奇皇后 第36話あらすじ&感想後半 大号令、偽の討伐命令、冷宮へ、世襲、姦計

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ハ・ジウォン(하지원)チュ・ジンモ(주진모)チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ

奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)の第36話感想&あらすじ後半です。

あらすじは韓国での放送時のものです。

奇皇后 キャスト・登場人物紹介

奇皇后(きこうごう)人物相関図

 

奇皇后

 

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奇皇后あらすじ

大号令

『今から戦いが始まります。筆をお取りください』と、タファンに檄文を促すスンニャン

『友邦の大臣たちは朕の誓いを聞きなさい。太平王ヨンチョル・モクアは上は天を敬わず、下は民らを蔑視して数多くの悪行を犯した。

これに対し天地神明が震怒を下賜し、飢謹と疾病でこの地を罰されたゆえ、その苦痛は無力な民らが負うことになった。

これに対し朕はヨンチョルに罪を問い、九族を滅ぼす厳罰を課し天の怒りを解こうと思う。 我が友邦よ、天は決して民らを冷遇しないであろう。

徳を立てるということにおいては、その葉と幹が生い茂るように育てねばならず、悪を除去する時は根元から抜き取ることが当然のことだ。

しかるに、朕は憤然と刀を抜き元凶を処断しようとするゆえ、そなたたちは朕を助け、背徳者ヨンチョルが汚した天下を清らかにすべし』と記し、各行省主へと送る。

その文を読み身震いする行省主たち。

その後、タファンの元にすべての行省主が集まり、タファンと意を共にする。けれど、挙兵を促すタファンに対し、ヨンチョルが逆賊するから今までもできなかったのだという。

そうだからこそ、ヨンチョルがソナタたちに挙兵しろと命じるように仕向けるのだとタファン。『そんな秘策があるのですか?』と、オ行省主

 

偽の討伐命令

スンニャンは皇太后に決起が始まることを伝えに行く。

大明殿ではタファンがヨンチョルと上疏を読み始める。ヨンチョルは手にとった上疏を読み怒りに震える。

それはぺガンが書いたもので、ヨンチョルを成敗するために剣を取るので、陛下は各行省主に檄を飛ばせ、自分には明宗 (ミョンジョン:명종)皇帝の血書があると書かれていたのだ。

大明殿に行省主たちを集め、その上疏を披露するヨンチョルとタンギセ。また、本当の血書はこちらにあると言い、それを見せタファンに読ませる。ヨンチョルにたよれと書いてある偽血書だ。

タファンが読んだあと、ここに前帝の玉璽が押してあると、高らかにいうヨンチョル。行省主たちの反応は薄い。それもそのはず、真の血書は前日にタファンが見せていたからだ。そこには親子にしかわからない蝶の印があった。

『陛下、ぺガンの謀反は確実なので、遼陽の討伐を命じてください』と、タンギセ。それに続いて行省主たちも派兵すると進言する。それを許可し逆賊ペガンの首を持ってこいというタファン。

 

冷宮へ

タナシルリはその前に謀反人の九族であるスンニャンの首を跳ねろという。皇太后は急ぐことではないので冷宮に送れという。

これはあらかじめ、戦いの場所として計画に入っていた場所だ。タナシルリもまた、冷宮なら悪く無いと納得する。こうしてスンニャンは冷宮へ送られることになる。

冷宮に行く前の二人。すまないと謝るタファン。ぺガンは剣で戦うがわたしたちは心で戦わねばなりません、揺れなければヨンチョルに勝つことができますと、スンニャン。

『こんなことが塞翁の馬といったか?』と、満面の笑みを浮かべスンニャンに嫌味を言うタナシルリ。

『今思いっきり笑っておけ。必ずその笑みが慟哭に変わるから』と、心でつぶやき、不敵な笑みを浮かべてタナシルリの傍を通り過ぎるスンニャン。

『必ず死ぬのに、何を信じてあのように堂々としているのだ?』と、タナシルリ。すごく怖いからでしょうとソ尚宮。苦痛に満ちた死を与えてくださいと、ヨナ。『私が受けた苦痛の千倍万倍の苦痛を返してやる』と、タナシルリ。

