チュウォン(주원)、キム・テヒ(김태희)、チョ・ヒョンジェ(조현재)、チェ・ジョンアン(채정안)主演のSBS水木ドラマ・ヨンパリ(용팔이)
のキャスト(出演者)・登場人物紹介です。
SBSの公式サイトの内容を翻訳・要約しています。
韓国ドラマのキャスト紹介はあらすじが多く含まれているため、初期の放送内容のネタバレも含まれています。ご注意ください。
ヨンパリ 作品データ
- 韓国SBSで2015年8月5日から放送開始の水木ドラマ
- 脚本:チャン・ヒョクリン(장혁린) 『リセット』
- 演出:オ・ジンソク(오진석) 『結婚の女神』『モダンファーマー』
- あらすじ:場所不問・患者不問、高額の金さえ払えば、組織暴力団もいとわない実力最高の放浪外科医「ヨンパリ」が、病院に眠っている財閥相続女「眠れる森の魔女」に会って起こるストーリーを描くスペクタクルメロドラマ
※ヨンパリ(용팔이)は造語で、意味は、優れたさすらい者、優れた放浪医師(ヨンハン トルパリ:용한 돌팔이)
ヨンパリ 主要キャスト
キム・テヒョン(김태현) チュウォン(주원)
29歳、ハンシン病院一般外科のレジデント3年目
『それでも、私は医者だ』
応急手術に関する限り、外科教授や課長たちも舌を巻くほど、実力を持っているハンシン病院外科のレジデント。
特に手術中に起こる危機の瞬間出血を見つけ患者の命を救うことに、他の追従を許さない実力を持っており、教授たちの手術にたまに緊急救援投手として投入されたりする。
これほどになれば、天下の名医ホ・ジュンや、白い巨塔の天才医師チャン・ジュニョクを想像することもできるが、我々の主人公、レジデント、キム・テヒョン、いやヨンパルはそんな側とは距離が遠い。
第一に、礼儀がない。 いや、思いっきり図々しい。
第二に、お金なら水火もいとわない。
(ところで、このような子がどのように本ドラマの主人公になることができただろうか。)
第三に、テヒョンは、自身も知らないヒューマニストだ。
(そうだ、それでテヒョンは主人公だ)
そんなテヒョンが驚くべき実力を持つようになったのには、誰も知らない秘密があったから・・・
それはまさに組織暴力団に対する秘密不法往診。
救急室へ行って、警察に逮捕されるかと恐れ、病院へ行くことを拒否する暴力団のために、テヒョンは数年前から秘密裏に往診をしていた。
そうして長年、数多くの刺傷や創傷のような刃物による外傷の応急ケースに接し、とうとうテヒョンは、国内のいかなる医師よりも多くの応急手術を経験した優れた外傷専門家になった。
そうであっても、テヒョンがそのような不法往診を通うようになったのが、医師として実力を養うためでも、或いは、病院に行くことができない患者たちのためのヒューマニストであるからでは?全然ない。不法往診の目的は、もちろんお金のためだ。
彼が唯一、愛する人、妹ソヒョン。
幼い頃から病気がちなのを繰り返し、結局、肝臓を移植されなければならない大きな病に見舞われ、数年前、テヒョンが自分の肝臓を移植して与えたが、それさえも拒否反応で水泡に帰した。
そして、途方もない手術費は私債としてテヒョンにそっくり残った。そんなテヒョンが金を儲けるためなら、水火もいとわないのは、考えてみれば当然のこと。
みんなテヒョンを優れた放浪医師という意味のヨンパリと呼んでおり、病院へ行ったら死ぬこともあるが、ヨンパリに行けば死なないといううわさがまわるほど、次第にテヒョンのすぐれた腕前が知られるようになる。
しかし、尻尾が長ければ踏まれると言ったのか?普段往診に通っていた組織暴力団の親分トゥチョルを治療し、警察の追跡を受けるようになり、現場に落としたメスが端緒となって、ついに警察がテヒョンが仕事をする病院まで訪ねてくることになる。
そして、病院を訪ねてきた警察に会ったイ課長、ヨンパリがテヒョンの正体だと気づいてしまうが、警察を締め出して、テヒョンを救ってくれている。 しかし、そんなイ課長にはまた、別の下心があったので・・・
我々のテヒョンは、これでアリスとなってイ課長の手に引かれて不思議な国であるハンシン病院12階という万華鏡の中に入ることになる。
もしかするとより大きな犯罪の現場になるかもしれない場所、ハンシン病院12階で、テヒョンは単に彼らの共謀者になってしまうか、でなければそこで会った森の中で、眠れる美女を起こした王子になるのか。
これからゆっくり彼の選択を見守もろう。
ハン・ヨジン(한여진) キム・テヒ(김태희)
30歳、ハンシングループ第1相続女
『むしろ私を起こしないで・・・』
ハンシン病院12階の制限区域。厳しいセキュリティ中の病室の中には、同病院を所有するハンシングループの第1相続者であるハン・ヨジンが、かなり前から滞在している。
ただ少数の医療陣と彼女の兄であるハン・ドジュン現会長だけを会うだけ、秘密に包まれたまま外部との疎通を拒否する彼女は、ただ兄を通じ、時々グループの議決権を行使しているだけだ。 しかし、ここまでは、外部に知られている彼女の姿であるだけで・・・
彼女は眠っている、とても深い眠りに。それも本人の意思とは関係なく兄と少数の医療陣によって強制的に!
