奇皇后　第34話あらすじ＆感想前半　視聴率26.2％　救出、偽装、一ヶ月後、信任

ハ・ジウォン（하지원）、チュ・ジンモ（주진모）、チ・チャンウク（지창욱）主演の韓国ドラマ

奇皇后（キ・ファンフ：기황후：きこうごう）の第34話感想＆あらすじ前半です。

あらすじは韓国での放送時のものです。

奇皇后あらすじ

狩りの場でタファンを守れなかったという罪で連行されるスンニャン。けれどそこに回復したタファンが現れる。タナシルリの言葉を無視し、『いま、誰の体に手を掛けているのだ？』と、兵を叱責する。

『ご無事で何よりです』と、スンニャン。笑みを返すタファン。『奇才人は罪人の身です』と、タナシルリ。『罪人だと？一体どんな罪なのだ？』と、タファン。

そこにヨンチョルが出てきて、『輔弼できなかったので罪を受けて当然でしょう』と言う。『奇才人は！わたしを救った。口で毒を吸い出しわたしを救ったというのだ』と、タファン。

こうしてこの件の議論をすべて終わらせ、スンニャンの手を引き大明殿を出るタファン。涙を流すタナシルリ。

タファンは無理をして出歩いたため、大殿に戻り倒れてしまう。内医を呼べというスンニャンだったが、そうすると再度スンニャンに罪が及ぶため、タファンは倒れても内医を呼ぶなと予め命じておいた。そのことをコルタに聞かされ涙を流すスンニャン。

一方で、同じくスンニャンのために命を張ったにもかかわらず隠しているワン・ユは傷からの出血が止まらない。そこにヨンビスがやってきて、部族秘伝の薬で傷を治療する。

ヨンビスはスンニャンとはあの方ですか？と、その思いがまだ終わってないことを指摘する。また、ここを発ちメバクの首領のところへ行くともいう。懐に入り込む方法ができたから心配するなと。

けれど、危険だからここに残れと言うワン・ユ。部族のために命をかける道を誰も塞ぐことはできないと、ヨンビス。そう言われると言い返せない。部下のうちの一人を連れて行けとワン・ユ。

『また必ず会うことになるはずです』と、一礼して去るヨンビス。結局、チョッコがついて行くことになる。

翌日、スンニャンの介抱によりすっかり回復するタファン。寝台の上で寝てしまったスンニャンの頭に枕を敷き、頬にキスをする。それに気づくスンニャン。

一晩中介抱してもらったことですっかり上機嫌のタファン。思わず吹き出してしまうホンダン。タファンは皇命を下すため、ぺガンを呼んでくれとコルタに告げる。

タファンからの命令を受けたペガンとタルタルはヨム・ビョンスらを拷問にかける。皇帝を殺せと命令をしたのは誰だと問うが口を割らない。そこにヨンチョルらがやって来る。そして、すぐに処刑をすると言い外に連れ出す。

他の罪人も含めて二人に黒いずきんをかぶせるタンギセ。タプジャヘに連れて行けと明示処刑をする。それを確認するタルタルの部下とパク・ブラ。

けれど途中ですり替えられ、ヨム・ビョンスらは死んでいなかった。二人を連れて行くタンギセ。そして、ヨンチョルからの書を渡す。行くべき場所とやるべきことが書かれており、ヨム・ビョンスが責任者になるのだと言うタンギセ。

それまでヨム・ビョンスに悪態をついていたチョチャムは焦る。生死はもちろん、正体もバレてはいけないといい去るタンギセ。ヨム・ビョンスはチョチャムを傷めつけたあと書を読み驚く。うまく行けば人生が開けると高笑いするヨム・ビョンス。

スンニャンは意を決してタファンのところへ行く。本当に承恩（スンウン：승은）を受けるためだ。『灯りを消してくださいますか』と、スンニャン。

『もうおまえのせいで、辛くならなくていいのだな？わたしをときめかせるものは、ヤンイ、おまえしかいない』と、タファン。そして熱い接吻をする。

ヨンチョルの強さは、実体の分からない資金力と、それに支えられる軍事力だと、タルタル。そのため、公は都城守備隊を担ってくれというペガン。それがあるかぎり、ヨンチョルの皇宮での強さは揺るがないのだという。

ヨンチョルは意外にもあっさりと任せるという。あまりにも簡単に任せたことを疑うペガンとタルタル。部隊長だったウォンジンが副隊長となることを聞き、おそらくはそこに秘密があると睨む。

ヨンチョルが簡単に許したのも、まさに子飼いのウォンジンの存在で、彼の影響力が強いため、ワン・ユはすぐにでも追い出されるだろうと笑うヨンチョル。

ワン・ユに対して、あなたが奇才人を助けているのを彼女は知らないというタルタル。なぜ隠すのと問い、誤解が積もれば憎しみにもなるという。そうなろうとも互いに気楽な時があるとワン・ユ。

その後、スンニャンと出くわすワン・ユ。一言も言葉をかわさずすれ違う。

スンニャンは皇太后に挨拶に行く。そこで頭を抱える皇太后の姿を見る。皇室財政が逼迫しており、帳簿を見て頭を悩ませていたのだ。帳簿を見ていいかと問い見せてもらうスンニャン。

即座に問題点を見破り、タナシルリの浪費を指摘したうえで、緊縮財政を計れば100万両以上は抑えられるという。幼いころより商人のやりようを見てきたと言うスンニャン。

その姿に感服した皇太后は皇室財政を司る徽政院（フィジョンウォン：휘정원）の印章を任せるという。

自分のすべきことではないというが、皇室のためにやってくれという皇太后。そして早速それを後宮や宮女の前で発表する。スンニャンは所信表明をし、贅沢を禁止する。

肉一つ無い食事に怒るタナシルリ。さらに皇子のための千佛行事まで中止されることを聞き激怒する。

奇皇后　第34話後半へと続く

文責：韓国ドラマあらすじ団