 

世襲

行省主たちと出兵の段取りを付けるタンギセ。ぺガンは自分の手で殺すから生け捕りにしろというヨンチョル。そして、ぺガンの征伐が終わった暁には、資金などのすべてのことはおまえに任せるという。

『おまえがこの国の大丞相になれということだ』と、ヨンチョル。『私を信じてくださるというのですか?』と、タンギセ。

『私は私の息子をただの一度も信じていなかったことはない。我が家門の長子ではないか?私が信じなければ、誰がおまえを信じるのだ?』と、ヨンチョル。

感無量のタンギセ。タプジャヘに父の輔弼を託し出兵する。都城守備隊のワン・ユにも目配せし、城門を後にする。

 

ヨンビスワン・ユの支援にやって来る。ワン・ユはメバクに戻る際に苦労をしたはずだと問うが、自分の言い分を信じてもらえて何もなかったと嘘をつくヨンビス。

チョッコについて問うワン・ユ。高麗村の労役をし苦労していると答える。自分の家に行って休めというワン・ユ。ヨンビスの義理を賞賛するパン・シヌチョムバギ

 

冷宮にタファンが訪ねてくる。『まだ、陛下はここにいらしてはなりません』と、スンニャン。『今夜だけ、ここでおまえと共に夜を明かす』と、タファン。冷えきったスンニャンに自分の上着を着せ抱くタファン。『すこしだけ、少しだけ我慢しろ、少しだけ』と、タファン。

 

姦計

出兵したタンギセの元に援軍の行省主の兵が来ない。なにか怪しいと睨むタンギセ。そこに部下の報告が入り、遼陽行省には兵がおらず旗が立っているだけだと告げる。

タンギセが行ってみるとまさにそうだった。そして、ぺガンの置き手紙を発見する。『遼陽省はおまえが持て。このペガンは天下を持つ』と書いてあった。憤るタンギセ。

一方ペガンのもとに合流した行省主たちは、軍師のタルタルから作戦を聞いている。大都の8つの門の内もっとも重要な北門はペガンが受け持つので、他の門を行省主で担ってくれという。

タンギセからの伝言を告げる早馬が門前までやって来る。内容を聞いたムソンはヨンビスに目配せし、弩で伝令を殺させる。そして偽の伝令をヨンチョルに送る。

 

ヨンチョルはワン・ユとウォンジンとともに酒宴を開いている。兵がいるからと酒を断る二人。そこにタプジャヘが入ってきてタンギセが大勝利しペガンを生け捕ったとの報告をする。

ヨンチョルは大喜びし、二人にタンギセを向かい入れに行けという。そして自分はタファンに会いに行くという。

城門に到着していたウォンジンに部下が急を告げる。戻ってきている軍はタンギセのものではなくペガンのものだというのだ。すぐに城門を閉じワン・ユを呼べと部下に告げるウォンジン。

城門に近づきつつあるペガン。城門内にいる大虎さえ捕縛すればぺガンの世になるとタルタル。

ワン・ユは部下たちに檄を飛ばしていた。自分たちが城門を掌握すれば決起は成功しできなければ失敗すると。

タファンのもとに到着するヨンチョル。喜ばしい日だからと二人で酒を酌み交わす事に。

タナシルリは掖庭宮(エクチョングン:액정궁)があまりにも静かなことを訝しがる。出くわしたトンマンにそのことを確認すると、皆が訓育場に言っていると答えるトンマン。けれど、後宮達は冷宮でスンニャンから計画を聞かされていた。

城門が突破されたことをヨンチョルが知れば、皇宮内の人は皆殺しにされると、スンニャン。皇宮内の兵は皆ヨンチョル側だから、陛下を守ることができるのは後宮、宦官、宮女たちだけだとも言う。

『ここで、また別の戦争が始まることでしょう』と、スンニャン。

 

奇皇后 第37話前半へと続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

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