ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)の第32話感想&あらすじ前半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第32話放送日と視聴率:2014年2月24日:視聴率:25.3% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
奇皇后あらすじ
スンニャンV.S.ヨンチョル
単身ヨンチョルのところへ乗り込むスンニャン。なんの用で来たのか?と問うヨンチョル。逆にどうしてきたと思うかと問い返すスンニャン。おまえごときに使う時間はないとヨンチョル。
『そうでいらっしゃいましょう。皇子様の弑逆者をお作りになるのなら、一刻を争いますから。その刺客からこんな言葉が出てきます。皇子様を弑逆せよとそそのかしたのは奇才人だ。嫉妬に目が眩み、皇后が産んだ皇子を殺そうとした。遼陽行省主ペガンも共犯だ』と、スンニャン。
さらにスンニャンは大丞相は見本が必要で、自分たちを亡き者にしたら、他の行省主にも同様にするとちらつかせ、クリルタイの際に反対してみろ、反対したら同様の方法で亡き者にすると言うのでしょう。『わたしの推論は間違っていますか?』とスンニャン。
それでどうするつもりなのか?と、ヨンチョル。前もってタルタルと話した時に、諸葛孔明は少数の自軍を徹底して隠し、15万の大軍を恐れさせさという故事を聞いていた。
ヨンチョルは、『耳懸鈴花懸鈴』という言葉を言い、何がどうだろうと思い通りに出来るぞという。スンニャンは嫁禍于人(カファウイン)という罪を作りなすりつけるという言葉を発し、それを残忍な方法だという。
けれど、自分たちに対してそれはできないと続けるスンニャン。どうしてだと問うヨンチョル。そうすれば、大丞相が犯人だという証拠になるからで、孫を殺そうとした非常な祖父として、これまでの名声は水の泡になると、スンニャン。
『また、後世の記録に・・・』とスンニャンが言うと、その言葉を遮り、わたしを犯人にできるならどうしてここに来たのか?どこでホラを吹いているのか?と言うヨンチョル。
『果たして偽りか、犯人に一度指定して見てください。それでは期待しています。大丞相』と言い一礼し、ちらっとワン・ユを見て去るスンニャン。
外で待っていたペガンに、ヨンチョルの目が泳いでいたと告げるスンニャン。大事を為したとスンニャンを賞賛するペガン。まだどういった決定をしたかわからないと、警鐘を鳴らすタルタル。スンニャンもそれに同意し、待つだけだという。
どうするのか悩むヨンチョル。スンニャンをよく知っているだろうと、ワン・ユに助言を求める。自分なら奇才人をターゲットに選択しない、百に一つの失敗が致命的になるかもしれないからと、ワン・ユ。
冤罪
タナシルリは仮病を使って冷宮から自分の居所に戻っていた。皇太后が帰れと言っても皇太后から皇子を守るためだと引かない。そこに、皇子暗殺の刺客が口を割ったと伝えに来るトンマン。
同時刻、タンギセに率いられたコプソルが、大明殿にやって来て、陕西行省(ソムソヘンソン:섬서행성) 主チョッコンを引っ張っていく。後宮に入っている娘も同じく捕縛される。
そして、二人は拷問にかけられる。無実を訴えるチョッコンだったが、ヨンチョルは罪人はどうやって死ぬか知っているか?と、煮殺す烹煮刑の話をし始める。
助けてくれというチョッコン。それならあそこにいる誰が共謀したのか言えと行省主たちを指す。そこにタファンが現れ、拷問をやめろ、刺客の話だけ聞いて何をしているのだという。
そんなタファンの言を聞かないヨンチョルは、刑を行うように指示をする。それを受けて、油を用意するようにと部下に命ずるヨム・ビョンス。
そんなヨンチョルに対して、皇子を殺害しようとしたのは自分だ、自分を油で煮殺せと、涙ながらに訴えるタファン。
奇才人がそう言えといったのか?そうすれば他の行省主達が感動して手を取り合うからと?正気になってくれ、皇子は陛下の息子だ、親子の情もわからずにどうやって天下を治めるのか?と、タファンを叱責するヨンチョル。さらに、国を思えば血の涙を流す人間であり、親政権は絶対に渡さないという。
タファンは明日クリルタイを開き、満場一致の合意を取り付けるという。そうすればいいというヨンチョル。
行省主達が集まり、チョッコンが無実なのは皆が知っていると訴える。そこに箱が到着し、自分の答えはここに入っているという。開けてみると、チョッコンの生首だった。恐怖におののく行省主たち。
ヨンチョルはまだ9つの箱が残っていると、彼らを脅す。
敗北と勝利
翌日のクリルタイ。決を採る前に話があるというタファン。
『わたしは今そなたたちに許しを請おうと思う。 率直に話してわたしは皇帝の能力がない人だ。 愚かで無能で臆病者で、自分だけしか分からない者だった。 そなたたちが考えることが何なのか、民らがどんな苦衷を抱いているのか、まったく関心さえない情けないことこの上ない者だった。
だが、わたしはこれ以上何のら使いモノにならない皇帝になりたくない。 これ以上、大丞相が恐ろしくて逃げたくもない。なので、廉恥もないが、そなたたちに忠誠を望むつもりだ。わたしに機会を与えてくれるなら、これ以上浪費することはない。だから、わたしを一度だけ信じてくれ』と、タファン。
けれど、ぺガン以外は賛成に回らない。その様子を見るスンニャン。ヨンチョルは二度と国事を執るということは言うなと、タファンに釘を刺し退出しようとする。
ヨンチョルがスンニャンの前を通り過ぎた後、スンニャンはヨンチョルに語りかける。
『ありがとうございます、大丞相』と、スンニャン。『ありがたいと?おまえは間違ったな』と、ヨンチョル。すると、行省主たちはタファンのもとに歩み寄り、自分たちの不忠を許してくれと泣き始める。
『大丞相のお陰で行省主たちは陛下を真正の皇帝として受け入れました』と、スンニャン。獅子が我が子を崖から落とすように、あなたが陛下を強くしてくれると続ける。
ヨンチョルはスンニャンに対して貢女出身なのかと問い、自分の瞳の中に入れたという。そして、その意味がわかるまでに、そう長くかからないと、スンニャン排除の意思を表明し去っていく。
一人龍床に座り落ち込むタファン。結局何もできず自分のもといた場所に戻ったという。スンニャンはそうではなく、陛下は9人の行省主の心を得て、ヨンチョルはただ玉璽を守っただけで、陛下の勝利だという。
そんなスンニャンの慰めの言葉を聞き、おまえがいるから最後までやっていけそうだと息を吹き返すタファン。
奇皇后 第32話後半へと続く
- 奇皇后OST Part.1 刺の愛(カシサラン:가시사랑) 4men
- 奇皇后OST Part.2 愛の風(サラン パラム:사랑 바람) 왁스(Wax)
- 奇皇后OST Part.3 愛しています(サランハムニダ:사랑합니다) XIA
- 奇皇后OST Part.4 一度だけ(ハンボンマン:한번만) ソユ(소유)
- 奇皇后OST Part.5 風の便り(パラムギョル:바람결) パク・ウァンギュ(박완규)
- 奇皇后OST Part.6 The Day 지아(Zia)
文責:韓国ドラマあらすじ団
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