ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第2話感想&あらすじです。
主に感想をメインにあらすじをサブにして記述していきます。(けれど結局あらすじになるかも)
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第2話放送日と視聴率:2013年10月29日:視聴率:13.6%
明るい茶母という感じ?
本人がアクションのある作品を希望しているのでしょうが、 『シークレット・ガーデン』『キング 〜Two Hearts』『奇皇后』と3作連続でアクションのある作品となっています。
そして、時代物のアクションということで、5作前の茶母(タモ:다모:チェオクの剣)を連想させます。もっとも、今回は陰がありながらも根は明るいスンニャンを演じていますので、その分は印象が異なります。
それと、この作品はNHKで放送されそうな臭いがプンプンします。ハ・ジウォン主演で50話の長編だし、MBC伝統の月火枠の時代劇だし、馬医(マイ:마의)の後続番組になりそうな気がします。
あらすじ
ワン・ユは剣を抜き、吊るされたスンニャンの首にあてがう。チョムバギがワン・ユを御史臺(オサデ: 어사대)の監察御史だというと、スンニャンの仲間はたじろぐ。質問に答えれば活かすがそうでなければ首をはねると言われ、信じられるか早くはねろというスンニャン。
けれど、仲間の一人がやめてくれという。元に貢女として送られた自分たちの姉妹を助けるためにやったことで、スンニャンは悪くないと。それを聞き、ワン・ユは一旦縛っておけと命じる。
仁州ではスンニャンが捕まったとの知らせを聞き、ワン・ゴが対策を練っている。スンニャンが間者ではないかと疑う者もいる。ワン・ゴはスンニャンに対し全幅の信頼を寄せているが、それならば試してみようと、何かをさせる意図を示す。
スンニャンに近づく間者。ワン・ユを殺せとの瀋陽王ワン・ゴの命を伝え刃物を渡す。
今からでも話せというワン・ユに刃物を向けるスンニャン。そして、自分が内通者だという証を見せ、間者がいることを伝え、間者をあぶりだすために一芝居打つ。そして、再び囚われたスンニャンに接触をしてきた間者を特定する。
翌日、間者の言うとおりにニセの取引場所を告げるスンニャン。嘘だったら自分を殺せと。けれど、もちろんこれは、間者を罠にかけるためのもので、その後、間者はチェ・ムソンの手で葬られる。
どうして自分に協力するのかと問われたスンニャンは、『するべきことをしているまで』と答える。けれど、自分のところへ来ないかとの提案は『嫌です』と、一言で断る。
その際に、間者の伝書鳩を使い偽の情報を流すスンニャン。そのため、ワン・ゴは派兵するが、待ち伏せされ全滅させられてしまう。
パン内官は動かぬ証拠が必要だからと、危険だが取引帳簿を手に入れてきてくれとスンニャンに頼む。危険を顧みずワン・ゴの元へ向かうスンニャン。全滅したというのになぜお前だけ戻ってこれたのかと、一瞬疑われたが、帳簿の廃棄を任され、まんまと証拠を奪取することに成功する。
パン内官に報酬は何が良いかと問われ、御史臺(オサデ)は人を探せるかと問うスンニャン。スンニャンは父を探したかったのだ。けれど、依頼はせずに去ってしまう。
世子(セジャ:세자)は死んだ
今回の騒動で世子ワン・ユは死んだと王に告げる瀋陽王ワン・ゴ。国家の緊急事態ということで王に譲位をするべきだという。妃もまたそれに同調する。
その頃、ワン・ゴが送った軍に囲まれていたワン・ユ。彼は兵の一人が『瀋陽王が王になる』と言ったのを聞き、ワン・ゴの企みを見抜き、なんとか包囲を突破する。
朝廷では、ワン・ゴの取り巻きが、この混乱を収める唯一の方法はワン・ゴへの譲位だと言い王に迫っている。そして、それを告げようとした瞬間に、ワン・ユが姿を現す。『何か幽霊でも見ているのですか?』と、臣下に言い放つワン・ユ。