彼女は、ハンシングループの一人娘だった母と、母が、最初の夫が死亡した後、再婚した父親との間に生まれた。再婚した当時、父にはすでに幼い息子が一人いたので、今の腹違いの兄がトジュンだ。
ヨジンは幼いころから聡明であり、着実に後継者授業を受けてきてたし、誰も彼女が後継者になることを疑わなかった。けれど、運命のいたずらだったのか?ヨジンはハンシンの最大のライバルであるテジョングループの息子と恋に落ちる。
それを置いて世間ではロミオとジュリエットのような運命的愛と言われたが、実はこれ以上、二グループ間の消耗的な競争を終息させようというヨジンの恐ろしい政略的神の一手だった。
いわゆる愛の逃避行を試みた二グループの後継者らは、警護員らの追撃をかわすことができず、交通事故にう。
結局、テジョンの息子チェ・ソンフンは死に、ハンシンの娘ハンヨジンは目覚める。
間に合わない後悔とともにヨジンを慰めようとする会長。しかし、すでに父親を憎悪するようになったヨジンは、父が自分から愛する人を奪ったように、父からも一番愛する人を奪うため、父親の目の前で自殺を試みる。
自分の後継者である娘がもう自分のことを憎悪し、自分に悲しみを与えるため、自ら命を断ち切ろうとしたのを目撃した悲痛な会長。すでに末期がんという死刑宣告を受けた会長は、自分が死んだ後に起こせという命令と共に、神経安静剤でヨジンを深い眠りに陥れる。
そうして数年の歳月が経った今。
すでに会長が死んで久しいが、自分が死んだ後のヨジンを眠りから起こせという会長の遺言は水泡に帰したまま、ヨジンの異母兄トジュンはヨジンを眠りから起こさない。
長い時間同じ薬によって眠っていたせいなのか?薬に耐性ができ、ヨジンの意識は戻り始めている。事実、ヨジンは、体は麻痺していたが、意識が戻って久しかった。
ゆえに、これまで自分を幽閉したトジュンと医療陣の対話を聞くことができたし、現在自分が直面した状況を正確に認識することができた。そのように身動きできない自分の体という監獄に閉じこめられたヨジンの魂。
そして、その監獄のドアの隙間から、テヒョンの声が聞こえてきた。
ヨジンはまだ麻痺でうまくいかなかった彼女の小さな舌を動かし、テヒョンを買収した。
金なら水火も辞さないテヒョンを買収することは簡単だった。もちろん、後日、彼を送り出してやることが、そんなに大変なことになるとは分からなかったが。
ハン・ドジュン(한도준) チョ・ヒョンジェ(조현재)
ハンシングループの会長
「絶対にあの子が目覚めてはならない、死ぬことがあっても」
ヨジンの異母兄。ハンシングループの会長。彼の原罪は、ヨジンの母親から生まれなかったこだ。そして二番目の原罪は、ナンバー2としての生活を拒否したことだ。
父が死んだ後、遺言を無視してヨジンを起こさいない。 ついに目を覚ましたヨジンを殺そうとまでした人物。カインの呪いが彼に直面するだろうから・・・
イ・チェヨン(이채영) チェ・ジョンアン(채정안)
トジュンの妻
「売られてきた対価がやっとこれなの? 私はもう少しほしいわ」
どうせ私の心のまま生きられない人生なら、お金と権力でも持ちたい。
いつでも旦那トジュンを背信する準備ができている女。 今は仮面の裏に隠れているだけ・・・
ハンシン病院12回フロアー
イ課長(이과장) チョン・ウンイン(정웅인)
12階 担当課長
「これから、また、医師でありたい」
一時、大成功していた一般的な外科医だった彼も、金と権力の前に崩れた。
ヨジンを幽閉させる技術者に転落してしまったから、再び医師でありたいのは、寡欲だったろうか。
神は二つ持つことを許さない。
ファン看護師(황간호사) ペ・ヘソン(배해선)
ヨジン専門担当看護師
「私も私が地獄に行くのだと知っている」
冷たい表情、笑いをなくした彼女。良心が残っていたためなのか?ヨジンを極力世話するが決して起こすことはできない彼女。彼女が良心の呵責と等価交換したものは何だったのだろうか?
シンシア(신씨아) ステファニー・リー(스테파니 리)
12階 顧客担当チーム長
‘You are so cute!’
