『なによ?来るときはそうしてきておいて。どうして帰れないの?外に母さんとユンジェがいるのにどうしようと?』と、ソンイ。『ちょっと待って』と、もう一度試みるが全くダメなミンジュン。
『どうしたんだろ?酒に酔ったからなのか?』と、ミンジュン。結局ベランダをつたって帰ることに。『なによ?超能力・外界人、全部ウソなんじゃない?』と、ソンイ。『話させるな!』と、ミンジュン。
『まさか、そのキスを一度したって、超能力がダメなの? 』と、ソンイ。『違うんだが!』と、ミンジュン。『あ~、どんな超能力もうまくいくいかないと言って、キスをしてみれば横になって、地球人より秀でたところもないわね!チッ!』と言い、部屋に戻るソンイ。
『あの女がホント!』と、ミンジュン。グラっと来て落ちそうになる。
怪しい受賞
『フッ、超能力が何なの・・・』と、ブツブツいって部屋に戻るとユンジェがいた。『はっ、びっくりした!』と、ソンイ。『誰と話してたんだ?』と、ユンジェ。『誰と話しをすんのよ?何言ってるのよ?』と、ソンイ。
『それなら、独り言をそんなに言ってったって?怪しいんだけど』と、ベランダの方に行こうとするユンジェ。『怪しさは去年、演技大賞を受賞して、(手でユンジェを止め)出てってくれる、ちょっと?』と言うソンイ。
※怪しい(スサンハダ;수상하다)の語感と受賞(スサン:수상)の音が同じなので掛けている。ちなみに、家政婦のミタ韓国版の名称は、怪しい家政婦(スサンハン カジョンブ:수상한 가정부)
『あ~、クソ』と、ユンジェ。『あ、そう、ユンジェ。あんたパパに電話してみた?姉さんがこの前、電話番号上げたじゃない』と、ソンイ。『言ったじゃないか。姉さんにとっては父親で、オレは思い出さないんだって。今になってぎこちなく何を』と、ユンジェ。
『ちょっと、ぎこちなくても、パパがパパじゃなくていいの?どんなに変わっても、お隣りのおじさんはお隣りおじさんで、いくらぎこちなくてもうちのパパはうちのパパなのよ。自分が何の天からポトッと落ちてきたと思って?ちょっと、あんたが何の外界人なの?』と、ソンイ。
父が働く様子を垣間見るユンジェ。内心会いたいようだ。
強制捜査
ハヌル精神病院に到着するユ検事とパク刑事。パク刑事は捜査権もないのに独断で令状を取ってやって来ているユ検事に、後が心配だと言っている。
ユ検事は自分の首をかけてやっているし、わたしが公判部に発令が出たことを多分あちら側でも知っているから安心しているんじゃないですか?このような時押しかけてこそ証拠を捉えられますと、ユ検事。
要するに、チェギョンに関する事件を捜査できないように閑職に左遷されていることをチェギョン側も知っているので、油断しているはずだと言っているのだ。
捜査令状を提示しチェギョンの前妻を探す二人。けれど見つからなかった。職員の男はそんな患者はいないと言った、自分たちが受けた被害をどう保証してくれるんだ?と、言っている。
姉の姿を
エントランスでユンジェとミンジュンが出くわす。『ミンジュンヒョン!』と、ユンジェ。『ああ、ユンジェ。どこかに行くのか?』と、ミンジュン。『はい、母さんの家へ。姉さんが落ち込んでて、一緒にいて疲れるんです』と、ユンジェ。『そうか、後でまた会おう』と、ミンジュン。
『ヒョン!うちの姉さん、一見強く見えて、なんの考えもなく見えても、そうじゃないんです、あいつ。実は弱くてはじけたんです。ヒョンと何があったか知らないですが、何日も食事も取らず、寝ることもせず』と、ユンジェ。
午後10時前過ぎ。部屋の中でうつろな目をして佇むソンイ。
星から来たあなた 第17話5/6に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
ミンジュンが酔っ払うシーンから一連のシーン大好きです〜。
特にここで取り上げていただいている朝起きてからのミンジュンの表情が、めちゃめちゃかわいくていつもの落ち着いた佇まいとのギャップが最高でしたー!