ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第24話感想&あらすじ後半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
奇皇后あらすじ
修業
皇太后が復位する。すぐにタファンに会いに行き慰め、また始めるから勇気を出してくれという。
タルタルはスンニャンに、我が家門の人間ではなく家門の運命を任せられないため、後宮競選を放棄しろという。恩への背信は絶対にしないというスンニャン。
『背信は人がするのではなく時節がするのだ』と、皇宮の華やかさの裏にある死が襲ってきた場合には、必ず自分たちを裏切るだろうと、タルタル。
『死ぬのが怖ければ、背信することもあるでしょう。けれど、わたしの恐れは、すでに朴氏が亡くなった時に、わたしの同僚たちとともに、地に埋めました。わたしにとって最も大きい恐れは、復讐に失敗することです』と、スンニャン。
その後、刺繍や琵琶・舞を大地が雨水を吸収するように習得していく。教えれば何でも習得するし努力もすごいと目を細めるペガン。タルタルに対して、もうスンニャンの意思を認めろという。
それでもまだスンニャンに諦めるように促すタルタル。踊りを踊っているつもりか?相手は元の最高家門の娘たちだ、その程度なら諦めろと。そんなことには動じないスンニャン。
ワン・ユの誓い
タンギセと酒を飲むワン・ユ。まさか自分と同じ家門となるとはと、冗談をいうタンギセ。スンニャンが死んだというワン・ユ。どのようにして死んだのかと問うタンギセ。山賊に襲われたのだと答えるワン・ユ。おまえも残念だなと慰めるタンギセ。
『そなたに頼みがある。燕京に戻れば、スンニャンを殺した者を見つけ出し、殺すつもりだ。そなたがわたしを手伝ってくれ。我々はもう、同じ一家ではないか?』と、ワン・ユ。『当然手助けせねばな』と、タンギセ。
『スンニャン、おまえを胸に抱き、おまえの悲痛な心に込め、おまえを死に追いやった奴らに、千倍万倍の苦痛を与えるぞ。見ていてくれ、スンニャン』と、心のなかで復習を誓うワン・ユ。
タルタルの課題
スンニャンは書物も読み始める。呉子と孫子の兵法だ。翌日、スンニャンはタルタルに問う。孫子と呉子の兵法だと、どちらが正しいと思うかと。
どうして兵法書を呼んでいるのかと問われ、皇宮でのできごとは、戦争とは違わないと気づいたからだと答える。
正しい方などないと答えるタルタル。実戦では孫氏を重んじる、強力な軍隊を作るのは時間がかかるからだと付け足す。
『そうよくご存知でありながら、どうしてわたしが後宮となることに反対なさるのですか?』と、スンニャン。大人(テイン)が軍隊を育てているのは呉子の兵法で、自分が皇宮でヨンチョルを打つのは孫子の兵法だという。タルタルの見る目が変わる。
皇宮は戦場であり、本当に勝利を望むなら、わたしの反対をしないでくれというスンニャン。『わたしがどんな答えをするか、わかってした質問なのだな』と、タルタル。非礼を詫びるスンニャン。
けれど、このことでスンニャンに興味を持ち課題を与え始める。最初は韓非子だ。自分がどうしてこの書を読ませるのか、真意を探せという。後日面談する二人。韓非子はなんと言っているのかと問うタルタル。
『この書には、人の心を読む方法が載っていました』と、スンニャン。驚くタルタル。『もっと説明しなければなりませんか?』と、スンニャン。何も答えず、次の課題の論語を渡す。
ある日の夜、前回と同じように論語について問うタルタル。スンニャンは『人の心を治める方法が載っていました。間違えっていましたか?』と、答える。『これ以上書を読むな』と、タルタル。もう読む書もないほどのレベルということだ。
スンニャンをタンギセが殺そうとしたのだが、後始末をどうするのかとぺガンに問うタルタル。ぺガンは考えがあるから心配するなと言う。
