ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第16話感想&あらすじ前半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第16話放送日と視聴率:2013年12月17日:視聴率:18.8% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
奇皇后あらすじ
蹴鞠のあと
血書もどきに驚愕したヨンチョルは蹴鞠場へ行く。その場にいる人物をすべて疑う。一番疑わしいのは皇太后だがこのようなやり方はしないだろうと見る。結局は誰かわからないが、近くにいることだけは確かだと感じるヨンチョル。
蹴鞠ではワン・ユもタファンも活躍し、一進一退の攻防が続き、決着をつけるまであと一点に迫る。わたしが勝てばスンニャンと目も合わしてもいけないと言うタファン。自分が勝ったらスンニャンを宮廷外に出せというワン・ユ。
スンニャンはおまえの要求条件から除外されると言うタファン。そんな法がどこにあるのかというワン・ユだったが、タファンは自分の言葉が法なのだと言う。
最終局面で対峙する二人。ワン・ユが蹴った鞠をタファンが顔面で防いで得点にはならなかったが、鼻血を出して倒れたことによって試合は終わる。そして、タファンは居処に運び込まれる。
ヨンチョルは、タンギセに命じて秘書省の役人を捕まえろと指示をする。これは、パン・シヌが予想したとおりのことだ。
タファンの容態は大事ではなかった。大殿から出てきた皇太后とタナシルリに謝罪するワン・ユ。
タナシルリは自分の目にはわざとやったようにみえた、あなたの顔つきや態度が騒乱を起こそうとしたように見えたという。
そんなに自分のことを見ていたのかと問うワン・ユ。皇太后は試合中に起きたことだと寛大さを示す。
ヨンチョルは、ワン・ユの予想通り、憤怒が頂点に達していた。息子たちとペガンたちとで対策を練っている。タルタルは赤い字をなめて顔料であることを見抜き、左手で書いたか、字の書けない者に書かせたのだろうという。
ヨンチョルは、血書の存在を知る宦官や宮女はすべて始末したが、一人だけ、護衛宦官の死体を確認できなかったという。名前はチョッコで、槍術に長けた高麗出身の宦官だという。
タンギセはヨム・ビョンスが話していたことを思い出す。自分の疫病はコプソル大将の死体から来たものなので、高麗村に捨てられた死体を宮廷内に運んだと違いないと言っていた。それを父に告げるタンギセ。
父帝の無念
目覚めたものの薬を塗ろうとしないタファン。コルタは薬を塗る役目をスンニャンに託す。嫌なら出て行くというと、タファンはスンニャンを引き止める。
嘘でも自分の勝ちを望んでいたと言えないのかというタファン。気の入ってない話し方で、望んでいました、これでいいですか?とスンニャン。一応、それでいいと答えるタファン。
急遽、皇太后が入ってくる。
ヨンチョルが上疏のせいで気をもんでいるという。そして、我々の望む世界が早く来るかもしれないと、明宗の死の真相を話す皇太后。涙に震えるタファン。血書によりヨンチョルの大逆罪が明るみになる可能性を示唆する皇太后。
皇太后は憤っている時ではないとタファンを諭す。自分は何をすればいいかとタファンに聞かれ、何もせずに知らないふりをしてくれという皇太后。返事をするタファン。
ワン・ユの叱責
客分の服を持ってきたと言いパン・シヌに会いに行くスンニャン。その様子をチョムバギが見ており、スンニャンがここに来たのに、どうして殿下に合わないのだろうか?とワン・ユに告げる。
このことで、スンニャンが言いつけを無視して動いていたことをワン・ユが知ることになる。
怒るワン・ユ。自分がやると言い出したと、パン・シヌをかばうスンニャン。どうしてわたしの気持ちがわからないのか?と、心の中で思うワン・ユ。それでもスンニャンは、こうして成功したし、何が間違っていたのかと言う。
『二度とわたしの前に顔を出すな。わたしを探すことも思うこともするなわたしもまた、おまえを二度と見ない。もう帰れ。出て行けという言葉が聞こえないか!』と、スンニャンを冷たく追い返す。
ワン・ユの気持ちもスンニャンの気持ちも理解して切ない臣下たち。力のない自分を許せと、心の中で言うワン・ユ。
出てきたスンニャンとタンギセが出くわす。泣いているのかと言われ、人のために泣くな、オレのために泣かねばならないというタンギセ。そして、自分の手にはいらないのなら、世界で最も悲惨な姿にして壊してやるという。
高麗村
タンギセは高麗村へと赴く。村長はマクセンと名乗る。ここで人が死んで出て行ったのを知っているかと問うタンギセ。
マクセンは井戸に死体を捨てに来た者がいたという。外部の人間が来たかというタルタルの問いには答えなかったが、ある男がワン・ユが来たことを話す。
ヨンチョルはワン・ユを呼ぶ。そして、高麗村にどうして行ったのかと問う。村人が可愛そうだと思い行っただけだというワン・ユ。疑われる行動は慎めというヨンチョル。これで、ヨンチョルの動きも一時封じられてしまう。
ヨム・ビョンスはここからだしてくれとチョチャムに言うが、いつ死ぬかわからない疫病の者は出せないと断られる。出世が目の前なのに馬鹿者のようには死ねないと飯をかきこむヨム・ビョンス。
酒
スンニャンはワン・ユから言われたことのせいでひどく落ち込み、タファンの声も聞こえていない。タファンもまた、父の死の真相を知らされて落ち込んでいた。タファンは一緒に酒でも飲むかとスンニャンを誘う。
ふたりきりで酒を飲み始める。スンニャンは酒に強くないのだが、皇命だと言われ飲み始める。
ワン・ユは、次の対策を考えていた。そこで、パン・シヌはワン・ユが世子(セジャ:세자)だった頃に見た、文字の消える妖術の話をする。それをヒントに対策を練るワン・ユ。
タファンとスンニャンは完全に酔っ払っている。いつになく従順なスンニャン。タファンは、まだワン・ユの元へ戻って行きたいのか?それともわたしのそばがいいのか?と問う。酔っ払ったスンニャンはタファンがワン・ユに見える。
『ひどいです。どうしてこうも、このスンニャンのお気持ちをわからないのですか?何であろうと助けとなりたいです。なのにどうして、薄情です。あまりにも薄情です』と、涙するスンニャン。そして酔いつぶれる。
スンニャンを抱きかかえ寝台に寝かすタファン。『今夜はわたしの寝台で楽に休め』と、タファン。寝言で『殿下』と言うスンニャン。
『やはりワン・ユだったのか。それでも関係ない。わたしは決してお前を送ってやらない。お前を決して逃してはやらない』と、タファン。
くちづけしようとするタファン。けれど直前でやめる。ただやってしまえばいいのだがと言うも、卑怯なことはするまいと思い直す。そして、その代わりに手にくちづけをする。『今日はここまで』と、ニタつくタファン。
奇皇后 第16話後半へと続く
- 奇皇后OST Part.1 刺の愛(カシサラン:가시사랑) 4men
- 奇皇后OST Part.2 愛の風(サラン パラム:사랑 바람) 왁스(Wax)
- 奇皇后OST Part.3 愛しています(サランハムニダ:사랑합니다) XIA
文責:韓国ドラマあらすじ団
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