華政(ファジョン) 第10話あらすじ 後半 チャ・スンウォン、イ・ヨニ、キム・ジェウォン主演韓国ドラマ

スポンサーリンク

チャ・スンウォン(차승원)イ・ヨニ(이연희)キム・ジェウォン(김재원)主演MBC月火歴史ドラマ

華政(ファジョン:화정)

の第10話あらすじ後半です。

華政(ファジョン:화정) キャスト(出演者)・登場人物紹介 チャ・スンウォン、イ・ヨニ、キム・ジェウォン主演韓国ドラマ

 

 

華政(ファジョン:화정)

 

 

華政(ファジョン) 第10話あらすじ後半

船内にいるファイは自分を送り出したチャギョンのことを思い出し目に涙を浮かべていた。そして、生きていろ、お前でないならオレが必ず見つけるからと、心のなかでつぶやく。

酒を持ってくるチュウォン。再び血が滲み出したファイの傷口。このくらいは大丈夫だと、ファイ。そこに自分の手ぬぐいを当てるチュウォン。とにかく助けてくれてありがとうと、ファイ。

服と身分をファイのためにを用意したチュウォン。また、朝鮮に家族がいれば自分が、とも言う。いないと、ファイ。弟がいたが失い、母は・・・おそらく会うことができないと、続ける。

それなら帰り次第住む所を探すと言い、去ろうとするチュウォン。ところでどうして牢に来なかった?待っていたのに、もしかして硫黄のためだったのか?王命のために?と、ファイ。

『すまない。私にとって、そのことが先だった』と、チュウォン。

『まあ、予想通りだ。そうだと思った。あんたは、朝鮮、その王の人だから。当然、王命が先だっただろう。オレみたいのよりは・・・けれど、どうして、今回は守ったな。オレを見つけに来るという、その約束。そうだな、それで結局はありがたいんだろうよ。おかげで生きて、また朝鮮の地を踏むことができるから』と、ファイ。

『もう休め。それと、お前が朝廷のために労を惜しまなかった恩は絶対に忘れない・・・。けれど、さっきのその言葉だが、今回はだと?私がお前に対してそんな約束をしていたか?私達が以前に会ったことがあったか?』と、チュウォン。

甲板にいるチュウォンを眺めながら、子供の頃にその名前を覚えた出来事を思い出すファイ。自分を見つける守ると言っていた少年が、光海君の人になって現れたのだ。

結んでもらった手ぬぐいを解き手を離す。風で飛んで行く手ぬぐい。そして、心のなかで、朝鮮に戻ると母に告げる。また、自分の座に戻り、失ったすべてのものを取り返すためだと、心のなかでつぶやく。

 

伝令を受ける光海君(クァンヘグン:광해군)。相手のしっぽを掴んだ上に、ホン校理(キョリ:교리)が硫黄まで運んでくることに、吐き捨てるような笑みを浮かべる。

漢陽に戻った二人。離れてしまったファイに、自分にしっかりついて来いと言った、道を見失ったらどうするんだ?と、チュウォン。

子供でもないのに、オレもここに住んでいた人だ、まさか道も知らないかと?日本で会ったとばかり思っていて忘れていた、ところで、どこに住んでいたんだ?と、チュウォン。

私が王宮以外の都城(トソン:도성)をどうやってしるというんだ?と、心のなかでつぶやくも、広通橋(クァントンギョ:광통교)だと答えるファイ。

それなら懐かしいだろ、ここがまさに広通橋じゃないか!と、チュウォン。思い出した素振りをして、あちこちそのままだというファイ。緊張してたと。

けれど、一帯は昨年整備されたのでそんなはずはないと、チュウォン。適当にごまかすファイ。

家に連れて行くチュウォン。入宮してすることがあるので、ここにいろと言う。自分もやることがあると、ファイ。身分を作るまでは一人ではダメだといっただろと、チュウォン。

その後もチュウォンがきつく言うと、一応、ここから一歩も動かないと誓うファイ。けれど、誓いは破られるものでと言って、外にでるファイ。

 

鄭仁弘(チョン・イノン:정인홍)柳希奮(ユ・ヒブン:유희분)と共に兵曹(ピョンジョ:병조)へ入る李爾瞻(イ・イチョム:이이첨)。ここの主人となってご満悦だ。そしていつもの諍いもはじまる。

そこへ兵判(ピョンパン:병판)大監とイチョムを呼び、許筠(ホ・ギュン:허균)が入ってくる。かなり軽いノリで、都城に帰るやいなや会いに来たと話す。蛟山(キョサン:교산)ではないか?と、チョン・イノン。会いたくない顔が増えたとユ・ヒブン。

 

チュウォンは光海君に謁見する。労をねぎらいさぞかし興味津々だったことだろうと、明るく迎え入れる光海君。正反対のチュウォン。

岩の割れ目に育つという花開茶(ファゲチャ:화개차)金介屎(キム・ゲシ:김개시)が煎れる。チュウォンのようだと言い、内資寺(ネジャシ:내자시)へ伝えろ、最も似合うものに褒美を授けないと、と、光海君。

