夜。ヘジョンに電話をかけるユンド。
男と必ず愛し合わなければならないなら、その男はホン・ジホン教授だという話は、結局、まだ誰も愛していないということじゃないか、ユ先生は関係なくオレの行く道を行くというんだ、けがらわしい道、おやすみと、ユンド。
翌日。
チホンとは未だに微妙な空気だ。
例の患者は意識が戻り思考はあり触覚も回復しているものの、動くのは目とその周辺だけだ。
MRIを撮影して、再度考察する。
この症状はまさに、ロックド・イン・シンドロームだ。
今のところは見守るしかない状況だった。
チホンがよく会いに来るので、死に逝く人に良くしてくれるようで気分が別にだと、トゥシク。
患者の夫は理想形だと神経外科では人気が出ていた。
けれど、それとは裏腹に、寝ている妻には高圧的な物言いをしている。
怯えている様子の妻。
ステーションでソウに出くわし、踵を返そうとするユンド。
避けるの?と、ソウ。
避けないよと、ユンド。
そこに例の夫が通る。
ユ・ビョル看護師は思わず顔を赤らめてしまう。
完全に優しくて、一人の女性しか知らないスタイルだわと、スジン。
私が知ってる男性の中にもいるんだけど、一人の女性しか知らないスタイルと、ソウ。
誰?チョン・ユンド先生?と、スジン。
チョン先生はゴミで・・・と、ソウ。
フリーズする周囲。
わ~、オレがここにどうしているんだ?どんな良い言葉を聞くと?言い去っていくユンド。
ソウの後を追いかけ、男の趣味を変えろ、尊敬できる男なんていないぞ!と、ヨングク。
チホン、パラン、インジュの3人がスニ・ハワイへ行く。
オレに拗ねてると、ヘジョンが一緒でない理由を話すチホン。
拗ねてるんじゃなくて先生がなにか間違ったんでしょ?と、スニ。
目で助けてくれとヘジョンに訴える患者。
けれど、その思いはヘジョンに届かない。
トゥシクの部屋で秘密裏に何かを探すチン・ソンジョン。
その後、トゥシクがいる病室へ行く。
お前、どうしてオレにこんなことが?オレに秘密資金内訳書を示してなんと言った?それが全部だと言ったじゃないかと、ソンジョン。
それで?と、トゥシク。
それで?オレにくれた秘密資金の内容、それがすべてではないじゃないか!オレがお前の事務室をくまなく探して見つけた!と、ソンジョン。
なんだと?と、トゥシク。
ウチのミョンフンが何がそう間違ったんだ?病院をこれ程育てたのが誰で!と、ソンジョン。
病院を育て、お前たちの腹の中だけ十分にしただろ、我々にくれたものが何があるんだ?と、トゥシク。
どうしてオレたちがこうなったんだ?と、ソンジョン。
私が言う言葉だ、息子一人どうしようも出来ず、その手の内で遊んでたのか?と、トゥシク。
歳を取れば、息子の道が自分の道になるようだ、そこからお前とオレの道は違っっていったと、ソンジョン。
正気の抜けた奴!と、トゥシク。
これから戦争だ、お前とオレ、チホンとミョンフン、一戦交えようと、ソンジョン。
子どもたちは放ておけと言ったじゃないか!と、トゥシク。
お前たちは放ておけと言っておいて、ウチのミョンフンだけ捕まえるのか!オレがチホンを、そのまま放しておくと思うか?と、ソンジョン。
その言葉に焦り立ち上がるトゥシク。
そして倒れる。
父が倒れたと聞いて病院に飛んで変えるチホン。
そして、コードブルー。
除細動器を持って来いと、チホン。
理事長はDNR同意書にサインされました、これは理事長が望むことではありませんと、ユンド。
トゥシクが延命治療を拒否していたにも関わらず、蘇生を試みるチホン。
キム・テホも除細動器を持って来いという。
運ぶヘジョン。
けれど、結局トゥシクは帰らぬ人となる。
『男には父という存在は、自分自身と同じだ、父を失うというのは、自身を失うこととも同じだ、その日オレは、オレを失った・・・』
ドクターズ 第12話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
最初に映し出されるキーポイントとなる画像と
最初と最後に入る主人公のナレーションが凄く良い言葉が多く深く入ってくる…ヒーリングドラマになってます
訳して下さり感謝します