『大丈夫なのですか?』と、問うチェギョン。麻痺の状況もなく運動神経も問題なく、数日で日常復帰ができるだろうと、医師。『わたしがなんと言った?何事もないといっただろ?このなんでもないようなのをちょっと見てみろ、ハハハハ』と、上機嫌のイ会長。
『おまえ、大丈夫か?』と、チェギョン。『ちょっとくらくらするけど、あ、それはそうと博士、わたしの髪を剃らずに、頭蓋・・・』と、フィギョン。『頭蓋穿孔術だよ』と、医師。『あ、はい、とにかくそれできれいに手術してくれてありがとうございます』と、フィギョン。チェギョン以外の皆で笑い合う。
『けれど、この子が、事故にあったその日の記憶がダメだって?』と、母。『ああ、オレがソンイの撮影現場に食事を届けようと予約したのは思い出したんだけど、けれど、事故にあったその日は思い出せないんだ』と、フィギョン。
『そうか?』と、安堵しているかのように見えるチェギョン。そんなこともあるという医師。『あ~、その日だけ思い出せなくても、なんの関係もない。そんなこともある』と、笑うイ会長。
『あ、ところで兄さん、オレのソンイはもう大丈夫だから退院したんだろ?』と、フィギョン。『まったく、この渦中にあの女が心配なの?あなたの体でも心配しなさい!』と、母。
『母さん!オレのソンイにあの女なんて言わないでくれよ!』と、フィギョン。息を吹き返して口を開けたからもう憎たらしい言葉だけ言うわねと、口をつねろうとする母。ソンイに電話するといい、スマホを探すフィギョン。不気味なチェギョン。
捜査への圧力
チェギョンの取り調べの際の動画を見るパク刑事とユ検事。『表情に変化が無いです』と、パク刑事。『心のなかを知り得ない顔です』と、ユ検事。
ハン・ユラはそう思っていたかもしれないが、恋愛関係ではなかったと言うチェギョン。仕事の関係で何度か会って、食事も何度かしたけれど、すでにご存知だと思うが、離婚して以来、一人の女声と継続して付き合ってはいないと、チェギョン。
前妻のことを問われ、別れた仲だ、イギリスに行っていると聞いたが、と答えるチェギョン。事件となんの関係があるのかと問うチェギョン。
パク刑事は、調べたところ、ハン・ユラさんが前妻に会っていたようですと言う。そうですか?それなら前妻が国内にいるという話ですか?それともハン・ユラさんがイギリスに行ったという話ですか?と、チェギョン。
目つきを見ると、本当に気になっているようでウソをついているようには見えないと、パク刑事。なにか知っていそうだから一旦前妻を見つけようとユ検事。精神病院のようだが探しても見つからないと、パク刑事。カンナムに家を持っているが人気もないと。
次長検事に呼ばれるユ検事。この次長はイ会長のラインなのだろう。公判を終わらせるようにとユ検事に圧力をかける。すべてを持っているS&Cの後継者が飲んなことをするはずがないから、ハン・ユラの自殺ということで集結しろという。拳を握りしめるユ検事。
イ会長とチェギョン。検察に呼ばれたのかと問うイ会長に、ありのままを話したが何もなかったと答えるチェギョン。
『おまえが、失敗のようなことをする子ではないな。ハハ。忘れるな。おまえの兄が急にそのようになってしまって、今やわたしの希望はおまえだ。一寸の失敗もなく、一寸の傷もなく。おまえはわたしの後継者じゃないか!』と、イ会長。
星から来たあなた 第16話3/6に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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