ヒョンビン&ソン・イェジン主演SBS金土ドラマ
愛の不時着(サランエ プルシチャク:사랑의 불시착)
最終回(第16話)視聴感想(あらすじ含む)です。
愛の不時着 作品データ
- 韓国tvNで2019年12月13日から放送開始の週末ドラマ
- 脚本:パク・ジウン(박지은) 『青い海の伝説』『プロデューサー』『星から来たあなた』
- 演出:イ・ジョンヒョ(이정효) 『ロマンスは別冊付録』『ライフ・オン・マーズ』
- あらすじ:ある日、突風とともにパラグライディング事故で北朝鮮に不時着した財閥相続女ユン・セリと、彼女を隠し守り愛するようになる特級将校リ・ジョンヒョクの絶対極秘ラブストーリーを描いたドラマ。
愛の不時着 最終回(第16話)視聴感想(あらすじ含む)
まずは視聴率。
すでに雑感で記したように自己最高視聴率を更新して有終の美を飾りました。
ケーブル系の視聴率としては歴代2位。
ヒョンビンとソン・イェジンは期待とは裏腹に昨今のドラマで数字を取れていなかっただけに、代表作の一つと出会えて感無量と言ったところでしょう。
やはり、良い脚本があってこそ演技は引き立つのですね~。
愛の不時着 最終回(第16話)あらすじのおさらい
救急車で運ばれるク・スンジュン。
危篤状態のユン・セリのもとに駆けつけるリ・ジョンヒョク。
セリの心臓が止まる。
後にちゃんとした姿になって訪ねると言っていたスンジュン。
あなたがそう言ってくれたことが嬉しかったってと、ソ・ダン。
呼吸器を外し・・・あの時、何が好きだったの?ラーメン?とある男?違うなら、僕?と、スンジュン。
あんた、あんただった、ク・スンジュンあんただったってと、タン。
そうだと思ったと、スンジュン。
タンに握られていた腕が落ちる。
何かどうか、してください・・・起きて・・・と、タン。
電気ショックにより心拍を回復するセリ。
また悪くなることもある、目覚めてひょっとして探すこともと、ハン・ジョンヨン。
ユン・ジュンピョンもまた、国情院の課長にチョンヒョクを留めてほしいと懇願する
チョ・チス、キム・ジュモク、クム・ウンドン、パク・グァンボム、チョン・マンボクが一緒に食事している。
国情院の計略が継続中でスカウトされたと、チス。
けれど、越えることを決断すれば手助けするとの声は、皆が聞いていた。
皆からそのように聞かされると、自分ひとり残ると寂しいからそうしたようだと、チス。
呆れる4人。
軍事部長がチョンヒョクの父リ・チュンニョンを訪ねている。
捕虜を交換すればいいのではというリ・チュンニョンに対し、6人は調査中で、こちらにいる8人は刑の執行中なので基準が違うと、軍事部長。
非公式召喚を希望していると、北の意向をブリーフィングしている国情院課長。
自分には自分なりの計画があるが、軍事部長の計画は?と、リ・チュンニョン。
チョ・チョルガンとのつながりを示す書類を見せる。
つながりを否定する軍事部長。
自分の息子も女のために祖国を裏切るなんてないと、イーブンに持ってくるリ・チュンニョン。
互いのことを秘密裏にする代わりに、全ては軍事部が仕切ると、軍事部長。
セリは立ち上がるまでに回復していた。
ホン・チーム長たちが見舞いに来たが急ぎの話があってと、席を外させるハン・ジョンヨン。
たった今、召喚の連絡が来たと告げる。
いつ行くの?と、セリ。
いまと、ハン・ジョンヨン。
よかったわ、だけど、最後まで嘘はつかなかったのね、あの人、調査結果がうまく行ったから帰られるんじゃないと、セリ。
行く?連れてってあげようか?と、ハン・ジョンヨン。
最後の挨拶、あまりに何度もして、もう話す言葉が残ってないわ・・・それにこんな姿を見せたところで、彼の帰る道がより大変になるし、私が悪かったことは知らせたくないわと、セリ。
チョンヒョクがずっとそばにいてくれたことを話すハン・ジョンヨン。
ト・ヘジでさえ、チョンヒョクの姿を見て、義姉の自分ももっといなければいけないようだと言ってたほど、チョンヒョクはずっとセリのそばにいた。
意識が回復するまでの間も寝食もせずにいたと、ハン・ジョンヨン。
チョンヒョクはセリの意識が回復するのを確認し、目線に入らないように隠れていた。
