病院からの帰り。
雪が降る。
向かいからやってくるテオ。
あんたが送りたがっているようでと言いつつ断るシア。
けれど、傘をかざしてついていくテオ。
満足げなシア。
雪を撮ろうとスマホを出すテオ。
いつも自分を隠し撮りをしているので、スマホを奪い自撮りするシア。
その際に画像をチェックして、自分ではなくシム・チョンを撮っていたことを知る。
シム・チョンを好きだったのに、自分に告白したことへの怒りもあり、さっさと行ってしまう。
ついてこないでって!と、シア。
すると、変質者だった。
変質者をボコボコにするテオ。
驚いて涙するシア。
ゴメン、姐さん・・・と言いキスをするテオ。
銃槍がすっかりきれいになるなど、脅威の回復を見せるシムチョン。
けれど逆にそのことが医療陣で噂になり、アメリカの学会A.H.Aにレポートしたり、記者に連絡したりという話まで出ている。
危機を感じたチュンジェは、IDカードをすったあと医師に扮して、シムチョンのデータを削除する。
そして、ベッドの上にお金をおいて、シムチョンを連れ帰る。
おい、上の部屋!と、チュンジェ。
どうしたの?と、シム・チョン。
いや、考えてみると、母さんが家にお入りになれば、この部屋を使うようにしなければならないようなんだ、そうしたらオレの部屋がないじゃないか、オレが家の主なのに、だから、お前とオレと、上の部屋を一緒に使えば良いようだ・・・
あ~、それで、さらに考えてみると、母さんが家に入ってくる時まで、敢えて待つ必要があるのかと思って、そうだろ?オレが上がろうか?と、チュンジェ。
いいえと、シムチョン。
そうだ、そうしなければ!オレが上がらなければ!と言い、はしごを登るチュンジェ。
扉を締めるシム・チョン。
いや、いつでも、え!オレが降りてこなくていいと言っても、頑として降りてきてオレのそばにいたのに!変わったよ、この子が!と、チュンジェ。
音楽を大音量にするシム・チョン。
心身ともにつらそうだ。
ユランの荷物運びを手伝うチンジュ。
家に入れてもらおうとしてわざわざ来たのに、あっさりと帰されてしまう。
けれど、そんなことではへこたれず、夫がユランが置いていった靴を見つけたため、それを口実に相続者の家に再訪する。
今度は夫も一緒だ。
捨てようとしてたものなんだけどと、ユラン。
トイレが近いと行って上がり込むチンジュ。
息子さんに挨拶をすると言っていると、屋上から3人が降りてくる。
クベク・パパ?ジェイ・キム?と、チンジュ。
お二人、私とちょっと話をと言い、夫婦を連れて行くシム・チョン。
部屋に入ったかと思ったらすぐに出てくる。
シム・チョンが二人の記憶を消したのだ。
こうして初対面の挨拶を交わすことに。
けれど、チンジュはどこかで会ったことがあるようだと、行ったこともないドバイという地名を出す。
何故かドバイという3文字が浮かぶチンジュだった。
チョン、よく考えてみて、チョンはマーメイドショーをするクラスじゃない、記憶を消した!わ~!この前オレのも消したじゃないか!え!それでチュンジェもスペインへ行ってそうしたのであって!と、ナムドゥ。
とにかくどこかへ行って話してみろ!と、チュンジェ。
チョン、オレたち事業しよう!記憶を消す技術、これを開発さえうまくやれば、ビル・ゲイツをそのままそぎ取るんだ!と、ナムドゥ。
結構よ!私、大金持ち、そんなことはしないわ、わけもなく大忙しで、忙しければホ・ジュンジェに会う時間がなくて駄目よと、シム・チョン。
そうだろ!と、チュンジェ。
チョン、オレ心から話すんだけど、チュンジェと別れればオレに来ないといけないぞ、番号札抜いたのオレだぞ!あ~、オレはチョンをとてもとても好きだ、どうしてこうも持つものが多いんだ!と、ナムドゥ。
シム・チョンをハグしようとするナムドゥを阻止するチュンジェ。
胸の痛みを覚えるシム・チョン。
おまえどうしたんだ?チョン!と、ナムドゥ。
どこか痛いのか?と、チュンジェ。
病院から早く出過ぎたんじゃないのか?と、ナムドゥ。
心臓が痛いのか?と、チュンジェ。
みんなどこ行ったの?と、シム・チョン。
オレが出したんだと、チュンジェ。
どうして?と、シム・チョン。
お前と二人だけでご飯を食べたくて・・・お前、コンディションが良くないから、どこかへ行かず、ここでオレたちだけでパーティーをしよう、着替えてこいよと、チュンジェ。
ドレスアップするシム・チョン。
私たち、お酒一杯飲む?とシム・チョン。
いや、酒を飲めば、お前にずっと行かないでくれと言いそうで・・・他の方法があれば話してくれ、どうか、あると言ってくれ・・・お前、手術してから、ご飯もほとんど食べられず眠れないで、痛いのにずっと我慢するばかりで・・・
オレがどうすべきだ?このように続けて死んでいく、お前を、見るだけでいなければならないのか?・・・(タムニョンの腕輪をシム・チョンにはめ)・・・海に戻れば、良くなるのか?元気になるのか?と、チュンジェ。
一つだけ約束して、行くにしろ、オレの記憶を消さないってと、チュンジェ。
どうして?と、シム・チョン。
お前もそうしたじゃないか、覚えていられずに愛することができないのより、辛くても愛があるのが良いって、お前と追憶することがあるから、送ることができるんだ、オレと、チュンジェ。
それじゃああんたが、とても可哀想じゃない、私は生涯帰ってこれないこともあるわ・・・そうすれば私が死んだのか生きているのかも分からなくて、ずっと待たなければならないじゃないと、シム・チョン。
もしお前が一生帰って来られなければ、オレが生まれ変わるよ、お前もそうして・・・オレが話したじゃないか、オレの愛は、オレの時間より長いってと、チュンジェ。
あんたが楽になればいいわと、シム・チョン。
お互いを覚えていれば、帰り道は失わないはずさ、そうして、再び会うはずさ・・・いいよ、じゃあお前が選択して、消そうが残そうが、お前が選択しろってと、チュンジェ。
選択したわと、シム・チョン。
そして、チュンジェに口づけする。
青い海の伝説 最終回(第20話)あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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