チョ・インソン(조인성)、コン・ヒョジン(공효진)主演のSBS水木ドラマ
大丈夫、愛だ/大丈夫、愛さ(クェンチャナ、サランイヤ:괜찮아, 사랑이야)
の第10話あらすじ2/3です。
大丈夫、愛だ キャスト(出演者)・登場人物 チョ・インソン、コン・ヒョジン主演ドラマ
大丈夫、愛だ 第10話あらすじ2/3
アミタール・インタビュー
アミタール・インタビューが終わる。
『おい、ほんとにたしかに殺さなかっただろ?そうだろ?』と、チェボム。
『この間、お前もほんとにすごく寂しかったろう。もう寂しがるな。チェボマ(チェボムを親しく呼んでいる) オレがお前の気持ちを知ってるから』と、トンミン。
号泣するチェボム。『そうだな、たくさん泣け。そして今日、ゆっくり寝ろ。また会おう』と、トンミン。
何かあったのかと尋ねる刑務官。そのまま泣かせてやってくれと、トンミン。
回想
母がナイフを持つチェボムの姿を見たのは、ナイフを抜く最中、それ以降だった。『チェヨルがナイフを刺した。警察が尋ねたら、オレが刺したと言え』と、チェボム。(回想終わり)
『オレはほんとに、2・3年だけ監房にいるんだと思った。ところが、11年を与えると判事が。それで、真実を言ったんだ。チェヨルがそうしたと。だけどあいつ、オンマと組んでオレを裏切った』と、チェボム。
裁判中にチェヨルに飛びかかるチェボム。
インタビューでのチェボムの証言を思い出しながら刑務所を後にするトンミン。
ドクター・チ
電話をかけてとのメッセージを受けてチェヨルに電話を入れるヘス。『わ~、すごく久しぶりに連絡をするのね』と、ヘス。
『こんにちは、ドクター・チ。はい、私、チャン・ジェヨルです。覚えているのかわからないです』と、チェヨル。
『5日ぶりに連絡しといて何よ?ドクター・チは?』と、ヘス。
『(小さな声で)そうだな。(トーンを戻して)あ、そう、ウチのPDが、前にドクター・チと私がやったトークショーが面白かったようで、それで、チ・ヘス先生をパネラーに招待したいんですが、どうですか?意向は?』と、チェヨル。
『私が放送に出演してあげれば、あんたは何をしてくれるの?引っ越ししない?』と、ヘス。『それはできないな』と、チェヨル。
『あんた、私を愛している?』と、ヘス。『狂おしいほどに。ん~、今この瞬間も、お前がそばにいればいい・・・』と、チェヨル。
『絶対!私の体に手も出せないようにするわよ』と、ヘス。『どうしてそう残忍に』と、チェヨル。『引っ越ししないで』と、ヘス。『放送出演できないと伝えるよ』と言い電話を切るチェヨル。
『あ~、生きるのも緊張して死にそうなのに、恋愛まで私を緊張させるわ。は~、会いたい』と、壁に頭を付けて手の平をかざすヘス。何してるの?と、ヨンジン。
ヘスは患者の内、奥さんの方に動画を見せていた。夫が大変そうなのにゴキブリがいないわねと、涙目の妻。ヘスの質問から、夫といるときにだけゴキブリが見えると自覚する妻。
初めてゴキブリが見え始めた5月の第3週のことを聞こうとすると、話すのは嫌だと、妻。思い出したのに嫌なのか、思い出したくないのかと問うヘス。
続いて夫の番だ。結婚したかと問う夫。いいえと答えるヘス。それなら言えない、結婚してない人は理解ができないと言い、退室する夫。
防衛機制
チェヨルの部屋へ行き、いるか?とノックするトンミン。鍵が開いていたので中に入ってみる。そして、チェヨルが15歳の時に書いた処女作『記憶』を読み始める。
しばらく読んでいると、チェヨルが帰ってくる。ヘスかと思って部屋に入ると、いたのはトンミンだった。どうしよう?さわやかなヘスじゃなくて真っ黒なオレで?と、トンミン。失望だよと、チェヨル。
本が急に読みたくなって、主人のいない部屋に入ったけど、まさかオレに騒ぎ立てることはないよな?と、トンミン。騒ぎだなんてと、チェヨル。
ソチョドンに行っていたからよかったか?炭酸水だろ?と、トンミン。いつものようにゲップをする。
処女作を見られて恥ずかしいと、チェヨル。よく書けてるけど、15歳で防衛機制という言葉をどうして知ってるんだ?と、トンミン。
『テレビでニュース見て。性的暴行事件の被害者が加害者に復讐した件だったんだけど、防衛機制による正当防衛と認定されて、無罪を受けたとの報告。
そのニュースを見て、本当にものすご不思議だったよ。 オレが考えるのよりも法は暖かいな、公平なんだな・・・思ったよ。以後にヒョンの事件で考えが変わったけど』と、チェヨル。
笑うトンミン。そして、バスルームのロックを目にする。そこにヘスがリンゴをかじりながらやってくる。自分をおいて引っ越しすることをどう思うかと、トンミンに尋ねる。
食い逃げならそのまま殺すと、トンミン。そして、リンゴを奪って去っていく。
『わ~、恋しいチ・ヘスだ』と言い頬にKissをしようとするチェヨル。それを避け腕組みをしたままのヘス。そんなヘスにバックハグをして、荷造りを手伝ってくれるかと、チェヨル。