その話を聞いたセリは・・・行くわ、連れて行って、連れて行ってください、すごく会いたいですと、涙を流す。
南北出入事務所のゲートを潜るバス。
国境を越えれば開城(ケソン:개성)で工業地区まではわずか5kmだ。
黄色い禁断線(軍事分界線)が見える。
北側からは兵とともに交換の8人がやってくる。
チョンヒョクが線をまたいだ瞬間、ハン・ジョンヨンが運転する車からセリが降りてくる。
手錠をはめられるチョンヒョク。
だめよ、それをどうして?どうしてそれを?リ・ジョンヒョクさん!と言い、走り出すセリ。
走らないで、走るなって!と、チョンヒョク。
そのように行ってしまったら私はどうするの?と、セリ。
再びラインを越え、セリのもとに駆け寄るチョンヒョク。
緊張が走り互いに銃を向け合う。
チョンヒョクはセリを受け止める。
まだ体も回復していないのに、走ってきて倒れたらどうするの?どうして自分の体を大切にすることを知らないのかと、チョンヒョク。
あの人たちがどうして手錠をかけるの?引っ張っていくの?ダメよ、私、送れない、送れないわ、行かないで、そのまま行かないのはダメ?と、セリ。
心配しないで、まだ僕をわからない?なんにもないはずだよと、チョンヒョク。
だけどどうして人を引っ張っていくのかって、言って何かあったらどうするの?私のせいでと、セリ。
何も起きないけど、万が一なにか起きたとしても、それはあなたのせいじゃないよ、僕はなんの後悔もなく、あなたが私の人生に贈り物のように来てくれて、ありがたいだけだよと、チョンヒョク。
私も、私もありがとう、リ・ジョンヒョクさんと、セリ。
この前あなたにひどいこと言って、僕も辛かった、本当にごめん、気にしないでと、チョンヒョク。
いいえ、それはなんでもなかったわ、一つも気にしないで・・・けど、もう私達会えないの?生涯?どうしよう?私、リ・ジョンヒョクさんにすごく会いたかったらどうしよう?と、セリ。
切に待って祈れば、会いたい人に会えるかと尋ねなかった? 会えるよ・・・愛してると、チョンヒョク。
愛してる、愛してると、セリ。
連れて行かれるチョンヒョク。
5人もそれぞれにセリに別れの挨拶をする。
みんな気をつけて、傷つかず・・・と、セリ。
連絡を受け制服で出かけようとするリ・チュンニョン。
服毒の用意をし、息子を必ず連れてきてと、チョンヒョクの母キム・ユニ。
チョンヒョクがあなたにだけ息子なのか?と、リ・チュンニョン。
チョンヒョクに万が一のことがあってもあなたに万が一のことがあっても、すぐについていくので、私が一人になるかと心配して弱気にならないでと、キム・ユニ。
平壌に行くはずのチョンヒョクたちは途中の山中で降ろされる。
そこに現れる、軍事部長。
死んだとしても裁判を受けて死ぬし、5人は大会に参加して遅くなっただけで自分とは違うと、チョンヒョク。
6人を銃殺しろと合図を出す軍事部長。
互いをかばおうとする6人。
銃声が鳴り彼らを撃とうとした兵が倒れる。
リ・チュンニョンが助けに来たのだ。
裁判を受けなければ悔しい人ができる、けれど息子を殺そうとした現場を見たので話が違うと、軍事部長を射殺する。
心配駆けて申し訳ありませんと、チョンヒョク。
死なずに戻ったのでいい・・・ユン・セリは無事なのか?と、リ・チュンニョン。
はい・・・と言い、涙するチョンヒョク。
息子との再会を喜ぶキム・ユニ。
家族との再会を喜ぶマンボク。
伏せていたタンだったが、復讐すると言い始める。
自分たちの専門分野だと、母コ・ミョンウン&叔父コ・ミョンソク。
まずはチョン社長を捕まえる。
中国のチンピラは生きて帰れないことになりそうだ。
そして、セリの次兄ユン・セヒョンも復讐のターゲットに。
セヒョンはコ・サンアに罪をなすりつけようとしていた。
相手の同意のない録音は証拠にならない、スンジュンが死んだのも北だし他の証拠もないと、サンア。
二人が家に帰ると、ユン・ジュンピョンとセリが待ち構えていた。
自分は告訴されるようだと、セリ。
不告知罪なので執行猶予に罰金で済む、お前たちの心配でもしろ、執行猶予ですまないからと、ユン・ジュンピョン。
