『それで、あんた、誰の歌を聞いて感情の制御がダメなの?』と、ソンイ。
フィソンのダメなのかい?(アンドェナヨ;되나요)を歌うフィギョン(回想)
許浚(ホ・ジュン)にアンドェナヨ 星から来たあなた11話もツボにはまりまくりでした! を参照
『悪い小娘、ちょっと受けてよって』と、ソンイ。『オレが言いたい』と、フィギョン。
『むしろ、その時わたしが受けてたら、あんた、わたしとちょっと付き合って、わたしという子の実体を知ってうんざりして、誰でもあんたを好きという人に出会って行ってしまえたのに・・・ところであんた、さっき、どうしてわかったの?あの人が、あんたに連絡した?』と、ソンイ。
『ああ』と、フィギョン。『一人送るのはさらに嫌いだったようだね』と、ソンイ。『おい、それは・・・一種の配慮だ。おまえがオレにするような。なんの意味もないんだよ・・・。何がそんなに好きなんだ?オレは15年してもダメなのに、あいつはどうしていいんだよ?どのくらい会ってたって・・・』と、フィギョン。
チャン弁護士との会話
ミンジュンのいる池にチャン弁護士がやってくる。『いらしたのですか?わたしは来てくれと電話をさし上げたのではないんですが』と、ミンジュン。『何をおっしゃってるのですか?わたしはただ一人で夜釣中です。いや、来なさいという言葉ではなくて。これが来なさいという言葉って、何ですか。ハハハ』と、チャン弁護士。
『いらしてくれて、良いことではあります』と、ミンジュン。『いやそうでなくても、妻の小言がそろそろ始動しはじめて、疲れてきたころだったので、よかったですよ、まあ。いや若い時はそうでなかったのに、老いながらますます小言が激しくなります』と、チャン弁護士。
『チャン弁護士。一緒に老いるというのは、どんな感じですか?一緒に老いていきたいです』と、ミンジュン。
ソンイは眠れない夜を過ごしている。
『なんだか、顔色が良くないです。今日はやめて起ち(帰り)ましょう』と、チャン弁護士。『はい。寒いですね』と、ミンジュン。『いや、この頃こうも寒い寒いと?そうでない方なので不安で死にそうです』と、チャン弁護士。
『すごく以前に、死ぬところだったわたしを生かしてくれたある方がいらっしゃいました。その方がこうおっしゃいました』と、ミンジュン。
朝鮮時代の回想
『ソンビ(儒者)はいつか、生きていたところに戻る事ができるのですか?』と、許浚(ホ・ジュン:허준)。『宇宙の順理(従うべき道理)に任せます。それに、待っていれば、必ず道は開けます。今は他に方法がないので、待たねばならないでしょう』と、ミンジュン。
『過ぎし数ヶ月、ソンビを治療しながら、多くのことを目撃して何度も驚きました。そして、偏狭だったわたしを脱して、すこしだけ広く見たりもしました。けれど、一つだけ心配になったことがあります。
人体は陰陽五行と通じます。何一つ、天地と相応することができなければ、生命が維持されることはありません。宇宙の根源はやはり生命の根源と同じです。
通則不痛 不通則痛、通じれば痛くなく、通じなければ痛くなります。けれども、天地の気運が通じない生命の土台で、ソンビがいつまで生きることができるのか?いつかは気がすべて衰える日がくるはずなのですが、ぜひその気が衰える前に、必ず故郷へ帰られるのを願うだけです』と、ホ・ジュン。
現代
『おそらく、その方のおっしゃった限界値がもうやって来たのではないか?思っています』と、ミンジュン。『それでは、ここに留まりたいと思っても、留まることができないということですか?』と、チャン弁護士。『順理に逆らって留まったなら、さほどもせず、死ぬことになるでしょう』と、ミンジュン。
星から来たあなた 第11話5/6に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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