チョン・イル、クォン・ユル、コ・アラ主演韓国ドラマ
獬豸(ヘチ:해치)
第5話(第9・10話)あらすじです。
※韓国では30分を1話として放送
獬豸(ヘチ:해치) 作品データ
- 韓国SBSで2019年2月11日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 李祘(イ・サン:이산)、同伊(トンイ:동이)
- 演出:チュ・ドンミン(イ・ヨンソク) 『大風水(テプンス:대풍수)』
- あらすじ:卑しいムスリの体から生まれた王子・延礽君(ヨニングン)李昑(イ・グム)が、情熱あふれる科挙準備生パク・ムンス、司憲府の熱血茶母(タモ)ヨジ、市場通りのチンピラ・タルムンと共に力を合わせ、大権を勝ち取る過程を描いたドラマ。
- 視聴率 5.1%/5.9%
獬豸(ヘチ)第5話(第9・10話)あらすじ
獬豸(ヘチ)第9話あらすじ
司憲府(サホンブ:사헌부)に乗り込むヨジだったが、ウィ・ビョンジュに跳ねのけられる。
お前らのようなゴミが何の法を守るんだ!見ていろ、私が必ずここに入りすべて掃き捨ててやる、その時死ぬのがお前たちの対価だからと、朴文秀(パク・ムンス:박문수)。
勢力と跡継ぎが居ない世子(セジャ:세자)が宝位とは、これからこの国がどうなるようですか?と、亡き粛宗(スクチョン:숙종)に語る吏曹判書(ジョパンソ:이조 판서)ミン・ジノン。
そこに延礽君(ヨニングン:연잉군)李昑(イ・グム:이금)がやって来て、延齢君(ヨルリョングン:연령군)李昍(이훤:イ・フォン)は密豊君(ミルプングン:밀풍군)李坦(イ・タン:이탄)の手で死んだと告げる。
そういうこともあるかも・・・殺されたのかどうか必要なら定めるのが政治です、いつでもそうだったように我々が定めるのです、我々がこの数百年間この国を守ってきたからと、ミン・ジノン。
残りの彼らはダメだ、彼らに触れるなと、イ・グム。
君大監さえ出張らなければハン・ジョンソクは生かせたとは思いませんか?いっそ王になる夢でも見ませんか?王になればほんの少し力というものができるかも知れないのに、どうしました?賤しい血が流れているとは言え、君大監も王孫ではありませんかと、ミン・ジノン。
雨の中、文字を書いた板を掲げ、ハン・ジョンソクは殺害されたと訴えるヨジ。
第5部 再び生きる者へ
1年後。
典獄署(チョノクソ:전옥서)から脱獄する囚人。
景宗(キョンジョン:경종)の龍袍(ヨンポ:용포)は胴回りが合わなくなっており、内人はそれを笑ってしまう。
戸曹参判(ホジョチャムパン:호조참판)で少論(ソロン:소론)のイ・グァンジャが朝の経筵(キョンヨン:경연)を延ばさねばならないと景宗に伝える。
便殿へ向かう景宗。
脱獄の件で集まっている大臣。
景宗を笑った内人を罰している中殿(チュンジョン:중전)。
それを止める大妃(テビ:대비)。
一介の内人にも笑われるのは殿下に跡継ぎが居ないからだと、中殿。
老論(ノロン:노론)の大臣たちは、脱獄の件を上げ、殿下の不徳と民が言っているなどと、景宗を攻撃する。
すべて留意するとしか言えない景宗。
こんなときに経験の浅いチョ・テグは右議政(ウイジョン:우의정)としての妥当な人事ではないと、少論側の人事を否定するミン・ジノン。
それに反対するイ・グァンジャ率いる少論。
結局ミン・ジノンの圧力に負ける景宗。
その後、どもる景宗を嘲笑う老論の大臣たち。
一国の主上だぞと、それを咎めるミン・ジノン。
昼になっても町中で寝ている延礽君を連れて行くタルムン。
そして水をぶっかけて起こす。
イ・グムが宗親府(チョンチンブ:종친부)に出所すると、幼い王族が多数いた。
中殿が養子を選ぶために候補が来ていたのだ。
ヨジはお手伝いに、パク・ムンスは科挙の勉強に勤しんでいた。
パク・ムンスの勉強の様子をみて、今回はうまくいきそうだと男。
ヨジの手伝いはひどいものだった。
主人の男はそれを褒め、金も多くやる。
ヨジ・ムンス・アボン・チャンダルがハン・ジョンソクの家に集まっている。
一周忌だ。
イ・グムの家には司憲府持平(チッピョン:지평)に昇進したウィ・ビョンジュがやってくる。
