ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第29話感想&あらすじ前半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第29話放送日と視聴率:2014年2月10日:視聴率:22.7% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
奇皇后あらすじ
倒れるスンニャン
湯薬が運ばれてくる。『飲め』と、タナシルリ。後宮が飲み始める。スンニャンも飲み、口直しの棗を食べ、指を舐める。
互いに笑みを浮かべるスンニャンとタナシルリ。その刹那、スンニャンが苦しみ始める。そして、オ才人がそうだったように床に倒れてしまう。驚くタナシルリ。
パク・ブラと ホンダンが、『お気を確かに』と、すぐにそばにやってきる。パク・ブラは銀の匙をスンニャンの口に入れる。すると、黒く変色した。
ちょうどやって来た皇太后に毒を盛られたと伝えると、皇太后はすぐに内医局に連れて行けと言う。
タナシルリは湯薬には変なところはないと横柄な態度を取る。度重なる事件に、誰かが計画的に後宮に毒を持っているのではないのかと、皇太后。もしかしてわたしだと言いたいのかと、タナシルリ。
こんな幼稚なことはしないだろうが、後宮に嫉妬していては誤解を招くと、皇太后。だれが内命婦(ネミョンブ:내명부)を揺さぶっているのか自分が暴くと、タナシルリ。
タナシルリはヨナに、監察宮女と調査官を連れて来いという。皇太后はこのありえないことを暴くためにチャン侍郎を責任者にしろという。タナシルリはヨナも責任者にするという。笑みを浮かべる皇太后。
それぞれの計略
誰がやったのかと話すタナシルリとソ尚宮。スンニャンに嫉妬した後宮の誰かだろうが、いい機会だから後宮たちを排除してやるという。
スンニャンが毒を盛られ倒れたと聞き憤るタファン。けれど、やって来たトンマンに皇太后からの言伝を聞き、驚くとともに落ち着きを取り戻す。
スンニャンは先日皇太后に会いに行った際に、オ才人に毒を持ったのは自分で、次に毒を飲むのも自分だと言っていた。次々と後宮が倒れれば、真犯人を探そうとタナシルリがやっ気になり、ついには窮地に追い込まれるのだと、スンニャン。
『命まで投げ出して、こんな賭博をする理由は何だ?おまえが恐れ多くも、皇后の座を狙うというのか?』と、皇太后。
スンニャンはパク才人と宮女達が惨殺されたのを目の当たりにして、今でもよく覚えているという。続けて、『あいつらは人ではありません。獣ほどでもないあいつらが皇宮内で勢力を拡大する様子を容認することはできません』と、スンニャン。
『皇后を犯人にする方法は何なのだ?』と、皇太后。スンニャンが退出し、あの子の言うとおりになれば、タナシルリの権力や内命婦(ネミョンブ)の主張の座をを自分が取り返すことができると、皇太后。
医員がスンニャンの口からナツメを取り出す。ペガンは自分が選んだ人なら毒に跪いてはならない、再び目を開けわたしの前に現れなければと言う。
タファンがやって来て人払いさせる。自ら毒を口にするほどおまえの戦いは壮絶だったのかと、自分の不甲斐なさを謝るタファン。そして、その気持を理解できなかったことに許しを請う。
検査官による吟味が行われる。湯薬からは毒はでなかったが、ナツメから毒が検出される。自ら捜査に乗り出すというタナシルリ。そうしてくれという皇太后。明らかにして必ず犯人を捕まえなければならないという。
続けて、毒はヒ素だと言い、後宮・宮女・宦官の居所をくまなく探すようにと命ずる。
遼陽
ワン・ユ暗殺に失敗したヨンビスはワン・ユに取り押さえられる。理由を問うワン・ユ。自分が人を見誤った、突厥再興の夢は捨てたのかと、続ける。
そこにパン・シヌがやって来る。ワン・ユはすぐに行省の官衙ほど安全なところはないと、そこに移動すると言う。
自分を人質に取る考えは捨てろ、わたしたち二人とも死ぬと、ヨンビス。メバクからは逃れられないと。フクスは暗殺が失敗に終わったであろうことを悟る。
