ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第20話感想&あらすじ前半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第20話放送日と視聴率:2014年1月7日:視聴率:19.1% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
奇皇后あらすじ
捕縛
血を吐いて倒れたヨンチョルがゲルから運びだされる。『毒味をしたムスリが息を引き取りました』と、ワン・ユに報告するスンニャン。
チョムバギはヨンチョルが死ぬのは良いことだと口にするが、誰に嫌疑がかかると思うのかとパン・シヌに言われ、事の重大さに気づく。パク・ブラは身を隠してくれというが、より疑いをかけられると言い、様子を見るというワン・ユ。
タファンは皇太后殿へ行き、事の次第を説明する。間違いなく死んだというタファンに、皇太后は直接確認に行けという。
皇后殿はヨンチョルの子どもたちがわめいていた。御医が解毒を試みるも、薬湯を飲まず手の施しようがない。
部屋の前に到着するタファン。『あやつらは血の涙を流しています、父上』と、無念にも死んだ父帝に、心の中で語りかけている。
タンギセはぺガンに対してワン・ユを捕縛しろと命じる。ワン・ユはヨンチョルが死ねばこちらにも良いことだというが、そんなワン・ユをヨム・ビョンスが捕縛しに来る。そこにタファンもやって来て罪を問う。
互いに剣を抜き対峙する部下たち。けれどワン・ユは剣を収めろという。ついていこうとするスンニャンに『おまえも共犯になりたいのか?』と問うタファン。
『理由は何なのですか?ヨンチョル丞相が死ねば、誰よりも喜ぶ方は陛下です。それなのにどうして犯人を捕まえようと血眼になるのですか?もしわたしのせいでこうしているのなら、すごく卑怯です』と、スンニャン。
『錯覚するな。わたしがおまえのためにこんなことまですると思うか?おまえの主人がどんなに無力なのか、わたしがどうして皇帝なのか、たしかにわかるだろう』と言い去るタファン。
助け舟
牢に入れられたワン・ユ。『此奴、もう生かしてはおけぬ』と、剣を抜くタンギセ。私がしたことではないということを、おまえが知らないはずはないと言うワン・ユ。いずれにしろおまえの計略のせいで父はああなったと憤るタンギセ。
そんなタンギセに、『結局、犯人であろうとなかろうと、わたしを殺したいのだな』と、ワン・ユ。続けて、おまえの父が可愛そうだ、犯人は近くにいて、わたしを殺した瞬間に薄ら笑うだろうという。
さらに、『ヨンチョル丞相ならわたしを利用して、そいつらを捕まえるはずだ。それが、おまえと大丞相の差だ。おまえは絶対に、おまえの父を超えることはできない』と、ワン・ユ。
黙れと言い剣を振りかざすタンギセだったが、タナシルリの制止に剣を止めるしかなかった。
すべてを聞いたタナシルリはワン・ユを解き放てという。そして、『お兄様の感情ごときはわたしには重要ではありません』と、言い放つ。
助けてくれるかとワン・ユに問い謝罪するタナシルリ。ワン・ユはヨンチョルに会わせてくれという。脈と瞳孔を確認して、蘇生は無理だと判断するワン・ユ。
ヨンチョルがゲルにいた全てのものを疑っていたと告げ、当初の計画を推し進めるようにタンギセに言ってくれと、タナシルリに告げるワン・ユ。
あなたに会うにはどうすればよいのかと問うタナシルリに、子の刻にスンギョン殿に来てくれと答えるワン・ユ。
皇太后とともに
スンニャンはぺガンが酒をすり替えたのだとワン・ユに告げる。テチョン島のこともあるのでと、スンニャン。ワン・ユはコプソル大将を殺したのもペガンだろうと言う。
このまま時間だけが過ぎ、ヨンチョルの座をタンギセが受け継ぐことを懸念するワン・ユ。スンニャンは仏殿で祈ることを勧める。明け方に皇太后がやってくるからだ。
何をそんなに切に願ってるのかと問う皇太后。あなたにお会いしたいとお祈りしていたというワン・ユ。