オ課長がすでに国情院に捕まっており、セヒョン夫婦は殺人教唆に拉致教唆などで懲役10年以下になりそうだ。
罪状が多いため警察と共同で捜査することになると国情院課長。
一連の動きはチョン社長がセリに情報提供したためだ。
もちろん、タンの復讐の賜物だった。
事業家として息子との縁を切るユン・ジュンピョン。
誰もいない家に帰るセリ。
チョンヒョクのメモや用意してくれたものを見て涙する。
まだ寝てないの?とのチョンヒョクからのメールに驚くセリ。
チョンヒョクが予約機能を使って送信予約をしていたのだ。
最も言いたい言葉はあなたの本棚に残して・・・。
以前セリがやったのと同じように、本のタイトルを左から読むと、「ユン・セリ愛してる」とあった。
あなたが以前本棚に残したメッセージの返答というか・・・と、チョンヒョク。
何よ、小学生なの?何でも全てまねしてと、セリ。
空腹で出て行かずにリンゴひとくちでも食べて・・・。
運転中は前だけ見ずに時々横も見て・・・。
食事は決まった時間に、一人で食べずに、他の人と楽しく・・・。
12:30から30分のあいだ散歩はどう?ボクもその時間に必ず散歩する・・・。
歩くからいいわね、リ・ジョンヒョクさんと、セリ。
歩くからいいな、ユン・セリ。
すっかりソウルの人になっているチス。
チュモクも温水が出るのを待っていて自分に驚いたと言っている。
グァンボムも電気が入らないのに驚き、ウンドンはネットが使えないことが新たな地獄を開いたようだとも。
コ・ミョンウンはタンの部屋を引き払うためにケソンにやってきていた。
ヨンエの家で皆と話すことに。
ヨーロッパで買ってきたセリス・チョイスの化粧品を渡すコ・ミョンウン。
それぞれの名前の漢字と顔が入っている。
短かった縁を忘れずにこのようなものを作るのを見るに、道徳のない同志ではないようだと、コ・ミョンウン。
このリミッテッドラインの名前は「懐かしさ」とも。
セリの思いに感動する4人。
部屋に残されたジャケットを見て、桜エンディング(ポッコエンディン:벚꽃엔딩)を歌っていたスンジュンを思い出し涙するタン。
その後、キスした橋へ行き泣き崩れる。
タンは縁がなかったようだと、キム・ユニに頭を下げるコ・ミョンウン。
自分の命よりタンが好きな男がいたことも話す。
タンもまた、訪ねられる前にチョンヒョクを訪ねる。
主人のいない家に来たことがある、来たかったと話すタン。
スンジュンに助けてもらったが連絡が取れないと、チョンヒョク。
二度と戻れない遠くへ行ったと、タン。
どうして?と、チョンヒョク。
さあ、私もどうしてなのかその理由はわかりません、生きていて起きる数多くのことのうち、理由がわかることがどれだけになるでしょう?スイスに会いに行ったときも、理由がわかりませんでした、私はあなたに会いに行ったのに、あなたはずっと風景写真だけ撮っていた理由をと、タン。
この前来たときに理由がわかったようだとも。
チョンヒョクの古いカメラ(総額130万円以上のライカ!)を修理して持ってきていた。
スイスでこのカメラがどれだけ姿も見たくなかったか、ぱっと見てわかりました、それで捨ててしまおうと持っていきました、10年間あなたの婚約者として生きてきたのに、この程度の資格はありませんか?と、タン。
そして見たと言われ、何を?と、チョンヒョク。
スイスであなたが私を見なかった理由・・・すべてのことは、こうなるようだったようですと、タン。
カメラにはスイスの風景と、セリが写っていた。
チョンヒョクからのメッセージ。
今日は節気上の芒種だよ、種をまく日だよ。
なに?芒種?いやなに、前世で農夫だったの?と、セリ。
そういう意味で植木鉢が一つ配達されるよと、チョンヒョク。
チョンヒョクの指示通り水をやったり日光を調整したりするセリ。
最後に植物栽培の方法の中で一番重要なのは、あなたが一番よく知っているでしょ、一日にきれいな言葉10個と、チョンヒョク。
大変だわ・・・完売女、ストップ高、ストックオプション、売出し神話、優秀ブランド、高収益、コスダック上場、業界1位、リミテッド・エディション・・・リ・ジョンヒョク!