そして、ワン・ゴの全ての罪を明るみにするワン・ユ。けれど、ワン・ゴは開き直り、全て自分のやったことだが、国を救うために無能な世子の代わりに元皇室への対策のためにやったことだという。それが大逆罪というなら首をはねてくれという。そして、取り巻きも同調する。
王はワン・ユへの譲位を発表する。けれど、今の高麗に憤怒はダメだと、ワン・ゴの罪は問わないことにする。
現在の警察機関である巡軍万古府(スングン マノブ:순군만호부)では、万古長が11年前にヤンイが死んだとの知らせを貢女から受けて落胆している。その後、近頃暴れているチンピラのスンニャン一派を、必要があれば捕まえろとヨム・ビョンスに命ずる。
こうして囚われたスンニャンたち。叩き刑を受けたのち、自分たちになんの罪が何なのかわかったかと問われ、スンニャンは父母もおらず弱い国に生まれた罪、悪徳万古長に出会った罪と言い放つ。万古長は彼らを開放する。
ヨム・ビョンスは指示を受けたわけでもないのに、貢女を避けるために娘を隠した者たちを捕らえる。
親子の絆を証明する指輪
スンニャンの仲間が、するなと言っている盗みをする。万古長の持ち物だ。その中にはスンニャンが持っているものと同じ装飾の指輪と、キ・ジャオという戸牌(ホペ)があった。父に間違いない。母が絶命する前に父が生きていると言っていたのを思い出し涙するスンニャン。
スンニャンは巡軍万古府の兵登用試験受け、みごと伝令として採用される。これは異例なことだったが、成績から言うと千戸という武官でも良いとパク・ブラに褒められる。こうして父のそばにいることになったスンニャンだったが、いまだ自分の正体を明かさない。
高麗王ワン・ユ(架空)
王となったワン・ユは禁令11条を出し、国力と王権を強化すべく既得権益者を排除しようとする。それに抵抗し悪事を働いていた臣下に対し、殺せというなら殺してやると刃を向ける。
元の皇太弟タファンの流刑
元の皇太弟タファンが流刑されることを聞き、それをワン・ユの失態につなげ、王位を我が物にしようと企むワン・ゴ。
元の皇宮のある燕京にいる権臣ヨンチョルもまた、タファンの暗殺を計画しており、護衛していたペガンに密命を出していた。
キ・ジャオはワン・ユからタファンの護衛を任される。スンニャンも一緒に来ていたがニアミスに終わる。
仁州に到着するタファン。そこに巡軍万古府も合流する。タファンは体調が悪いと言い、陽が高いにもかかわらず野営をすると言い出す。
ペガンの配下で甥のタルタルは、タファンがなにか気づいたのではないかと疑う。キ・ジャオもまた、このような場所で野営をするということを不審に思う。
スンニャンは、兵の誰もがタファンの顔を知らないと、キ・ジャオに伝える。いずれにしても、何かあれば責任は万古府が背負うことになる。
タファンは急に干し柿が食べたいと言い出す。先帝が夢に出てきてペガンを頼れと言われたのだというタファン。先帝の名を出されては、聞かない訳にはいかないペガン。
師父のチャン・スンヨンから生き伸びるにはこれしか無いと、計画を伝えられるタファン。タファンは気丈な方ではないため恐れを吐露する。
『お前たちは高麗の臣下ではないのか!』
元に迎合しタファンに挨拶にいけという臣下を叱責するワン・ユ。流刑を受けた蛮族に挨拶に行く理由があるのかとワン・ゴに問うと、必要ないという答えが返ってくる。自らを『朕』と呼ぶワン・ユに対し怒るワン・ゴ。
ワン・ユは親元派の親玉ワン・ゴの様子がおかしいことから、タファンの暗殺計画があることを感じ取り、急いで兵を率いて仁州へと赴く。
干し柿を食べない限りは動かないというタファンは、軍服に身を包みこっそりと脱出を図る。そして、まさに今夜、暗殺計画が敢行されようとしていた。
タファンは見つかりそうになり、とある幕に逃げ込む。そこにスンニャンが体を洗いにやってくる。くしゃみをするタファン。それに気づき剣をかざすスンニャン。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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