イ・ジョンソク(이종석)、パク・ヘジン(박해진)、チン・セヨン(진세연)、カン・ソラ(강소라)主演のSBS水木ドラマ
ドクター異邦人(タクト イバンジン:닥터 이방인)
の第15話あらすじ・感想(ネタバレあり)2/3です。
あらすじは韓国放送時のものです。
ドクター異邦人 第15話あらすじ2/3
理事長の計略
Saver手術を受けた患者の血圧が低下し続け、スンヒ(チェヒ)はノルエピネフリンを投与するようにナースに告げる。この患者はほんとうに大丈夫なのか?と、ナース。保護者がみている、余計な心配はするなとナースを注意するスンヒ。
フンの患者が大丈夫だということを聞いて、方法を考えなければと、理事長。その言を受けてサンジンは患者の妻にいらぬ説明をし始める。
死蔵の手術を同意なしにしたことや、フンが手術中に人を殺したこと、さらには北朝鮮出身だとも告げるサンジン。
ムン教授は移植よりSaverがより難し手術だからと、理事長の判断をあおっている。それは認めるが患者が目覚めてから決定するという理事長。
患者が無事に目覚めればこちらが勝ったという確認書でももらってこいとムン教授に言うフン。患者の妻がやって来て、サンジンに聞かされたことをフンにぶつけ、すぐに夫を目覚めさせろ、告訴しなければわからないのか?という。
チェヒが患者の妻に説明しても受け入れてもらえなかったことをフンに話している。少し目覚めさせてはどうかというチェヒ。
嫌な言葉を聞いたからと患者に良くないことをするのか?どちらにしろ患者が目覚めれば終わるので、もう少し我慢した方がいいと、フン。
けれど同意書なしに手術したので、目覚めたところを見せなければ大変なことになるとチェヒ。目覚めるから大丈夫だ、そうすると対決にも勝つんだからそう心配するなと、フン。
また、ずっと患者に付いていろ、他の人が覚醒させようと言っても自分の許可なしにはダメだという。
スヒョンの気持ち
ジェジュンとスヒョン。オレに話はないのか?と、ジェジュン。手術室から出て行ったことを謝るスヒョン。『そうじゃなく、パク・フン、お前に似合わない』と、ジェジュン。
『どうして?』と、スヒョン。『わからずに聞いているのか?あいつには他の人がいる。お前に傷だけが残る』と、ジェジュン。『チェヒ、あの人を見つけられないかもしれないじゃない』と、スヒョン。
『目の前にはいないが、パク先生の心のなかにいる。見つかる見つからないが重要なんじゃない』と、ジェジュン。
『わかる、わかってる!わかってるけど、私はわかってるけどこうなの。パク先生の心のなかにチェヒさんがいるということをわかってるけど、彼を好きなのにどうしろと?はじめは好奇心だと思ってた・・・。
忘れようとしたけどダメなの。忘れようとすると思い出して、しきりに涙がでるのよ。ごめんね、私これ以上ジェジュンさんを傷つけるのはイヤ。本当よ』と、スヒョン。
『行くな』と、スヒョンの手を握るジェジュン。『私をただ離して。すぐに忘れられるはずよ。お願い』と言い去るスヒョン。
ジェジュンからの追求
チャンイにBISモニターの説明をするチギュ。互いの心がわかると無駄口を叩いている。
患者にBISモニターを装着し、覚醒度合いを測るジェジュン。そして、時が来たからと言い患者を覚醒させる。この時点でジェジュンが一歩リードだ。
相変わらずフンの患者の妻はフンに噛み付いている。ジェジュンの患者が覚醒したのに、夫はどうなんだ?いつ目覚めるのか言えと言っている。いくら手術前の状態が悪かったからとフンが説明しても聞く耳を持たない。
ドクターが集合して術後の討論会をしている。フンが説明すると、ジェジュンの事前の指示のもとチギュ やクム先生が質問をする。
死蔵された手術ということや手術に対する自信を問われ、北朝鮮でたくさんこなしたと答えるフン。ジェジュンはその患者たちは全て活かしたのかと問う。『イヤ』と答えるフン。
それなら今度も死ぬかもしれないなと、ジェジュン。そっちは手術した患者を全て活かせたのか?と、フン。更に続ける。
胸部外科の実力は死んだ患者の数だという言葉もある。それに悩むんじゃないのか?次は殺してはいけないから、今回は必ず助けないといけないから。それが自分が殺した患者に許しを請う唯一の道だから。
