ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第26話感想&あらすじ前半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第26話放送日と視聴率:2014年1月28日:視聴率:24.9% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
奇皇后あらすじ
後宮に
他の候補がすべて巾着を受け取り脱落する中、スンニャンだけが花を受け取り後宮に選ばれる。スンニャンを応援する者は皆笑みを浮かべ、ホンダンは手も叩いている。
タナシルリは面白くないし、ヨナは顔面蒼白だ。皇太后はヤンイ(スンニャン)を連れて身検(シンゴム:신검)をするようにとトンマンに命ずる。
タンギセは回廊でスンニャンを見つける。そして、身検をすると聞かされ、後宮に揀擇(カンテク:간택)されたことを知る。その時に『この子』と言ったため、これからは後宮なので言葉を謹んでくれとトンマンに言われる。
タンギセ側はパク才人(チェイン)を殺したことを知るスンニャンが後宮になるということで戦々恐々としている。ヨム・ビョンスに至ってはスンニャンに対して矢を射てもいる。しかも、ヨンチョルに黙ってやったことで、発覚すれば反逆罪になるのだ。
スンニャンが控えている部屋にタナシルリがやってくる。けれど中に入ってくることはせず、スンニャンを甘く見た自分の過ちだと苦虫を潰して去っていく。
皇太后を当てにしていた行省主(ヘンソンジュ)たちは、自分たちの娘が高麗出身の貢女にも劣るのかと憤っている。ペガンが弁明しても拉致があかない。
味方につけようとしていた彼らを、今晩ヨンチョルが招いているというタルタル。そのヨンチョルはタナシルリと後宮について話をしていた。
これ以上後宮を増やすことはできないというタナシルリを呼び捨てにしてまで、これは政治だと強く諭すヨンチョル。
そして、皇帝に禅位を促しマハを皇帝に付け垂簾聴政(スリョムチョンジョン:수렴청정)を行うというのだ。それはすなわち、タナシルリが元の統治者になるということだ。
そのためには、行省主を懐柔して置かなければならない。権力を手に入れることに比べたら、皇帝の妾ごときが何だというのだとヨンチョル。
こうしてスンニャンも含めて5人が後宮となり、スンニャは正5品才人(チェイン:재인)に封ぜられる。
ペガンはその報を聞き、ヨンチョルに対する恨みを晴らすと明宗 (ミョンジョン:명종)皇帝に誓う。
ワン・ユとヨンビス
ヨンビスがワン・ユの部屋にやってくる。馬でも駆っているかと思っていたがと、ワン・ユ。ヨンビスは、部族が散り散りになった後、南湖西域の商団の力を借りて妓房(キバン:기방)を開いたのだという。
逆に、ここで何を?と、問うヨンビス。ペガンに会いに来たのだと言うワン・ユ。こんなところでまた会うとは縁があるようだとヨンビス。
商団を立ち上げようと思っているが、手助けをしてくれないかと、ワン・ユ。命を救って貰ったのに、何が惜しいでしょうかと、その願いを聞き入れるヨンビス。退出後、ワン・ユを監視しろと部下に言うヨンビス。
ムンスは犬を使って気配をごまかし、ヨンビスとフクスの会話を盗み聞きする。その後、乞食に扮したパン・シヌたちに、施しをするふりをして手紙を渡す。そこには、今夜、偽札の取引があると書いてあった。
取引相手に扮したワン・ユたちは、情報の通り火矢を放ち合図をして偽札を確認後、やってきていたメバク商団の構成員をことごとく殺す。
ヨナの横暴
燕京。タナシルリは後宮の居所に自分たちの手のものを送り、一挙手一投足を監視しろという。ソ尚宮はすでに手配していると答える。
『ところで』と、切り出すソ尚宮。タファンが今夜、後宮の一人と合房(ハッパン:합방)することになっているとタナシルリに言う。まさか、体もよくないのに合房するのかと、タナシルリ。
スンニャンが妃嬪院へ入居することを祝うヨナ。スンニャンは座についた後、今いる宮女を下げて高麗出身の者を入れろという。不可能だと答えるヨナ。トンマンがそうしても良いといったのだと、スンニャン。
ヨナは、皇后が直接選んだのだと、ヨナ。しばし下がれと宮女に命じるスンニャン。出るなというヨナ。この問答をもう一度繰り返し、最後にはヨナが宮女に下がるように命じる。
しばらくは自分に統治しろとの皇后からの命を受けたと、ヨナ。自分の言葉を皇后の言葉と思えとまで言う。もしかすると合房があるかもしれないのでおめかしでもしろというヨナ。
パク・ブラとの再開
皇太后とタファンが合房の話をする。体調が悪ければしなくて良いと言われるが、コルタを通して法度のとおりにすると言うタファン。それなら、オ才人がいいという皇太后。
コルタは奇才人はどうでしょうかという。皇太后が確認すると、タファンも頷く。宮女だったし気が楽なのですと、コルタ。皇太后は快くその提案を受ける。
緊張気味のスンニャンのところにトンマンがやってくる。いっしょにパク・ブラがやって来たことに驚くスンニャン。今日から仕える宦官だと言われ、『宦官ですって?』と言い涙ぐむスンニャン。
『万古長(スンニャンの父)が才人様に仕えよと、(あの世に)連れて行きませんでした。新しく生まれた命なので才人様のために捧げます』と、パク・ブラ。
合房(ハッパン:합방)と血書
パク・ブラに抱えられ、タファンのもとに運ばれるスンニャン。明かりを消させるスンニャン。まだ自信がないのかとタファンに問う。自分のために罪のない命が死んでいくのを、これ以上見ることができないと、タファン。
逃げる理由にしては稚拙で卑怯だというスンニャン。続けて、『どうしてわたしが皇宮に戻ったか分かりますか?一人だけ生き残るのがあまりにも廉恥がなくて、わたしのために死んでいった人々に謝罪するために戻ってきました。けれど、陛下は、無能なのを言い訳に、一人だけ生き残ろうとしています』と言う。
『大丞相はいま、禅位を計画中だ。後宮競選をどうして許したか分かるか?行省主(ヘンソンジュ)たちの娘を皇宮の中に置いて、禅位を反対する者の首を握り締める心づもりだ。
大丞相がまた再び皇宮中に血を流す前に、わたしは自ら禅位を発表するつもりだ。 それで、わたしが今このように口を閉じているのだ。わたし一人だけバカになれば、わたし一人だけが退けば、また再び皇宮に血の雨が降らなくても良いから』と、タファン。
スンニャンは血書を取り出し渡す。『これは何だ?』と、タファン。『お読みください』と、スンニャン。父の血書に間違いない。蝶の文様もある。
『ここに何が書いてあるのだ?』と、タファン。
『直接お読みください。お父様が陛下に血を以っておっしゃったのです。その意味を刻むには、文字を学び読まなければなりません。世の中が見えるはずです。
世の中がわかれば、陛下のそばに人々も集まり、人々が集まれば、ヨンチョルに奪われた玉座を探さねばなりません。その次に、思う存分憤怒してください。このすべてのことは、わたしがお助け致します』と、スンニャン。
奇皇后 第26話後半へと続く
- 奇皇后OST Part.1 刺の愛(カシサラン:가시사랑) 4men
- 奇皇后OST Part.2 愛の風(サラン パラム:사랑 바람) 왁스(Wax)
- 奇皇后OST Part.3 愛しています(サランハムニダ:사랑합니다) XIA
- 奇皇后OST Part.4 一度だけ(ハンボンマン:한번만) ソユ(소유)
文責:韓国ドラマあらすじ団
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