12階CS(Customer Satisfaction)チーム長。
米国で大学に通い病院経営を専攻旋回した人物。
組織暴力団の往診にマンシクがいたなら、上流層の客を相手にした往診にはシンシアがいる。
知れば知るほど陥ることになる人物であるテヒョンに、何度も関心がいく。
ハンシン病院
パク・テヨン(박태용) チョ・ボンネ(조복래)
医局長
「お前が私の相手でなかった時は大丈夫だったが」
外科4年目。思ってる、テヒョンがアルバイトをしていることも、教授たちに愛されていることも比較的寛大に目をつぶってくれる外科レジデント医局長。
しかし、テヒョンが12階に上がり、自分をリードしてフェローの座を保障され、本格的にテヒョンを牽制し始める。
シン課長(신과장) チャ・スンベ(차순배)
ハンシン病院一般外科課長
外科主席看護師(외과수간)カン・スミン キム・ミギョン(김미경)
一般外科、主席看護師
「患者を生かすのは結局、医師です。金だとか保護者と言うのは卑怯な弁明です」
ハンシン病院一般外科の主席看護師。テヒョンのインターン時代からテヒョンを見てきた叔母のような助力者。
集中治療室主席看護師(중환수간) オ・ナラ(오나라)
ハンシン病院集中治療室の主席看護師。
病院長(병원장) パク・パリョン(박팔영)
ハンシン病院病院長。
自分の私利私欲のために、トジュンとイ課長と結託し、ヨジンを幽閉させた人物。
テヒョン周辺人物
トゥチョル(두철) ソン・ギョンチョル(송경철)
組織暴力団の親分
「捨てて行くことは、オレもキモに合わない」
テヒョンが往診行っていた組織暴力団の親分。テヒョンに命を借りている。
テヒョンの病院に現れ、テヒョンを危機に追い込む役割もするが、決定的な危機の瞬間、決して借りを忘れない。
マンシク(만식) アン・セハ(안세하)
私債業者
「私債使って本気で稼いで返済するのはおまえが初めてだよ」
テヒョンに組織暴力団往診バイトを斡旋するヤミ金業者。卑怯だと悪口言うな。
ダーティーな裏町をさまよっていても・・・
いくら気取ってもマンシクはただの自称職業倫理を透徹した私債業者だ。
キム・ソヒョン(김소현) パク・ヘス(박혜수)
テヒョンの妹
「この人生ではオッパに会って良かった」
テヒョンが心から思っている妹。幼い時から病気を繰り返していたが、臓器移植が必要な病気にかかった。
すでにテヒョンから肝移植を一度受けたが、拒否反応で危うい。貧しい兄に荷になるのがいつもつらい、心やさしい妹。
テヒョンの父(태현부) ト・ヨング(도용구)
テヒョンが最も憎悪する人物
テヒョンの母(태현모) キム・ナウン(김나운)
親の貧しさのために助けもなく、ひたすら自分の努力だけで医者になったテヒョンにいつもすまない気持ちを持っている。
工事現場を転々とする爆破事故でテヒョンの病院に運ばれてくることになるが、手術さえ充分に受けられないでこの世を去る。
ハンシングループ
チェヨンの父(채영부) ナム・ミョンニョル(남명렬)
ハンシンホテル社長。
柔順な性格でコ社長と重役たちに振り回される。
コ社長(고사장) チャン・グァン(장광)
ハンシン建設社長
「私を警戒しないように。私は先生のような方だから」
ハンシングループの系列会社であるハンシン建設社長、末端の平職員から始めたハンシンマン。
創業者であるヨジンの母方の祖父とともに、初期から会社を築き上げた。
表向きは優しくてジェントルな社長だが、自分の目的のため、ヨジンを利用しようとしている。
警察
イ・スホ刑事(이형사) ユ・スンモク(유승목)
ソウル広域捜査隊 強力係刑事
「ヨンパリこの野郎、必ず捕まえる」
テヒョンを追う刑事課刑事。何の強力係刑事が闇医者を追うのかとの非難にもかかわらず、組暴を防ぐため、必ずヨンパリを取ってみせるという覚悟を決めた。
おぼろげにテヒョンの正体を知っていく頃、テヒョンの人となりを知り葛藤する。 果たして彼はジャヴェールの前轍を踏むことになるであろうか?
※ジャヴェールはレ・ミゼラブルに出てくる警部
キム刑事(김형사) チョ・フィ(조휘)
ソウル広域捜査隊 強力係刑事
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
チュウォンとキム・テヒ、期待したいです。
「スペクタクルメロドラマ」がどんなものなのか、
わかりませんが・・・。
もうそろそろSBSにヒットのドラマが出てきてほしいです。
チョ・ヒョンジェ さんが金の為の極悪非道役なのには納得いかない。100歩譲っても似合わない。持っているものとほど遠い。 そういうキャスティングやめてほしい。 日本でいう高倉健さん的なヒューマンなカリスマ性があるのでその良いものを壊さないでキャスティングしてほしい。いままでの素敵で他の人が持っていない魅力がこのドラマでダメになる。 なんでもありで作成してはいけないと思いますみんなでスターを育てるべきだと思います。 大ファンより