振りほどくヘス。そして、『あんた、顔はどうしたのよ?』と言う。『仕事するときはいつもそうだ。セクシーじゃないか?』と、チェヨル。
『いや別に・・・他の女達はそうだったんでしょ?仕事は少しはうまく?』と、ヘス。『別に』と、チェヨル。
『まったく、作家、それのどこが大変で食ってるの?ご飯は食べて仕事した?睡眠は?一日に何時間寝た?どこで?』と、ヘス。そんな質問に端的に一言づつ返すチェヨル。
イスで寝てると答えると、『あんた、トイレで寝ないと悪夢を見るじゃない。少しでも横に・・・』と、ヘス。
『文を書いているときはダメだ』と、チェヨル。『夕食は?』と、ヘス。『考えてない』と、チェヨル。
『ご飯を考えて食べる?時間が来たら食べるんでしょ?あ~、私、あんたの恋人やってらんない。下りてご飯食べて』と、ヘス。
仮説
トンミンの医院を訪ねているヨンジン。チェボムのことを話している。事故死が殺人になるわねと、ヨンジン。また、あなたが解かないといけない問題は整理できた?と、問う。
一番目。弟は義父を刃物で刺したのでなく、義父が倒れて刺さったものだが、兄はそれを殺人と見るということと、トンミン。
オンマが偽証したというのも解かないといけないわね。オンマがヒョンを守れなかったのは、ヒョンが刃物を持ってるのを見たからじゃないと、ヨンジン。
そうだよなと、トンミン。
弟が偽証した部分の仮説は立ててみた?と、ヨンジン。
『弟も兄のように事故を殺人と勘違いして、兄におっかぶせた。けれど、その仮設は、さっきすでに解けた。弟は事故当時である15才で、防衛機制と正当防衛という言葉の意味を正確に知っていた。
殺人と事故死を正確に認知する能力があったんだよ。そして、自身の行動が法廷に立っても無罪判決を受ける可能性が高いことを知っていた』と、トンミン。
『2番目の仮設は?』と、ヨンジン。
『ヒョンの言葉通り、暴力的な義父と自身を一度に処理するための弟の計画的な陰謀。けれど、これも妥当でない。弟は自身が犯したことと偽証を覆うために、兄を永遠に監房で腐らせる機会があったのにもかかわらず、そのようにしなかった。
弟はヒョンにかなり大きい愛情を持っている。けれど、兄が殺したとなぜ偽証をしたのだろう?』と、トンミン。
『何か秘密があるよう?けれど、偽証は犯罪じゃない。それを分かっても黙認することができないんじゃないの?』と、ヨンジン。
『偽証、犯罪、黙認。判事・検事遊びするのか?オレは医師だ。オレの関心事はただ一つ、 彼らの傷だ。自身の真実が踏みにじられたまま14年が過ぎるまで監房で生きていく兄を、どのように慰めようか。
そして彼らのオンマは本当に大丈夫なのか。そして、弟。16才の幼い年齢で、そのようなおぞましい事件を経験しても、傷つかないで果たして元気に成長したのだろうか?
オレが見るには明るくて肯定的なんだが、それが途方もない防衛機制ではなく、自ら傷を治癒することだったら良いな』と、トンミン。
『16才の子が自ら治癒・・・絶対そうすることはできないでしょう、経験上。必ず、今ではないとしても、ある瞬間、障害が現れるはずよ。隠した心の傷は、いつかは必ず人を病気にさせるわ。それが怖いことで』と、ヨンジン。
『周辺で助けてやれる程度になるのを願わないとな。そして、そいつのそばには・・・本当に良い子がいるんだよ』と、トンミン。
『弟が誰なのかわからないのに、弟に愛情が多いようね?』と、ヨンジン。笑うトンミン。
世界で一番セクシーな関係
自分の話をしなきゃと言い、この前のことを謝罪するヨンジン。妻帯者に未練が残ってるといったことだ。
『それと、避妊したこと』と、ヨンジン。
『もしその時、お前が子を持ったなら、お前は良い医師になれなかった。誰かは子を見て、誰かは医師と、そうして生きるんだろ。お前が医師に対する熱望が本当に多いんだな。その時も理解したし、今でも見てていいぞ』と、トンミン。
涙と笑みを浮かべ頷くヨンジン。そして去ろうとする。
『オレは、本当にお前を愛してる。違うか?』と、トンミン。『知ってるわ』と、ヨンジン。
『オレがお前を愛しつつ、わかったことが一つある。この世界で一番セクシーな関係が、まさに男女間の友情だ。オレはお前を本当に抱きたくて。 けれど、じっと我慢するぞ。
20年間、オレたちが守ってきたセクシーな友情、ただ通りすぎる欲情のために、恥にさせることはできないだろ?そうだろ?そうじゃない?』と、トンミン。
『セクシーな友情が好きね』と言い去る、泣き笑い顔のヨンジン。 宙を抱くトンミン。
大丈夫、愛だ 第10話あらすじ3/3に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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