頼みがあって訪ねてきたと、ユンに話すヨニングン。
そして、発兵符を見せながら、殿下は兵権を下賜され、必ずイ・インジャをあの世の道まで引導せよと下命されましたと話し、足のない馬である噂が広まることを示唆する。
また、イ・インジャは逆賊なので、一歩も動いてはなりませんとも話す。
脅迫するのか?と、ユン。
命を賭して忠言をしているのですと、ヨニングン。
東宮殿を出たヨニングンは内侍や世子翊衛司(セジャイギサ:세자익위사)に対して、斬刑が終わるまで世子を守れと命ずる。
その他の命令とともにタムソにも文を送り、関与しないようにと頼む。
その剣を持って何をしようと?本当にイ・インジャを助けるつもりか?と、ヨニングン。
兄上に剣を向ける弟もいるのだなと、テギル。
弟の前途を阻む兄もいて・・・どうするつもりだ?逆賊チョン氏と会ったのか?と、ヨニングン。
まさか、オレを信じないのか?と、テギル。
死んだと思っていた父親が生きていたのに、揺れない人がいるか?と、ヨニングン。
オレの親父は弱い人じゃない、どうやってでも助けると、テギル。
母上が呼んでいるので、明日の朝王宮に来い、ただの問安の挨拶だと、ヨニングン。
イ・インジャ、その獣のような者が死ぬ前に、私が先に目を閉じることは出来ないだろうと、横にならない淑嬪崔氏(スクピンチェシ)。
淑嬪崔氏の元へ問安にやって来るテギルとヨニングン。
イ・インジャの死を両の眼で見たい、ここで見守っていると、淑嬪崔氏。
母の言葉を聞け、互いに信じ助け合え、兄弟ではないか、世の中の誰よりも近いとも。
また、心配するな、この母が見守っているので、死んでも、お前たち二人を見守ると、心のなかでつぶやく。
下がる二人。
刑場に引っ立てられるイ・インジャたち。
テギルがイ・インジャの前に立つ。
手には求生佩が握られている。
あんたを助けられるのはオレしかいない、だから言え、親父がどこにいるのかと、テギル。
お前の選ぶ道一つだと、自分を救わなければ父親も救えないと示唆するイ・インジャ。
一瞬父の姿を目にするテギル。
そして、お前はもう終わりだと告げる。
こうして刑がとり行われることになる。
けれどそこに、淑嬪崔氏(スクピンチェシ)が亡くなったとの急報が入る。
そのため、葬儀が終わるまで禁刑令が出るので師兄を執行することができなくなる。
高笑いするイ・インジャ。
自らイ・インジャを斬ろうとするヨニングンだったがテギルに止められる。
『今日でなければ明日、明日でなければ何時だろうと、イ・インジャは必ずオレの手で死ぬ!』と、テギル。
剣を落とし、淑嬪崔氏の居所へ向かうヨニングン。
テギルも後を追う。
いまようやく会ったのに、優しく笑ってみることもできなかったのに、どうしてこのようにはやくお逝きに?母さん・・・と、テギル。
母の喪に服すテギル。
一方のヨニングンは、仁顕王后(イニョンワンフ:인현왕후)の養子となっており、喪主としての役目を果たすことは出来ないと言われ、激しく憤っていた。
※ヨニングンは仁元王后(イノンワンフ/イヌォンワンフ:인원왕후)の養子となる。それも後年のこと。
そのため、この設定は誤り。
詳しくはこちら → トンイ考2
元妻の冥福を祈りつつ、ダメな夫に出会ったことをすまないと謝るペク・マングム。
便殿。
老論(ノロン:노론)が刑の執行を主張し、少論はそれに反論する。
そこにヨニングンがやって来て、刑の執行の延期を主張する。
子としての道理からだ。
チョン氏がタムソに会いに来る。
またどうしてやって来たのかと、タムソ。
そして、イ・インジャが生き残ったことを問われ、未だに自分の手で殺す考えだと答える。
自身を騙すな、直接確認してみろ、自分の本心をと、チョン氏。
監獄にイ・インジャを訪ねるタムソ。
ここから抜けださせて差し上げます、その後、お命をお収めしますと告げ、鍵を渡す。
けれど、それを断るイ・インジャ。
大逆罪人と仲間になりたいのか?助けはいらないので戻れ、お前の道を行けと。
イ・インジャの刑を延期したのはどういうつもりかと、ユンの本心を問う粛宗(スクチョン)。
助けてくださいと、ユン。
その者の本心がなにか知っているのか?と、粛宗。
誤解です、母上が流刑に去ったあの日、父上が母上を追い出したあの日、イ・インジャが私に手を差し伸べましたと、ユン。
最初からあの者の策略だったのをほんとうにわからないというのか!と、激昂する粛宗。
わかっていても寄りかかりたかった、私を玉座に上がらせてくれると約束した人だと、ユン。
剣を抜き、死にたいのか?貴様はそれでも一国の世子で国本なのか!と、粛宗。
そして、倒れる。
テバク 第18話あらすじ に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
いつも有難うございます。これで安心して来週の続きを見られます…m(_ _)m
どういたしまして!