チョン・イル、クォン・ユル、コ・アラ主演韓国ドラマ
獬豸(ヘチ:해치)
の第19話(第37・38話)あらすじです。
※韓国では30分を1話として放送
獬豸(ヘチ:해치) 作品データ
- 韓国SBSで2019年2月11日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 李祘(イ・サン:이산)、同伊(トンイ:동이)
- 演出:チュ・ドンミン(イ・ヨンソク) 『大風水(テプンス:대풍수)』
- あらすじ:卑しいムスリの体から生まれた王子・延礽君(ヨニングン)李昑(イ・グム)が、情熱あふれる科挙準備生パク・ムンス、司憲府の熱血茶母(タモ)ヨジ、市場通りのチンピラ・タルムンと共に力を合わせ、大権を勝ち取る過程を描いたドラマ。
- 視聴率 6.2%/7.1%
獬豸(ヘチ)第19話(第37・38話)あらすじ
獬豸(ヘチ)第19話(第37話)あらすじ
都城(トソン:도성)でことが弾けて我々に時間がないとは?と、密豊君(ミルプングン:밀풍군)李坦(イ・タン:이탄)。
密豊君、世の中をひっくり返したいか?世の中をひっくり返したいなら、先に世の中を混沌に陥れねば、そうすればその混沌が、君王にその資格を問うからと、李麟佐(イ・インジャ:이인좌)。
原因のわからない疫病について、左議政(チャイジョン:좌의정)ミン・ジノンと論じている英祖(ヨンジョ:영조)李昑(イ・グム:이금)。
そこに都城にも患者がとの報告が入る。
関係部署の者たちを治安維持と疫病対策のために至急呼ぶ英祖。
また、疫病なのにあまりにも早い動きをいぶかしがりもする。
第19話 黒い患乱
伝奇叟(チョンギス:전기수)の話に耳を傾けるものが少ない状況。
そこにクンテがやって来て、疫病のことを伝える。
3日でチュンチョンから伝染したことを話すタルムン。
臣下が対応できないほどの速さで指示を出す英祖。
活人署(ファリンソ:활인서)提調(チェジョ:제조)は患者数を把握してないことを叱責される。
臣下に全霊を尽くすようにと、英祖。
伝染病対策の本を民も読めるように諺文(オンムン:언문)本も作れと指示する英祖。
右議政(ウイジョン:우의정)チョ・テグとミン・ジノンに、ウィ・ビョンジュと密豊君が脱走したことを伝える英祖。
また、代理聴政(テリチョンジョン:대리청정)をしていたときに発生し鎮圧された疫病と症状が似ていることや、自然発生ではなく意図的に起こされた可能性について言及する。
さらに、大混乱を起こさないために2人にだけ話していると話し、朝廷と民のために知恵を貸してほしいと告げる。
イ・インジャは世宗(セジョン:세종)の4男・臨瀛大君(イミョンテグン:임영대군)の後孫だと密豊君に話すウィ・ビョンジュ。
すると、イ・インジャの配下の武装集団が現れ将軍と呼ぶ。
山中に砦が築かれ軍事訓練も行っていた。
鳥銃だけでなく、民心を揺るがすために活版印刷まで用意されている。
イ・インジャは自分の命に従え、名分のためだけにお前を連れてきたと、密豊君に告げる。
まだ御座を諦めてないのなら利用すべきだと、密豊君の怒りを鎮めるウィ・ビョンジュ。
タルムンたちは井戸水が疑わしいことを突き止める。
その中には王宮で使われている井戸もあった。
タルムンは消えたチョン・ユニョンの消息をクンテに尋ねるが、今のところ分っていない。
褓負商(ポブサン:보부상)のひとりがユニョンを見かける。
怪文書を貼る逆賊たち。
国に疫病が発生したのは先王の涙のせい、主上が先王を弑逆して御座を簒奪した罪人のせい・・・との怪文書を読む英祖。
怪文書の蔓延を防げなかったため、内禁衛将(ネグミジャン:내금위장)と捕盗大将(ポドデジャン:포도대장)を叱責するミン・ジノン。
両機関とも人手が手薄になっている現状があった。
両者を失職させるべきと、ミン・ジノン。
民心を揺らすべきでないと、英祖。
大妃(テビ:대비)が疫病で倒れる。
大妃殿に赴いた英祖はヨジを見つける。
お前がどうして入宮しているのだ?一度王宮に入れば平凡な女人としてのお前の人生が消える、私はお前がそうなることを望まなかったと、英祖。
けれど私は望みました、それに今の私の心がどれだけ幸いかご存じないでしょう、ムンス・ナウリが居ない中、不足な私でも殿下をお守りできるからと、ヨジ。
獬豸(ヘチ)第19話(第38話)あらすじ
活人署(ファリンソ)では、自分の兄を殺した英祖が湯薬に附子を入れているかもしれない、患者を連れて帰る、天罰だと、騒ぎが起きている。
ここで疫病を抑えられなければ、都城は阿鼻叫喚となると、英祖。
都城からの知らせを受けるイ・インジャ。
その知らせを見て3・4日ともたないだろうと、ウィ・ビョンジュ。
そして、何をすればよいかと問う。
何ができる?飴でもなめていろと、イ・インジャ。
それは困る、取り分があってこそ食う飴もより大きくなると、ウィ・ビョンジュ。
酒幕で英祖の悪い噂を聞き、客に当たる朴文秀(パク・ムンス:박문수)。
そんなムンスはウィ・ビョンジュを目にし驚く。
前同知事(トンジサ:동지사)チョ・ヒョンミョンと前大司憲(テサホン:대사헌)イ・グァンジャを訪ね、ウィ・ビョンジュについて話すパク・ムンス。
英祖が都城を離れ行宮へ行ったとの風聞も広まってきている状況。
朝報で根拠のない噂を抑えるつもりのミン・ジノン。
けれど、朝報は両班が見るものなので状況を収拾するには弱い。
そこに、お耳に入れることがあると、チョドン。
急いでタルムンのところへ行く英祖。
そこで、井戸の話を聞く。
チャンダルとアボン、伝奇叟(チョンギス)も井戸の確認をしている。
水剌間(スラッカン:수라간)から水汲みに来たことも確認される。
これが大妃の病状に起因している可能性を考える。
また、誰かが毒を使い民に害を与えたとの結論に至る。
工曹参判(コンジョチャムパン:공조참판)と兵曹参判(ピョンジョチャムパン:병조참판)がイ・インジャと密会を行う。
井戸を見て毒の痕跡を確認するタルムンと英祖。
監察たちは漢城府(ハンソンブ:한성부)と捕盗庁(ポドチョン:포도청)に派遣されることになったと、ユン・ヒョク。
チュ・ヨンハンは仮病を使う。
英祖が時間になってもやって来ないので苛立っている重臣たち。
責任を持つ誰かが現場に行くべきでは?との声も出ている。
けれど、誰も行こうとはしない。
信じられない!家族を連れ帰る!と暴動寸前の活人署(ファリンソ)。
そこに現れる英祖。
皆がひれ伏す。
どうして病んでいるものを伏せさせるのだ?と、英祖。
そして、自ら老人を立たせる。
さらに・・・民の恐れを理解し、民を見捨てない、この病は天罰ではなく必ず治せる、信じてくれることを望む、都城の地を離れない、最後まで民とともにすると告げる。
獬豸(ヘチ)第20話(第39・40話)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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