世子李昀(イ・ユン:이윤)に談判し、どこまでご存知なのですか?イ・インジャがどんな者で、どんな野望を持っていて、目的が何なのか、朝廷にどれほど根ざしているのか?と問う延礽君(ヨニングン)。
彼の者は私の友だ、それ以上をどうして知らねばならない?彼の者は私の右腕で左腕で、私の心臓を握りしめる者だと、世子。
そして、イ・インジャが何をしても知らないふりをしろ、それが私のためでも、朝廷のためでも、この国朝鮮のためだ、延礽君そなたが関与することではないというのだ!とも。
一国の王子でも何も出来ないのか?私の思い通りできることが全然ないというのか?と落胆する延礽君。
泣いているのか?今になってわきまえたのだな?と、粛宗(スクチョン)。
ムミョンにテギルの監視を指示するイ・インジャ。
淑嬪崔氏(スクピンチェシ)は延礽君の護衛武士から、ペク・マングムの息子が復讐する云々との話を聞き、永壽(ヨンス:영수)が生きていることを知る。
イ・インジャがどうして牌を知り得たのかと、ナムおばけに問うテギル。
もしかして重さが違うのか?と、ナムおばけ。けれど、人ができることじゃない、あいつの眼差しは人間のものではないとも。
また、自分には悪縁が2つあり、目を奪った者とイ・インジャだと話す。賭けで大きく負けたのだ。
それで、どうして親父を殺したんだ?と、テギル。
詳細は知らないが、あいつはマングムに変なことを言ったと話すナムおばけ。
『肝に銘じろ、あの子が大成すれば。その時は、そなたの命を収めるので』と言っていたイ・インジャ。
どうして今まで話さなかった?と、テギル。
お前が心配でと、ナムおばけ。
白面書生(ペンミョンソセン:백면서생)より強くなって戻ると、旅立って行くテギル。
テギルを見送り、その後、賽を振るナムおばけ。
すると、大舶(テバク)が揃う。
貴様は自分の行く道を行くのだな!と、ナムおばけ。
ファングオモムの助言により、武芸の手練で義禁府(ウィグムブ)に捕まっているファン・ジンギを片腕にと考えるイ・インジャ。
その上この者は、帝王の剣と悪縁のある者だと、ファングオモム。
キム・チェゴンに弟子入りをするというテギル。
イカサマ師になりたいという者がどうして私を師匠に?人を間違えたようだが、そのまま帰れと、キム・チェゴン。
私は今日死ぬと、テギル。
お前が死のうがどうしようが、私に何の関係が?と、キム・チェゴン。
関係ある、あなたの弟子になる人だから、一人しかいない弟子がいま死に行くのだから、生かそうと殺そうと師匠の勝手にしろと、テギル。
テギルはソリムたち奴婢を開放するために塩田に忍び込む。
けれど、奴婢たちをなんとか逃がしたものの、テギルは捕まり袋叩きに合う。
さらに、ソリムまで捕まってしまい、餓鬼により、鎌で殺されそうになる。
『助けて!どうか助けて!』と、叫ぶテギル。
すると、石が飛んできて、ソリムは助かる。キム・チェゴンだ。そして、忙しいから固まってこいと言い、チンピラを蹴散らす。
また、ここにこさせるようにわざとウチに来ただろ?と、テギルに告げる。
チンピラたちが起き上がり二人を囲む。
見ろ、お前一人でやれる相手じゃないと、キム・チェゴン。
いや、一人じゃないと、テギル。
すると、奴婢たちが武装して戻ってくる。
こうして優勢となり、ソリムは証文を探しだし燃やしてしまう。
こうして、何の束縛もなくなる奴婢たち。
テギルに抱きつき、きっとまた会おうと言い去っていくソリム。
ムミョンの報告で、帝王の剣キム・チェゴンとテギルが出会ったことを知るイ・インジャ。
また、タムソの報告で、延礽君(ヨニングン)が、自分のことを詳細に調べあげていることを知る。
早速修業に入るテギル。
そこに、鎌が投げ込まれる。人を間違って触れた、おれは餓鬼だ、人を捕まえ食らう餓鬼だと言い襲いかかる。
けれど、キム・チェゴンにあっけなく捕らえられたのだろ、縛られ木に吊るされる。
人を捕まえ食らう餓鬼だろ?お前の友達がいるから仲良くしろと、キム・チェゴン。
虎の鳴き声が聞こえる。
怒ってるぞと、キム・チェゴン。テギルのせいで、この一帯に一対しかいなかったのにメスが殺されたからだと話す。
降ろせ!と叫ぶ餓鬼。
テバク 第8話あらすじ に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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