奇皇后　第28話あらすじ＆感想前半　視聴率25.3％　内訓綱領、ムソン救出、スンニャンの計略

ハ・ジウォン（하지원）、チュ・ジンモ（주진모）、チ・チャンウク（지창욱）主演の韓国ドラマ

奇皇后（キ・ファンフ：기황후）の第28話感想＆あらすじ前半です。

あらすじは韓国での放送時のものです。

奇皇后あらすじ

ぐったりしているスンニャン（ヤンイ）を抱きかかえるタファン。タナシルリはその報を聞き、スンニャンの救出を防ぐと言い書庫へと行く。

スンニャンが意識を取り戻す。出ようというタファンの言を聞き入れず、最後までやり遂げるというスンニャン。

３日も水も飲まずにこの様にしていては死ぬこともあると、再度説得するタファン。震える右手を左手で抑えながら筆を走らせようとするスンニャン。

自分ができることならなんでもすると、タファン。

『お出来になることはなんなのですか？内訓綱領を読んでくださるのですか？でなければ、わたしが読むので、代わりにお書き下さいますか？そうでなければ、皇帝の権威を前に出して、彼らを追っ払ってくださるのでしょうか？

その上で、残っていた皇帝の姿さえ怖いという理由で、すべてお出しに置き下さい。もう陛下は、わたしのためにできることが何もありません。わたしもまた、陛下のためには何もしません。なので、、今ここでやめて、出てください』と、スンニャン。

『陛下、いま、その中で何をなさっているのですか？』と、タナシルリの声がする。スンニャンに罰を与えているのだ、内命婦（ネミョンブ：내명부）のことに関与するなどとんでもない、すぐに出て皇帝陛下の節度を守ってくれと主張するタナシルリ。

勢い良く部屋を出たタファンはタナシルリを一瞥しすぐにその場を離れる。その後、『コルタ、ヤンイのためにすべてを捨てるという考え、間違っていたようだな』と言い、今日から文字の勉強を再び始めると宣言する。

内訓綱領100巻をすべて写し終え出てくるスンニャン。もう内命婦の法度がわかったかと、タナシルリ。毅然と皇后の徳のおかげでと言うスンニャン。今後、自分の権威に挑むなと言い立ち去るタナシルリ。

タファンは勉強をしていることをスンニャンに黙っておいてくれとコルタに言う。コルタがいつまで話せないふりをするのかと問うと、ヨンチョルが禅位を発表する時までだと答えるタファン。その時に自分の口から不可能だと述べるというのだ。

遼陽（ヨヤン）でスンニャンに会いたいと願うワン・ユは、以前二人で行った占いを思い出す。

その占い師は、とても好きなようだが、この女性はあまりにも大きく貴重な宝石だから、どこに行っても隠すことはできない、恋を成し遂げるなら二人で遠いところに行かなければならないと、言っていた。

その時スンニャンは、占いだからと笑っていたが、実際にそうなってしまっている。けれど、そのことにまだ気づいていないワン・ユ。また、スンニャンとの別れ際も思い出す。

ムソンは拷問を受けていた。けれど、決して自分の主人が誰であるか口を割らない。今日中に話さなければ殺すというフクス。わたしの主人はおまえの妻だと言うムソン。

チョッコは部屋を間違うふりをしてムソンのことを確認し、パン・シヌに伝える。その後、パン・シヌはワン・ユにそのことを伝える。ワン・ユは正面突破をする、いますぐ行くと立ち上がる。

フクスはムソンのことよりも、裏切り者が内部にいるであろうことが気になるという。そうでなければ説明がつかないと、ヨンビスに話す。

そこにワン・ユが来たとの報告を受け、ワン・ユという名を知っているかと問うフクス。彼が知っているものではなかったのだ。高麗（コリョ：고려）の廃主だと答えるヨンビス。ということは偽札のことが知れたのだとフクス。

ワン・ユに会うフクス。ワン・ユが部下を返せと言ってきたため、部下に剣を向けさせるフクス。けれど、ヨンチョルとは甥の関係だと聞くと急に態度を変える。そして、本論をおっしゃってくれと言うフクス。

スンニャンの居所にペガンとタルタルが来ている。スンニャンは今度はこちらから仕掛けるという。他を以って禍を為すという兵法を実践するのだ。大きな罪に陥れ皇后の権威を失墜させると意気込むスンニャン。

タルタルは、いま兵法を使うのは正しくない、準備してからだと言うが、ぺガンはスンニャンの背中を押す。

庭でスンニャンに出くわすタファン。スンニャンは冷たい目線でタファンを一瞥して去っていく。スンニャンは良い薬になるだろうと、わざとやっていたのだ。

後宮たちはタナシルリに賄賂を渡し、歸脾湯（クィビタン：귀비탕）を飲ませることをやめてくれという。それに激怒するタナシルリ。そのため、後宮たちは湯薬を作るヨナに賄賂を送ることにする。

けれど、ヨナは自分にとて何が徳なのか、何が災いになるのかを熟知していた。オ才人に、『大きな失敗をなさいました』と言うスンニャン。

ヨナは誰を怖がるべきかよく知っている子だという。ヨナが賄賂を受け取ったではないかというオ才人。スンニャンは、問題が起きた時にヨナがそれを出し、より大きな報奨を得るだろうという。

『皇宮内とはそんなところです。たった一度の失敗で全てのものを失ってしまうところ』と、スンニャン。何か策があるようだ、方法を教えてくれと言うオ才人。

スンニャンはおもむろにオ才人をひっぱたく。『たった今、わたしがその方法をお答えしました』と、スンニャン。

奇皇后　第28話後半へと続く

文責：韓国ドラマあらすじ団