奇皇后 第29話あらすじ&感想後半 罠にハマるタナシルリ、スンニャンに関する真実、ワン・ユの嘆き

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ハ・ジウォン(하지원)チュ・ジンモ(주진모)チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ

奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第29話感想&あらすじ後半です。

あらすじは韓国での放送時のものです。

奇皇后 キャスト・登場人物紹介

奇皇后(きこうごう)人物相関図

 

奇皇后

 

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奇皇后あらすじ

罠にハマるタナシルリ

『まだ探して見てないところがあります』と、スンニャン『そこはどこだ?』と、タナシルリ『皇后陛下の居所が残っているではありませんか』と、スンニャン。

そして、タナシルリが皇太后に言ったのと全く同じように、皇后のためだ、疑いを晴らせば不安もないと言う。思わず笑みがこぼれるトンマン皇太后もそのとおりだと言い、坤徳殿(コンドクジョン:곤덕전)も捜査の対象となる。

一斉に捜査が開始される。しばらくしてヨナが手にした宝石箱を指摘し始めるスンニャン。中にはターコイズとコーラルで出来た首飾りが入っている。珍しい宝石だと手に取るスンニャン。

その様子をナマイキだと言い、宝石箱を取り戻そうとするタナシルリ。そして、次の瞬間、箱をひっくり返してしまう。そこから多くの宝石とともにナツメが出てくる。驚くタナシルリ。もちろん、周りのすべてのものが驚く。

『ハァ、宝石の下に隠してあるナツメとは・・・』と言い、タナシルリの顔を見る。どうしてナツメがここにあるのか説明してくれというスンニャン。『わたしがどうして知っているのか?』と、タナシルリ。

『それなら、召し上がりますか?』と、ナツメを一粒差し出すスンニャン。躊躇するタナシルリ。『どうして驚かれるのですか?この中に毒でもあえられたのですか?』と、スンニャン。

『毒だと?これはただ、ナツメであるだけだ』と、タナシルリ。『そうですから、さあ、お召し上がりください』と、差し出すスンニャン。『この女、恐れもなく!』と、タナシルリ。

そのナツメをソ尚宮が奪い食べる。『すごく甘く味わい深いナツメです』と、ソ尚宮。けれど、少しして苦しみだすソ尚宮。そして倒れてしまう。

この物品はスンニャンがタルタルを経由して、フクスの名を語りタナシルリに送られたものだった。

『わたしではない、違うというのだ』と、タナシルリ。『そう、わたしに弁明をする必要はありません』と、冷たくあしらい去るスンニャン。そしてほくそ笑む。

 

行省主(ヘンソンジュ)たちと酒宴を開くヨンチョル。そこにヨム・ビョンスが急を告げ、犯人がタナシルリであり、フクスの貢物が原因であることを告げる。

至急フクスを捕まえろというヨンチョル。返事をするヨム・ビョンス。ペガンタルタルにフクスを捕まえるようにと指示を出す。与し易くないから気をつけろ、奴らの資金を没収しろとも言う。

 

遼陽(ヨヤン)

高麗人蔘を買い占めていた者の容姿がおまえと一致するとヨンビスに言うワン・ユ。ようやく気づいたのかとヨンビス。

メバクの背後には突厥を倒したヨンチョルがいるのに、どうしてヨンチョルを助けるのかと、ワン・ユ。部族の復興に資金だけが必要なのだと、ヨンビス。

ワン・ユは罠にハマった時に助けられたという。顔色が変わるヨンビス。表情を見るとおまえだなと、ワン・ユ。その時助けなければよかったとヨンビス。

タルタルが帰ってくる、部下がスンニャンとワン・ユが結婚を約束する仲だったという話をする。今はその事実を知られてはならないというタルタル。

タルタルに会ったワン・ユはすぐにスンニャンの安否を尋ねる。それよりもまずフクスを捕えなければならないというタルタル。

フクスを招待するふりをして、タルタルはフクスを捕縛する。自分の背後にヨンチョルがいるのを知らないのかと、フクス。そのヨンチョルの命だというタルタル。

ワン・ユは商団の拠点を叩く。そして、暗号化された帳簿を手に入れる。一通りカタがつき、あとはスンニャンに会うだけだと、パン・シヌ。笑みをこぼすワン・ユ。

 

鞠問

ホンダンに聞かれ、パク・ブラが、毒のからくりを話す。毒はナツメにつけていたのではなく、スンニャンの指についていたのだ。

鞠問が行われる。行省主(ヘンソンジュ)たちは皇后を廃位しなければならないとタファンに訴える。

別室で話すヨンチョルとタンギセ。今回の件はタナシルリが軽率だったと、ヨンチョル。罠だったではないかと、タンギセ。

ヨンチョルはだからこそ怒っているという。廃位となれば家門の致命傷にもなりかねないと、タンギセ。ヨンチョルはコプソルを動かすことを決断する。

鞠問が行われている大明殿で弁明するタナシルリ。ここは皇后の大声を聞く場ではないと、一蹴する皇太后。そこにコプソルがなだれ込み、続いてヨンチョル達が入ってくる。

もし後にタナシルリの無罪が明らかになれば、廃位を口にした者はどうなろうかと、行省主たちを脅迫するヨンチョル。

『それなら、大丞相はこの件をどう処理することを望むのですか?』と、皇太后。『皇后を冷宮に送ればよいですか?』と、ヨンチョル。それは幽閉するということだ。

廃位か冷宮か選んでくれというヨンチョル。それに対して皇太后は、後宮の全権を渡し冷宮に行くのか廃位となるのか、大丞相が決めてくれと、逆に苦渋の選択をヨンチョルにさせる。

 

スンニャンに関する真実

タルタルにスンニャンの消息を聞かせてくれと、ワン・ユ。タルタルは正5品才人となったのだと告げる。

スンニャンを売ったのかと憤るワン・ユ。タルタルは、スンニャンが自ら行ったのだ、哀願して行ったのだという。その後、タルタルはワン・ユの部下に口に気をつけろという。

 

冷宮へ

タナシルリに出くわすスンニャン。『冷宮にいかれることになると』と、スンニャン。『いま、わたしをからかうのか?』と、タナシルリ。『冷宮は寒く侘しいところと聞きました』と、スンニャン。

『この女、恐れ多くもわたしを!』と言い、スンニャンをひっぱたこうとするタナシルリ。

その手を掴み、『冷宮内よりも寒く侘しいところに横たわっている人たちが居ます。皇后陛下が殺したパク才人と宮女たち、いま、山中深く石の墓の中にいると言っているのです』と、スンニャン。

『おまえなのだろう?このすべてのことは、おまえが仕組んだのか?』と、タナシルリ。掴んだタナシルリの手を力を入れて振り放すスンニャン。

 

ワン・ユの嘆き

現実が受け入れられないワン・ユは、馬で駆けている。少し前のタルタルとの話でタルタルは、すでに昔のスンニャンではないため、あの方を苦しめることがあれば、わたしが許さないと、ワン・ユに告げていた。

『一体どうして?一体どうして、そんな選択をしたのだ?スンニャン、一体どうして?』と、ワン・ユ。

 

奇皇后 第30話前半へと続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

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