植木鉢からは芽が出て、チョンヒョクの家にはトマトがなる。
その後もチョンヒョクの指示に従うセリ。
そのため、セリがおかしくなったと思うホン・チーム長。
季節が変わっても続くチョンヒョクからのメッセージ。
末伏(マルボク:말복)なのでスタッフにチキンをおごるセリ。
こうして一緒に季節を過ごしているかのような二人。
夜の12時だからあなたの誕生日だね、誕生日おめでとう・・・(ありがとう)・・・これが最後のメールになるようだよ、予約が1年しかできなくて、ボクももう発たなければならない時間になって・・・(ほんとに?)・・・
花が咲いたのかわからないな・・・(咲いたわ)・・・エーデルワイスだよ・・・(わかってるわ)・・・僕たち、この花が咲く国で会おう、いつだと約束することはできない、ボクはボクなりに、あなたはあなたなりに、努力してみれば、運命がそこに連れて行ってくれるんじゃないかな・・・。
5中隊との会食に力を入れる女性陣。
チョンヒョクは除隊し国立ピアノ楽団でピアノ演奏者をすることとなり、チスが新しい中隊長になることに。
ショックを受けるヨンエたち。
長兄ユン・セジュンは専門経営者を招聘していた。
兄さんが生まれてしたことで一番よくしたことねと、セリ。
仕事は専門経営者がやっても、自分は自分なりにやることが多いと、セジュン。
セリは兄をうまく乗せて、スイスの大学と提携する芸術天才支援事業をやらせることに。
1年後、スイスにチョンヒョクの姿はなかった。
1年に1度スイスで公演をすると記事を出してチョンヒョクに信号を送っていたのだけれど。
だけどお母さん、彼は私がどこにいてもうまく探したのよ、いつか探すはずだわと、セリ。
そうね、母さんは応援するわと、ハン・ジョンヨン。
エーデルワイスの花言葉は「大切な追憶」というのに、どうしようリ・ジョンヒョクさん、私はあなたを追憶に置いておくことはできないわ・・・だから、長く会えなければ次に、それでも会えなければ次に、あなたが私を探し出すまで、待って、祈るわ・・・
私はそうしようとしたわ、みんなに人生は一度だけど、私は、私の人生は、愛する人に一度会い、その人を贈り、また会う日を待ち、生きていくことに、私はそうすることにしたから、あなたも同じなら、私に会いに来てと、セリ。
パラグライダーで滑空するセリ。
若干着地に失敗してパラグライダーの中にすっぽり入ってしまう。
人も着地が重要なのに・・・と、セリ。
まあそれほどダメな着地ではなかったようだけどと、朝鮮訛りの男性の声。
着地はしたんだけど、まったく・・・と、セリ。
今回は来なければならないところにちゃんと落ちたようだ、ああ、落ちたんじゃなくて降臨と言ったかな?と、チョンヒョク。
目の前にチョンヒョクがいてフリーズしてしまうセリ。
会いたかったと、チョンヒョク。
チョンヒョクの胸に飛び込むセリ。
こうだと思ったわ、リ・ジョンヒョクさんなら、あなたなら、私を探せると思ってたわ、だけど、だけど、どうやってここまで、すごく大変だったはずだけど、すごく危なかったはずだけど、どうやって、ここまで来たの?と、セリ。
汽車に乗り間違えて、間違った汽車が連れてきた、毎朝毎晩、逢いかったここに、ボクの目的地へと、チョンヒョク。
キスをする二人。
エピローグ
3年前に大変な思いをしたムーダンは、いまでは電話相談だけを受けている。
そのときに子供童子神もそのときに逃げたのだが、今度は処女鬼神が付いたので、恋愛・結婚・離婚・再婚などにすごいと自画自賛。
コ・ミョンウンは早速タンのことを占ってもらう。
生涯男は一人だけど3年前に過ぎ去った、だから今後はいない、その変わりものすごい成功をする、海外にもよく行き、これほどの成功なら10人の男も羨ましくはないと、ムーダン。
なにか方法はないかと、コ・ミョンウン。
方法は資金から出ると、ムーダン。
成就するのに必要な期間ごとに料金設定があるようだ。
チェロを背負ったタンが部屋から出てくる。
母さんはトレンディに生きろって言わなかった?全世界的に非婚や未婚がトレンドよ、私は来週のロシア公演のために忙しいの、練習に行くわと、タン。
娘のかっこよさに惚れ惚れしたあと、一ヶ月の御札を頼もうとするコ・ミョンウン。
タンのためではなく、自分用だった。
マンボクと妻ヒョン・ミョンスンは平壌へ引っ越すことに。
チョンヒョクのおかげだとミョンスン。
日の当たる場所で仕事をすることになったマンボクは、自然の音を録音していた。
楽しそうなマンボク。
チスたちは、シャンプーなどを買いに行く。
けれど、探索かと思われたため、店主からそんなものはないと言われる。
事情を説明すると、セリス・チョイスの商品が出てくる。
売上が良いと聞き、喜ぶ4人。
姉さんに会いたいと、ウンドン。
中隊長は出発したかなと、クァンボム。
セリは2週間の休暇を取る。
その間は連絡禁止だそうだ。
外国人の恋人ができたと思っているスタッフ。
英語の報道資料を出すことになりそうだと、ホン・チーム長。
毎年セリが支援している学生の公演前。
責任者と話しているセリ。
今年も北からくる芸術家がいるようだ。
1年で最も幸せな2週間を過ごすと、セリ。
公演が始まる。
少し遅れてやってきたチョンヒョク。
セリの隣に座る。
たった今始まったわと、セリ。
わかってるよと、チョンヒョク。
手を握り合う二人。
湖の見えるコテージで過ごす二人。
愛の不時着 おしまい
文責:韓国ドラマあらすじ団
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