患者の手術は成功した。オレが殺した患者たちはきっとオレを許すだろう。患者が死ぬかもと恐れてしなければ、絶対に許してくれないだろうと、フン。
感動的な話だが、患者が目覚めてこそ許しを得られる。目覚めないのか?目覚めることができないのか?手術の失敗を隠すために目覚めさせないんじゃないか?こんなに長く鎮静治療を行うのは疑い深いと、ジェジュン。
2日以内に目覚めるはずだと、フン。もし目覚めなければ?と、ジェジュン。そんなことはない、必ず目覚めると、フン。そうすべきだ、そうでなければ総理手術チームの脱落どころか殺人犯になるからと、同意書なしに手術をしたことを指摘するジェジュン。
緊急事態だからそうしたというフン。血液凝固障害のためか?と、ジェジュン。そうだと、フン。ジェジュンはヤン先生にいつ知らせたのかと問う。事前に伝えたと、ヤン先生。
そして、弁明するなと机を叩く。患者を助けたかったと、フン。それでも追求を緩めないジェジュンは、同意書も事前説明もないのに保護者がどんな謝罪を受け入れるんだ?すぐに目覚めさせて、患者に異常がないことを保護者に見せろと言う。
討論会が終わり、ぶつぶつとフンの悪口を言う他の医師たち。あんたたちはワザとしたのを見たの?知らないなら黙ってなさい、どうしてなにも知らないのにむやみに!と、フンをかばうスヒョン。その様子を目にするチェヒ。
告白と奈落
ジェジュンとフンのやりとりを思い出し、なにか決心した素振りのスヒョン。
フンはジェジュンのところへ行き、あと一日だけ待ってくれという。自分が判断することじゃないし、パク先生がなにか隠しているのかもしれないと、ジェジュン。
そうじゃないのをわかってるじゃないか?と、フン。『さあ』と、ジェジュン。
オレはもしかしたらあんたと良い友人になれると思ってた。今は対決してるが終わればそうなれると思ってたが、オレが錯覚してたな。 絶対にそんなことはないとジェジュン。
すると、コードブルーの放送が流れる。フンの患者をスヒョンが覚醒させようとしていたのだ。電気ショックによりなんとか心拍は戻る。食って掛かる保護者に、大きな手術後にはよくあることだと説明するスヒョン。
黙れないか?と、フン。私が間違ったことを言った?と、スヒョン。フンはスヒョンを連れ出す。
お前はそれでも医者か?患者を殺すところだったと、フン。あなたを信じてたからしたと、スヒョン。信じてるなら待つべきだろう?と、フン。手術は成功したし自分の目で確かめたから、目覚めさせてもいいと思ったと、スヒョン。
どうしてだ?と、フン。目覚めなければあなたが病院から追い出されるからと、スヒョン。追い出されることが、お前になんの関係が?お前は何なんだ?と、フン。
『あなたを・・・好きだから。あなたを好きだから、あなたが病院から追い出されるのを防ごうとしたの。それでいい?好きになるなと言わないで。自分の思い通りになるならここまで来なかったわ・・・。チェヒさんのせい?』と、スヒョン。
『お前の父オ・ジュンギュは、オレの父パク・チョルを北へ送った。チャン・ソクジュと組んでオレの父を北に送ったんだ。ミョンウ病院の訴訟の証人に立つという理由で、オレの父を北に送る人間だ、お前の父は。分かったなら正気になれ』と、フン。
衝撃を受けたスヒョンは家に帰り父を問い詰める。
『事実なの?お父さんがパク・フン先生のお父さんを北朝鮮に送ったの?そうなの?答えてください、そうなの?』と、スヒョン。『そうだ、そのとおりだ』と、理事長。
『どうして、どうしてそんな恐ろしいことを?』と言い崩れるスヒョン。『あいつが私のミョンウを滅ぼそうとした』と、理事長。
『どうしてそうしたの?どうして!』と、スヒョン。『ミョンウを守ろうと私がしただけのことだ。だから、パク・フンあいつと親しくするな』と、理事長。
『これからパク先生の顔をどうやって見ろというのよ、どうやって見ろというのよ』と、泣き崩れるスヒョン。『見なければいいじゃないか』と、理事長。『見なければ耐えられないのに、どうして見るなと』と、スヒョン。
ドクター異邦人第15話あらすじ 3/3へ続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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