再び獄舎に閉じ込められるイニョプ。
イニョプは父と同じ逆党に違いないとイ・バンウォンに判断され、両大監は叱責を受ける。
それでも、対策を打っておいたので逆党を捕まえられて幸いですと、ホ・ウンチャム。
実はウンギの提案を予め受けて、兵曹(ピョンジョ:병조)の兵を待機させていたのだ。
それでも、自分を弑逆しようとした場に二人がいたので、調査を受けなければならない、奴は私だけを狙っていたと、イ・バンウォン。
オギの殺害によりプンイは斬刑、上典(サンジョン)を告発したイニョプは絞首刑との沙汰が下る。
サウォルは再度ウンギに対してイニョプの救命を懇願する。
自分が代わりに死ぬとも。
けれど、今回も追い出されてしまう。
カン氏夫人が闘牋(トゥジョン:투전)をしていることを密告するタンジ。
大奥様に話して解決してくださいとも。
母の決めた原則のため、私とタンジの仲は妻が殺人を犯したとしても解決できないと、ユンソ。
それなら無条件に待って一人老いて死ぬの?と、タンジ。
少し時間をくれれば・・・と、ユンソ。
もう待てない、子供が出来たの・・・下女の子は奴婢になるのは知ってるでしょ?若様が責任を負えないのなら、私は生まないわと、タンジ。
事さらに喜ぶユンソ。
けれど、オギのこともあり不安でいっぱいのタンジ。
私だけ信じろ、私はホ・ユンソだ!と、ユンソ。
ホ・ウンチャムは党員を吐かせるためにムミョンに拷問を与える。
その時に、ムミョンの懐から髷留めが落ちる。
これは何だ?と、ホ・ウンチャム。
まだ、髷留めの主人をさがしているのですか?と、ムミョン。
お前がそれをどうして知っているのだ?
饌母(チャンモ)がくれたのです、私の父のものだそうで、私の母にくれた饌母(チャンモ)の主人は誰ですか?大監マニムですか?違うなら主上ですか?私に火傷の痕を見ようとおっしゃって、同じ饌母(チャンモ)をお見せになったでしょう、間者の私が何を起こすか疑っていながら、王宮にまでお連れになりました、おっしゃってください、私の父親が誰ですか?私が誰の子ですか?と、ムミョン。
あいつは最初から信じてはならなかった、お前を利用して殿下を暗殺しようとしたのだ、けれどもう終わりだ、逃げようとして捕まり推鞠にあっている、これで因果応報が完成したのだ、お前の父上の仇は罰を受ける・・・
けれどお前の姿を見ろ、お前の選択の結果だ、明日になれば絞首刑に遭う罪人で、逆党の一味、それでもムミョンの女として残るのか?選択を違えば、機会はあるにはある、もうお前は世に出られない、世がひっくり返る前には、それで私が世をひっくり返そうとするのだがと、ウンギ。
どういうこと?と、イニョプ。
イニョプの手を引き付け、私がお前を助けてやるとと、ウンギ。
戻って、オラボニがどうやって?と、イニョプ。
これがお前と私の最後でもいいのか?と、ウンギ。
これが結局、私の終わりのようだわ、そう心配しないで、怖いけど、恐ろしいけど、一方では待っていたことでもあるようだわ、汚名を晴らせないことは恨めしいけど、この道は、お父様に会いに行く道でもあるから、あの世で待っていらっしゃるお父様を思えば、そう怖いばかりでもないわと、イニョプ。
私を置いていく道でもあると、ウンギ。
刑場には来ないで、オラボニは見ないほうがいいわ。こんな終わりで渡ってしまってごめんと、イニョプ。
髷留めを確認するイ・バンウォン。
この悲劇をどうすればよいのでしょうと、ホ・ウンチャム。
選択は2つしか無い、逆党として死ぬか、逆党を殲滅するかと、イ・バンウォン。
殿下、命をお下しください、あの王子をどうなさるのかと、ホ・ウンチャム。
兵を追い払い、ムミョンにチョルをするホ・ウンチャム。
殿下の命を伝えにやって来ました、選択せよとおっしゃっています、逆党として死んでいくのか、王室にお戻りになるか、今はあの方の息子ではなく、大逆罪を犯した逆党の身分です、選択をなさいますか?とも。
罪人となるのでなければ、私を解き放してくださいと、ムミョン。
そして、何処かへ行く途中で逃げる。
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