ヨンチョルを恐れているのか?ヨンチョルが倒れれば状況は異なるし、怪文書の犯人は自分だと告げる。
理由は何だと問う皇太后。高麗王に復位するためだと答えるワン・ユ。それなら、ヨンチョルにかしずいていればいいのではないかと問う皇太后に、悲惨な末路を迎えた瀋陽王の例を上げ、その方と戦うほうが正しいと考えたという。
『その方とは?』と、皇太后。『皇太后陛下です』と、ワン・ユ。そして、復位を約束してくれれば力を貸すという。
離間策
スンニャンはワン・ユに対して、臣下について説明する。ヨンチョルの忠僕で枢密院のパン将軍はヨンチョルと共に征服戦争を行い、軍でもヨンチョルに次ぐ権力を持っていると言う。
続いて参智政事(チャミジョンサ)の周国清(チュン・ グクチョン)だ。頭も切れ饒舌で、ヨンチョルの信任も厚いという。そして二人は権力欲が強いともいう。
ワン・ユはスンニャンに、今夜、皇后と会ってくれという。その間に自分は皇太后とともに二人に会うからと。皇太后はパン将軍に大丞相になってくれ、そのかわりその前にやることがあると言う。
ワン・ユに会いに来るタナシルリ。手鏡を持ち身なりを気にしている。そこにスンニャンが現れる。以前の会話を思い出し、どうしても会わなければならないと言っていたのはワン・ユのことなのかと考えるタナシルリ。自分に惚れているのに可愛そうだとも思う。
パン将軍と、チュン・グクチョンが反乱を画策しているので、タンギセに伝えていつでも都城守備隊を動かせるように準備してくれと、ワン・ユからの伝言を伝える。
パン将軍はヨンチョルでなくタンギセなら防ぐことはできると言う。皇太后は、予め都城守備隊に連絡を入れ、タンギセの命では動かないように指示しろという。また、タンギセの私兵の規模が大きいため、チュン・グクチョンと手を握れという。
続いてチュン・グクチョンに会い、大丞相になってくれという皇太后。
父の腹心にそんなことがあるはずがないと言うタンギセだったが、ヨム・ビョンスがその徴候をつかむ。ワン・ユを疑うなというタナシルリ。
タンギセが秘密裏に父を家に連れて帰ると言うとほぼ同時に、ヨンチョルの手が動く。
輿に乗せてヨンチョルを連れて帰ろうとするタンギセ一行を止める皇太后。意識が戻ったので連れて帰るというから挨拶をするというのだ。
数回の押し問答があり剣を抜き皇太后を威圧する一行。皇太后はヨンチョルが死んだことを確信し高笑いする。
求婚
高麗の一行は宴を始める。パン・シヌは高麗に帰ったら何がしたいかとスンニャンに問う。嫁に行かなければというパク・ブラ。
空気の読めないチョムバギはどこのバカがとからかう。ムソンが遮ろうとしてもダメだ。いたたまれなくなったスンニャンは外に出る。用をたすと言いワン・ユも出て行く。
スンニャンの頭にこっそり簪をかざすワン・ユ。『高麗に行ってもわたしと同じ側にいてくれるか?』と、ワン・ユ。『わたしは今も殿下の側です』と、スンニャン。『そういうのではなくて』と、ワン・ユ。
『殿下がわたしを捨てたと言っても、最後まで殿下の側で生きていきます』と、スンニャン。簪を受け取れと言い差し出すワン・ユ。『高麗に戻ったら、わたしの王妃になってくれるか?』と、ワン・ユ。目を見開くスンニャン。
『許すというならそれを頭に差せ。今答えをくれないだろうから、明日まで待つぞ』と、ワン・ユ。余裕を持って笑みを浮かべてみたが、振り返った後、胸に手を当てるワン・ユ。
部屋に帰ったスンニャンは信じられない気分だったが、なぜだかタファンの事も思い出してし涙してしまう。
奇皇后 第20話後半へと続く
- 奇皇后OST Part.1 刺の愛(カシサラン:가시사랑) 4men
- 奇皇后OST Part.2 愛の風(サラン パラム:사랑 바람) 왁스(Wax)
- 奇皇后OST Part.3 愛しています(サランハムニダ:사랑합니다) XIA
文責:韓国ドラマあらすじ団
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