奇皇后　第11話あらすじ＆感想前半　視聴率17.8％

ハ・ジウォン（하지원）、チュ・ジンモ（주진모）、チ・チャンウク（지창욱）主演の韓国ドラマ

奇皇后（キ・ファンフ：기황후）の第11話感想＆あらすじ前半です。

あらすじは韓国での放送時のものです。

皇帝の子を身ごもったパク氏に対して盛れと、毒を渡されるスンニャン。『毒薬ですか？』と確認するスンニャンに、『怖いか？』と、問い返すタナシルリ。

皇后陛下に災いが及ぶかもしれませんというスンニャンに対し、タナシルリは、胎児にだけに致命的に作用する薬だからそんな心配はするなという。

そして、うまく事を運べば、身分保障の文を書くという。ただし失敗すれば死体となって皇宮を出て行くだろうとタナシルリ。

皇后殿を出て、タンギセの妹だけあってあまりに無道だと部屋を振り返るスンニャン。その様子をヨナが見ていた。

タファンはスンニャンが女なのかと考えを巡らしている。けれど、女に弓も馬も負けたのかと、否定もしてみる。それでも、女性の服を着させるとキレイだなと笑ってしまう。

大殿内官コルタは風が冷たいから風邪でもひいたらと声をかける。せっかくの妄想を邪魔されたタファンは、ついてくるなと言いひとりで行く。『良い言葉を言っている内に私の言葉を聞いておけ』と。

スンニャンはワン・ユへの募る想いをつい口にしている。内官たちが少し離れたので、タファンはようやくスンニャンのことを考えられるという。すると、スンニャンが向かいの橋の上に居た。タファンはスンニャンに触れようとする。

『会いたいです。どこにいらっしゃるのですか？』と、スンニャン。タファンは手を下げ、『誰がそんなに恋しいのか？もしかして心に抱く男でもいるのか？』と問う。否定するスンニャン。

コルタにスンニャンの行方を確かめろと言ったのはどうなったと問うタファン。

パク氏に随行してやってくるスンニャン。タファンはスンニャンのことが気になってしまう。皇太后は父の声を聞くのも胎教にいいからと、一緒に散策に行くことを提案する。

パク氏の急なつわりにタファンもスンニャンも背中を擦る。触れる指。その様子を遠巻きに見るタナシルリ。自分に嫉妬を覚えさせたのは陛下だと心のなかで憤怒を募らせる。

パク氏を呼ぶタナシルリ。お腹の中の子に良くないから緊張するな、その子が生まれたらお母様と呼ぶのはおまえではなく私だから、わたしたちはもっと親しくならなければならない、万が一、順調に産まなければ許さないと、タナシルリ。

そして、交友を深めるために日々お茶を飲もうという。妙な疑いを抱かれるのもなんなので、茶菓子はそちらで用意しろという。ソ尚宮はおまえが茶菓子を作れと、スンニャンニ命じる。

すでにパク氏に毒のことを話しているスンニャン。向こうが毒が入っていることを確かめるだろうから、なんとか方法を考えるという。パク氏は皇太后に話してはどうかというが、証拠がないのでそれはダメだと答えるスンニャン。

スンニャンに礼を言うパク氏。自分の罪を黙っておいてくれたお返しだからと言うスンニャン。

高麗餅を作るスンニャン。ソ尚宮の前で毒を入れるが、いなくなると、もう一種類作り始める。茶の時間。先にタナシルリに菓子を勧めるパク氏。

ソ尚宮から、妊婦以外にはせいぜい利尿作用があるくらいだと聞かされていたため、躊躇せずに食べるタナシルリ。

パク氏もまた、事前に松の実のものだけに薬が入っているとスンニャンに知らされていたため、ナツメのものを食べる。笑みを浮かべるタナシルリ。

一方、国境線ではワン・ユの作戦をパン・シヌとチョムバギが遂行していた。ようやくヨンビスがバトル将軍だと聞かされる二人。パン・シヌはわかっていたという。そして、そちらから言っていただくことを待っていたともいう。

兵を睡眠不足にさせる作戦は素晴らしいというパン・シヌ。それだけなのか？こいつらを殺せというヨンビス。パン・シヌはここぞとばかりに、人だけではないはずだと言い、この作戦はぺガンも気づいておらず、世界で私しか知らないだろうと、ヨンビスの作戦を看破したことを悟らせる。

こうして、一気に待遇が良くなる。

ぺガンは2日後の寅の刻に正面突破を仕掛けることを決定する。けれど、作戦の詳細はワン・ユには教えない。

ヨム・ビョンスはワン・ユたちがなにか隠していると考え、チェ・ムソンを監視しろという。そして、ぺガンに対しても、今夜ムソンの姿が見えなければ、何かあるのだと伝える。

けれど、ムソンはそこにいた。ヨム・ビョンスは赤っ恥をかく。

ワン・ユは松明を用意させており、それを暗号にしてパン・シヌに攻撃の日時を知らせる。

奇皇后　第11話後半へと続く

文責：韓国ドラマあらすじ団