さらに、世の中に安全に得られるものはなく、望むものが大きいほど勇気が必要だ、今がその時であり、恐れていては何も得ることはできないと言う。
ヨンチョルとタナシルリがマハをあやしているのを見て怒りがこみ上げるタファン。御堂に行き、『御仏はいません。もしいるのなら、わたしからヤンイさえ奪うことはありません。あのような悪漢たちが笑う世界を作ることはありません』と、涙を流し、仏具をめちゃくちゃにする。
相見礼(サンギョンネ:상견례)
タルタルを伴い後宮競選のために燕京に向かうスンニャン。一方、ワン・ユはヨンチョルの姪と婚礼をあげていた。ワン・ユのことを思い出すスンニャン。
『これが殿下のために流す最後の涙です。力のない高麗の民のためにも、必ず王に復位なさってください。わたしはもう、わたしの道を行きます。わたしの父と子と友を亡き者にしたあの者達に、わたしの方式で復讐します』と、スンニャン。
相見礼(サンギョンネ:상견례) があるというのに正気でないタファンを見て呆れるヨンチョル。タナシルリは薬を用意したかとソ尚宮に問う。
ペガンの候補以外は全て揃っている。皆でタナシルリの気性の荒さを話している。そこにタナシルリがやってくる。明日から試験を始めるが、もう緊張しているのかと言い飲み物を各自に渡す。
タナシルリが飲めというのに飲まない候補たち。この者達は耳が聴こえないのか?と憤るタナシルリ。
一人が『死ぬ罪を犯しました』というと、わたしを疑っているようだな?お前たちに毒でも飲まそうと?と言い、そのものの飲み物を飲み干し、碗を床に投げつける。
好意を踏みにじり、後宮になる資格があるというのかと言い、皆を跪かせ、碗を頭上に挙げさせるタナシルリ。
燕京に到着するスンニャン。形見の指輪を触りなが、『後悔はしません』と言い、馬車から降りる。
その時まではぞんざいな言葉を使っていたタルタルだったが、その後は敬語を使いはじめる。長い戦いになるというタルタルに、『覚悟していることです』と答えるスンニャン。
謁見の間へ行く皇太后とタナシルリが出会う。自分の用は済んだと言って早々に帰るタナシルリ。そして、ソ尚宮に次は薬を使えという。ソ尚宮は、次は誰も疑うことなく飲むでようと言う。陛下の子は自分の子一人で良い、他の者は妊娠させないとタナシルリ。
入宮したスンニャンは一瞬タナシルリを見る。皇太后は謁見の間に着き事態を収集する。けれど、どうして一人いないのかと問う。そこに入ってくる人影。
遅れたことを詫びるその女人を見て、まずトンマンが驚く。続いて驚く皇太后。『遼陽行省から来たキ・ヤンと申します』と、スンニャン。
タファンが謁見に望む。皇太后は後日も考えると今日の揀擇(カンテク:간택)は重要な事ですと、タファンにいうが反応がない。そして、花を受ければ合格で、巾着を受ければ脱落だと伝える。
後宮候補が入ってくる。タファンは最後尾の女人を見て驚く。そして、『ヤ、ヤンイ、ヤンイ』と、言葉を発す。
奇皇后 第25話前半へと続く
- 奇皇后OST Part.1 刺の愛(カシサラン:가시사랑) 4men
- 奇皇后OST Part.2 愛の風(サラン パラム:사랑 바람) 왁스(Wax)
- 奇皇后OST Part.3 愛しています(サランハムニダ:사랑합니다) XIA
- 奇皇后OST Part.4 一度だけ(ハンボンマン:한번만) ソユ(소유)
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
22話あたりからの急展開にはビビリましたが今回また面白くなってきました。
なんとなく現代劇より分かりやすいのですが、今回はタルタルとのやりとりが興味深く、でも台詞が殆ど分からなかったのでスッキリしました。
しかしタナシリはヒールを独占というか、見事に悪役で憎いです(笑)
コメントのお返事などは結構ですので、ただお伝えしたくて書かせていただきました。