・あ~・・・その言葉が言えなかった・・・
オレがとても憎むだけだって・・・
その言葉が言えなかった、一日だけ、いや、1時間だけ、1分だけでも時間があれば、父さんに言いたいんだけど、もうできない、もうすることはできないと、チュンジェ。
とある言葉は、話さなくてもすべて知ることができるじゃない、すべてご存知だったはずよと、シム・チョン。
霊安室前にカン・ソヒたちがやってくる。
あなた、あなたがどうしてここにいるの?と、悲劇の妻を演じるソヒ。
そして、気絶までしてみせる。
一人で見るのが惜しいと、呆れるホン刑事。
腐らせるには惜しい才能なんだけど、俳優をなさればと、ナムドゥ。
お前の父さん、どうして急にこうなられたの?と、ユラン。
まだ検死中で、明日朝ぐらいに結果が出てみればわかるよと、チュンジェ。
酒もタバコも減らさず言うことを聞かなかった、歳を取れば近い記憶から消えて昔の記憶だけ残ると言うけど、私がすでにそうね、昔のことが昨日のように感じられて、あんたのお父さんはそうでないようではあるけれどと、ユラン。
父さんにお会いになったの?と、チュンジェ。
一ヶ月ほど前、偶然に会ったの病院で、だけど私を知らないふりしたわ、目が合ったのにそのまま行ったのよ、本当にすべて忘れた人の眼差しだったわ、本当に残酷な人よ、あんたのお父さんがと、ユラン。
イルジュンの最後のメッセージを思い出し・・・父さん角膜損傷がひどくて、目がほとんど見えなかったんだ・・・見えないふりをしたんじゃなくて、見ることができなかったんだよと、チュンジェ。
涙するユラン。
早速病室から弁護士と電話をして、相続移転作業を早めてくれと話すソヒ。
母さんでしょ?私には話さないと、わかれば私が手助けするでしょうと、チヒョン。
そうよ、だけど、万が一でも、あんたは何も知らないのよと、ソヒ。
ナムドゥに声をかけるチヒョン。
ナム部長が朝鮮時代の夢を見ている。
ヤン氏の部下として腕利きの新入りパク・ム(ナムドゥの前世)が入る。
ヤン氏は自分の息子(チヒョンの前世)付きにする。
ナムドゥを別の場所に誘うチヒョン。
チュンジェがこの頃おかしな仕事をしているというので調査をちょっとしたのです、そうしてチョ・ナムドさんについて
知ることになったのですが、チュンジェとちょっと違いました・・・
チュンジェは隠された不正な金や申告できない金を中心に詐欺を働いたのけれど、チョ・ナムドさんは分けられなかったです、一言で雑犯?と、チヒョン。
そうだけど?、ナムドゥ。
明日にでも、でなければ今日にでもお前を監房に入れることができるという話だ、お前どうする?オレの話聞くか、でなければ腐るか?と、チヒョン。
どうしてタメ口なんですか?優しく接してくださいよ~、私は常に金の多い人の味方ですと、相続するチヒョンの味方につく十分な理由があると話すナムドゥ。
チュンジェを片付けると、チヒョン。
実は自分がとても手に入れたい特別なものがあるんですが、チュンジェがいなくなれば、私もそれが簡単にと、ナムドゥ。
こうして手を組むことになる二人。
検死結果が急性腎不全による突然死だと発表される。
青酸カリのような猛毒の場合そういうこともあるけど、トリカブトのように自然から採取した毒劇物の場合、症状が違うと知っています、表面上は腎不全と似ているのです・・・解剖検査します、それで本当の死因も明らかにして、角膜損傷の原因も明らかにしますと、チュンジェ。
あんたのお父さんを二度殺すって?と、再び演技するソヒ。
どうして?何かバレたくないことがあるのですか?と、チュンジェ。
一体何を探そうと解剖をしようと言うの?と、ソヒ。
あんたが父さんを殺したという証拠と、チュンジェ。
お金のためにそうなの?お金のためならすべてあげるわと、ソヒの演技は続く。
本人も騙すほど完ぺきな演技で、多くの人々を惹きつけ父さんの目も隠してきたのか知れないけど、これ以上通じません・・・
私がホ・イルジュンの唯一の実子です、その家で発見されたトリカブト、そして、カン・ソヒの持ち物から発見された微細針と多量の抗コリン製剤、すべて、他殺の疑いを持つほどの証拠です、解剖検査を要求しますと、チュンジェ。
この家の長子は私です、父に認められた唯一の息子でもあり・・・弟は10年前家を出て行き、父と縁を切って生きてきて、つい先日遺産問題で激昂して、父と不和がひどくなりました・・・私と母は解剖検査を望みません、父もそう考えられるはずでと、チヒョン。
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