ほくそ笑むチュウォン。

『やはり生意気で、王の前でこれみよがしに嘲笑だと。硫黄とともに来てなければ、その首は市場で吊るされていただろうよ』と、光海君。

年に2万4千斤の硫黄を入手する代わりに、イタチに高麗人蔘と白蔘の独占権を渡したことを報告し、全権を託されたのだから考慮してくれというチュウォン。

さあ、約束は自分が必要なときに守ればよく、ところで、言いたいことはそれじゃないはずだが、最初から硫黄ごときに関心はなかったのか?火器都監(ファギトガム:화기 도감)はただの言い訳に過ぎなかったのか?どうして私を利用したのか?何のために?違うか?と、光海君。

気にならない、(あなたが)どう考え、どうしてそうしたのか。自分はすべきことをしたまでで、御命に従ったのではないからと、チュウォン。そして、去ろうとする。

チュウォンを呼び止め、褒美を受け取って帰れと、光海君。ただ捨てる餌だと思っていたが、大魚を釣ったのでその功を祝賀しなければ、王でなくともこの国を思う心は格別だからと、光海君。

恐れ多いことながらその褒美を受ける資格はない、あえて申し上げるなら、ただ国を考えてのことだけではなかった、負けるのが嫌でと、チュウォン。

こんな人間に負けるのが嫌で?王に恐れもなく勝負を?ますます気にいるぞと、光海君。

今度こそ退出しようとするチュウォン。

もうひとつ教えてやると、光海君。憤怒について教授し、それを押さえるすべを学んでいたようだが一歩先に進め、何事も悟られるな、心のなかの何かを本当に成し遂げたいなら、すべてのことを殺さねばならぬことだ、疑いも懐疑も迷いもなくそのままと、続ける。

大殿から出てきたチュウォンは、目の前にいたイ・イチョムとホ・ギュンに気づかずに去って行く。自分に気づかなかったことにムカつくイ・イチョム。

面白い、どうして殿下があんな若造をそばに置くとは、死んだ李德馨(イ・ドッキョン:이덕형)が彼の顔から見えると、ホ・ギュン。

今日は違っていたと、光海君に告げるケシ。そうだった、暫し誰かを思い出してそうした、しかし、あのことをする時が来たなと、ケシに言う。

そして、ホ・ギュンにそいつを追い背後をつかめと伝えるように指示する。やり方はホ・ギュンの最もうまく出来る方法でとも言う。

 

ホ・ギュンはユン・ドハにわざとぶつかり、生きていたのかと抱きつく。トハはホ・ギュンとは知り合いではないようだが、ホ・ギュンは強引に知り合いに仕立てている。

光海君の話は続く。予想だにしてなかった硫黄が確保できたため、長い間計画していた例のことを明日やるという。

 

口にするのも禁忌となっている母・仁穆大妃(インモク テビ:인목대비)の居場所を探すファイ。そして、ついに慶運宮(キョンウングン:경운궁)の前にたどり着く。

李元翼(イ・ウォンイク:이원익)李恒福(イ・ハンボク:이항복)が門から出てくるのを見て、母を守ってくれる忠臣が残っているのかと思う。

積まれた硫黄を眺めながら、父と仲違いしたことを思い出すチュウォン。暴君の手先となり、しかも火器都監(ファギトガム)に入るということで家を追い出されたのだった。

聖上は間違っていてもこの国にこの地を守る力があるべきだという事実は間違っていない、自分は自身の選択を後悔しないと告げたチュウォン。けれど、いつか必ず後悔するはずだと、ホン・ヨン。

火器都監で働くオクジュと娘のウンソル。ウンソルはチュウォンを眺めつつ、話す口実でもあればとつぶやく。

『私のナリ(原音ではウリナリ、ナウリのこと)』とウンソルが言い、ケナリ(チョウセンレンギョウ:野の花)がお似合いだと会話をしていたので、ついチュウォンをケナリと呼んでしまったオクジュ。そんなことがあったなら私に行ってよと、ウンソル。

※ナリ(ナウリ)は官吏のことで、ケ(犬)をつけると、とんでもない誹り言葉になる。

オクジュは、誰かが訪ねてきたがいないので、家で待つと言っていたことをチュウォンに告げる。

 

チュウォンの家に不審者。彼らが自分と母を助けてくれるかもと考えながら家路につくファイ。門を開け、不審者を見かけ後を追う。

誰だ?と、ファイ。それならお宅は誰なのか?と、背後からファイを押さえる男。

『言え!誰だお前?どうしてこの時間にチュウォンの家にいるんだ?その刃物は何だ?』と、男。

『お前こそこれを離さないか?オレはこの家の客だ。お前はどうして他人の家に隠れているんだ?』と、ファイ。

『客?そちらが?オレの知らないホン・ジュウォンの知人だと?』と、男。そして、掴んでいる腕に違和感があり、袖をまくってみる。細く白い腕だ。

『離せって、こいつ!』と、拳をお見舞いするファイ。そこに『イヌ!』とその男を呼び駆け寄るチュウォン。状況がつかめないイヌ。

『人も長く生きていれば見るものだな。お前がこんなだと思わなかった、。ハハハ、お前のような生員さまが家を出たというから、オレは何事かと思ったが、これだったのか?隠してる女』と、イヌ。

 

 

華政(ファジョン:화정)第11話あらすじ前半に続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

コメント