むしろ自分を殺せというヨンビスに猿轡をはめるワン・ユ。
パン・シヌは商人に変装して、チョッコを30両で買い入れ彼を助ける。パン・シヌはスンニャンの子供のことをワン・ユは知らないので黙っておいてくれという。その会話であの子がワン・ユの子だったと知るチョッコ。
チョッコと話しスンニャンを残してきたことを後悔するワン・ユ。また、スンニャンを助けてくれた礼も言う。
チョムバギがヨンビスをどうするのかと問う。ムソンは殿下の命を狙ったので殺した方が良いと言うが、メバクについて知ることへの助けとなるはずだからと、牢に閉じ込めておくようにと命ずる。
タファンの誓い
スンニャンが目覚める。なぜ大殿に来ているのかと問う。自分が連れてきたと、タファン。居所に帰るのでパン・シヌを呼んでくれというスンニャン。
『今後はおまえを失望させることはないぞ。わたしのすべてをおまえのために賭ける。どうせおまえが死ねば、わたしも生きていられないと気づいた。おまえの中にわたしが居なくても関係ない。わたしを復讐のために利用しても、おまえを恨みはしない。だから、わたしのそばだけに居てくれ。わたしはそれで十分だ』と言い、スンニャンを抱きしめるタファン。
自縄自縛
ヨム・ビョンス率いるコプソル達は湯剤局の医員たちを拷問して取り調べる過程で、皇太后が正気じゃないなどと言い、皇太后や後宮を冤罪に導こうとする。それでも知らないという医員たちを更に拷問するコプソルたち。
ヨナも宮女をむち打ち拷問する。その情報を入手したスンニャンはペガンに伝えて行省主たちを動かすようにと、パク・ブラに命じる。
タナシルリがだんだんと追い詰められているようだとのタファンの言に、自縄自縛だというスンニャン。タナシルリがことを大きくすればするほど、罪も重くなると。
ヨム・ビョンスと、ヨナが密会を行う。もちろん色恋ではないが、ヨム・ビョンスはまんざらではない。ヨム・ビョンスは互いの出世をほのめかし、相互扶助しようというのだ。二人して、一人ずつでも証言者を作って証言を絡めようと。
その話の途中、ヨナの唇に目を奪われ、思わず口にしひっぱたかれるヨム・ビョンス。けれど、何とか話を伝え、この件で後宮を皇宮から追い出せば、その功はどこにいくだろうかと言う。
その会話をパク・ブラがしっかりと聞いていた。
一大事に
行省主(ヘンソンジュ)たちが乗り込んでくる。後宮への弾圧を今すぐやめろという行省主たち。けれど、ヨンチョルは引かない。
もしも後宮から犯人が出たら、反逆罪でお前たちの命も持ちこたえられないぞと脅迫をする。だからタナシルリのやり様に口を出すなと、ヨンチョル。そうすれば犯人が出ても、お前たちを守ってやる名分ができないか?と。
一旦、内命婦(ネミョンブ)の外に事を持ち出せたと、タルタル。ことがより一層大きくなっているのだ。さらに、タナシルリは、皇太后の居所にまで捜査の手を入れる。
途中、タナシルリはスンニャンと出くわす。スンニャンは笑みを浮かべ、必ず犯人を明らかにしてくれという。
皇太后殿に到着するタナシルリ。掖庭宮(エクチョングン:액정궁)は全て見て、残りはここしかないのだという。捜査されてこそ不安はなくなるだろうし、それは皇太后のためだと言うタナシルリ。さらに、断ればここの宮女を鞭打つと言う。
こうして捜索が始まる。わざと壺を割る監察宮女達。恐らく示し合わせていたのだろう、ソ尚宮は『静かに』としか言わない。宮女達が緊張するため、出ておいてくれないかと皇太后に言うタナシルリ。
けれど、結局何も出てこなかった。
奇皇后 第29話後半へと続く
- 奇皇后OST Part.1 刺の愛(カシサラン:가시사랑) 4men
- 奇皇后OST Part.2 愛の風(サラン パラム:사랑 바람) 왁스(Wax)
- 奇皇后OST Part.3 愛しています(サランハムニダ:사랑합니다) XIA
- 奇皇后OST Part.4 一度だけ(ハンボンマン:한번만) ソユ(소유)
文責:韓国ドラマあらすじ団
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