チョン氏に会いに行く行くイ・インジャ。
けれど、すでにテギルが手を打っており、追捕される。
ファン・ジンギ、ファングオモムも別の場所でそれぞれ追捕される。
実は、テギルが粛宗に謁見した際に、自分が恐らく逆賊チョン氏に会ったようだと告げていた。
その場を見ていたので立案できた作戦だったのだ。
イ・インジャたちを追補したことを報告するキム・チェゴン。
眼差しに余裕があるように見えるかと問う粛宗。
その後、安心するなと、ファン・ジンギは何時でも抜け出せるとテギルに警告するキム・チェゴン。
そんなことはないはずだと、ヨニングン。
このまま出てしまえばすべてを失くしてしまうので、無罪で放たれるまで、ここをぬけ出すことはないはずだと、ヨニングン。
師父の言うとおりのようだ、人生の目標があの者への復讐だけだったら、すごく寂しいようだ、ところで、初めからすべてを知っていただろう?オレが誰なのかと、テギル。
それが重要か?私がお前を教えていて一つ気づいたことがあったなら、お前は私でなくても結局ここに来たということだと、キム・チェゴン。
イ・インジャが追補されたという情報が駆け巡る。
鞠問。
それぞれの罪状を告げるヨニングン。
イ・インジャについては特別に書き記したものを読む。
殺人未遂・殺人教唆・賄賂・惑世誣民(ホクセムミン:혹세무민)・国本を凌蔑・逆賊と謀反を起こそうとした罪だ。
題目に反論する機会をくださいますかと、イ・インジャ。
してみろと、ヨニングン。
挙げられたそれぞれの罪に明確な証拠が無いことをあげるイ・インジャ。
最後のチョン氏に会ったことについては、首を差し出すつもりだったのだ、追捕されたので機会を逃したとも。
何だと!と、ヨニングン。
そこに粛宗がやって来る。
何の話にならない様なのだ?と言い、題目の書かれた書を投げ捨て、イ・インジャに対して、久しぶりだな碁の先生と、粛宗。
また、誰だ?逆賊チョン氏というやつは?と問う。
チョン姓の名前を適当に挙げ、八道のチョン氏を全て挙げるには徹夜になるがお聞きになられますか?と、イ・インジャ。
二日後の昼に陵遅處斬(ヌンジチョチャム:능지처참)にしろと、極刑を即決する粛宗。
鞠問はどうするのかと問う大臣。
逆賊にそんなものが話になるかと、粛宗。
便殿。
金昌集(キム・チャンジプ:김창집)主導のもと、老論(ノロン:노론)がイ・インジャの謀反の罪を確定させようとしていると、謀反ではないと、少論(ソロン:소론)の巨頭・金一鏡(キム・イルギョン:김일경)が言い出す。
剣も抜いてない謀反がどこにあるのかと。
この絵を見てもそんな言葉が出るのか?と、キム・チェゴン。
その絵の意味を知らないわけではないが、誰が書いたのかも分からないではないかと、キム・イルギョン。
そんなやり取りに激昂し、『謀反なのか違うのかが、何がそんなに重要なのだ!私が命じた、私が!』と、粛宗。
そして、卓をひっくり返し、罪人たちは二日後に斬刑とすると言い放ち、延齢君(ヨルリョングン:연령군)を伴って出て行く。
ヨヌァが各闘牋房(トゥジョンバン:투전방)の収益を持ってくる。
必要なときは知らせるのでと、残りの管理はヨヌァに任せるテギル。
父の仇と誤解したことを謝罪するヨヌァ。
全て過ぎた事だ、忘れろと、テギル。
ありがとう、この恩は今後返していくと、ヨヌァ。
ヨヌァとテギルの仲が気になるソリム。
イ・インジャに手を差し伸べる理由は?欲心がすぎれば災いを呼ぶぞと、ヨニングン。
それに対して、邸下(チョハ:저하)は跡継ぎがいず健康も損ねている、それなのに私はママではなく邸下を選んだのでしょう?私はムスリ賤出が玉座に上がるのを見過ごせません、卑しい者に朝廷が落ちることが耐えられないのですと、キム・イルギョン。
全て言ったか?と、ヨニングン。
間違った言い分ではないではないですか?と、キム・イルギョン。
キム・イルギョンが出て行ったあと、拳を握りしめるヨニングン。
獄舎へ行きイ・インジャに会う淑嬪崔氏(スクピンチェシ)。
死ぬ前にお前の首が堕ちる様を見ることができると告げる。
そして、直後に咳き込む。
ママの命脈が私の命より長いとは思えませんがと、イ・インジャ。
私はここから生きて出るぞ。なのでこのアマ、あの世から見守っていろ、二人の息子が互いの心臓に剣を向けるのを、私は必ずそうさせるのでと、イ・インジャ。
イ・インジャ、本当に獣にも及ばないな、私の息子たちは獣ではなく人間の血を分けている、肝に銘じろ、お前の首が斬られるのを笑顔で見守るからと、淑嬪崔氏。
不敵な笑いを見せるイ・インジャ。
そして、見張りを買収して、ホンメに指令書を持って行かせる。
いつもは共に行動していないキム・イルギョンだったが、同じ少論(ソロン)ということで右参賛(ウチャムチャン:우참찬)らと合流していた。
また、以夷制夷(イイジェイ:이이제이)だと言い、イ・インジャには希望がないから剣を新しくしようと提案する。
そこに、オンメが賄賂を持ってやってくるが、受け取らない大臣たち。
大臣だけでなく他でも同じ状況だった。
ホンメの闘牋房(トゥジョンバン)も閑古鳥が鳴いている。
結局ホンメもイ・インジャとの縁を切る。
皮肉にも獄舎に入れられ、捨てる牌と持つべき牌の区別を知るイ・インジャ。
ヨヌァはキム・チェゴンのことが気に入ったようで、今後よく会うことになるとテギルに言う。
イ・インジャに会うテギル。
隠している牌が一つある、生きている、お前の父ペク・マングムが生きている、確認してみろ、お前の2つの目で直接ペク・マングムの死体を確認してみろ、急がねばならないだろう、一日過ぎれば私も死んでいないから、お前の父ペク・マングムを永遠に探すことは出来ないだろうと、イ・インジャ。
嘘をつくな、オレがまた騙されると?と、テギル。
もうお前もわかっているのではないか?ただ私だけが、お前を本心で相手した、お前が運命を克服して大虎になることを本心から願った人が、まさに私、イ・インジャというのだ、私を助けろ、そうすれば、お前の父ペク・マングムに会わせてやるイ・インジャ。
皆が見ている中、墓を暴き棺桶の蓋を開けようとするテギル。
ペク・テギル、お前だけが私を助けることができる、私を助けろ、このイ・インジャを!助けろというのだ!と、イ・インジャ。
蓋を開けたテギル。
そして・・・
テバク 第17話あらすじ に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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