脱獄、王への非難、右議政人事の撤回ということが老論の策略で行われていることを看破しており、そのことを話すイ・グム。
そして、それはそなたが立てた策だとも指摘する。
図星だった。
ウィ・ビョンジュが声をかけた罪人が捕庁(ポチョン:포청)に捕まればそなたは難しくなる、私が捕まえてやろう、昇進の贈り物だ、そうすれなそなたと親しくなれそうでと、イ・グム。
以前から聞きたいことだったと、死んだハン・ジョンソクと親しかったのにどうして?と、ウィ・ビョンジュ。
力を持つ者の眼中になくなればどうなるかわかったので・・・南人(ナミン:남인)だったのに老論に側に立った者にはどういうことかわかるはずだがと、イ・グム。
獬豸(ヘチ)第10話あらすじ
ハン・ジョンソクの祭祀。
1年前のことからくる憤りを抑えられない参列者たち。
なにもないことのように過ごしている延礽君にも怒りは向けられる。
私達と何の関係が?私も聞こえる耳があって知っています、延礽君イ・グム、その人がどう過ごしているのか・・・と、ヨジ。
初試の会場。
席取りの男たちでごった返している。
開門と同時に走り出すペク・ドンスだったが、途中で躓いてしまう。
寺で一緒だった男が助けてくれ席を用立ててくれるも、皆がやっていても不法だと断る。
さっきパク・ムンスの前に割って入った男は、部下を従えておりワケありのようだ。
タルムンに会った際に、時局がうるさくなると言われるイ・グム。
持斧上疏(チブサンソ:지부상소)をはじめる男。
罪なく殺された景宗の母・禧嬪張氏(ヒビンチャンシ:희빈장씨)の名号を高めろというものだった。
少論が仕掛けたものなのかと思うイ・グム。
ミン・ジノンは老論が王の跡継ぎを決める時が来たと、老論の面々に話す。
自分の弱さを補う同盟者が必要だと考えている景宗。
宗親府へ行くと、慕華館( モファグァン:모화관)に行かねばならないと言われるイ・グム。
清の使臣団がイ・グムを望んでいるというのだ。
行ってみると待っていたのは密豊君だった。
オレの戦いはオレが勝てば終わると言ったことを覚えているか?王になりに帰ってきた、王になる準備を終えたと、密豊君。
チョン・ユニョンは中殿に接近していた。
私が御座に座っているときにお前がそばにいねばな、この国の中殿だと、ユニョンに告げる密豊君。
イ・グムは司憲府を訪れウィ・ビョンジュに会う。
宗親(チョンチン)が関連した捜査の資料を渡す。
また、密豊君のことに触れ、ミン・ジノンに会いに来させるようにと告げる。
司憲府に賊が入っていったのに気づいたイ・グムはその族を抑える。
ヨジだった。
そして、未だにハン・ジョンソクのことを調べていることを知る。
ヨジが捕まらないように警備をごまかすイ・グム。
イ・グムがどうして自分を助けたのかと考えるヨジ。
パク・ムンスは試験会場で助けてきた者が誰かからカネを受け取ってしたのだということを知る。
密豊君が老論でも拒めない牌を持っているとイ・グムから聞いたと報告するウィ・ビョンジュ。
ミン・ジノンはそんなことより典獄署(チョノクソ)から脱獄した罪人のことを気にかけていた。
私が問題なく解決しますと、ウィ・ビョンジュ。
領議政(ヨンイジョン:영의정)キム・チャンジュンと使臣団に会いに行こうとしているミン・ジノンは、ユニョンが中殿に付き添っているのを見て驚愕する。
あの女が誰だと知ってそんなことを?と、ミン・ジノン。
状況がよくわかっていないキム・チャンジュン。
使臣団とともに密豊君がやって来たことに驚く大臣たち。
密豊君が清の後押しで主上の養子になるという構図に気づくミン・ジノン。
そこに現れ、大監がこんな顔をするときもあるのですねと、イ・グム。
そして、単刀直入に本題に入る。
「王子一人、必要ではないですか?大監、すごろくの馬のような、そんな王になってくれる、王子がです」
獬豸(ヘチ)第6話(第11・12話)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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