奇皇后 第35話あらすじ&感想後半 半狂乱、錯乱、アユシリタラ誕生、老耄、マハの誕生日、尼僧の証言

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ハ・ジウォン(하지원)チュ・ジンモ(주진모)チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ

奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)の第35話感想&あらすじ後半です。

あらすじは韓国での放送時のものです。

奇皇后 キャスト・登場人物紹介

奇皇后(きこうごう)人物相関図

 

奇皇后

 

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奇皇后あらすじ

半狂乱

マハを助けなければならないと錯乱気味のタナシルリ。そんなタナシルリに、呪詛は血を分けたものがかかる、マハは本当の子ではなく一滴も血を分けてないではないかと言うソ尚宮

マハが呪詛を受けないという事実よりも、自分の血族ではないと言われたことに怒るタナシルリ。『マハは本当の息子だ』と、ソ尚宮を突き倒す。タナシルリの病的な状況を嘆く尚宮二人。

冬にもかかわらずタナシルリは水を被り仏にマハの回復祈願をする。マハが回復するなら自分の命を差し出すと!

 

錯乱

タファンに会いに大明殿に行くヨンチョル。すると、首を吊った自分が現れる。多くの人を殺したのに、そんなに驚くとは?と、暗闇からタファンが現れる。

どういうことだ?と問うヨンチョルに、あなたは死んだというタファン。自分はこのように死なない、おまえごときに殺せると思うか?と、ヨンチョル。タンギセからマハまですべて殺してやるというタファン。

これは夢だった。夢から覚めたヨンチョルは錯乱状態のままで、『黙れ、貴様!』と、剣を振るっていた。けれど、その相手はタファンではなく息子たちだ。

『殺してやろう、おまえの父を殺したように、おまえもこの手で殺してやる』と、ヨンチョル。タンギセとタプジャヘが自分たちだと言うと、錯乱状態から正気をとりもでどす。

生々しい夢を見たというヨンチョル。けれどヨンチョルの疑心暗鬼は終わらない。悲鳴を聞いてやってきた息子たちが剣を持っていることを指摘する。『お前たちもわたしを殺そうとしてるのか?』と、ヨンチョル。

『父上、どうか正気になってください』と、タンギセ。そんなタンギセに剣をふるおうとし、そのまま倒れてしまうヨンチョル。

一方で、マハの病状は好転し、祈りが通じたと喜ぶタナシルリたち。

 

軍事訓練

軍事訓練を始めるワン・ユたち。脱落者は罪人の身分で労役をさせられるというムソン。山登りをするのに、一人でも脱落すれば、最初からやり直しだというワン・ユ。

続けて、『おまえたちは今まで人ではなかった。しかし、今回の訓練で決めることになる。武将になるのか?罪人として残るのか?』と、ワンユ。

初日は12人が脱落する。こうして毎日行われ、乞食たちの不満も募っていくが、ワンユ自ら倒れた兵を起こすさまを見て、徐々に彼らの見方も変わってくる。

夜、足から血が出ているのを見て、ムソンたちが走るのをやめるように進言する。けれど、自分の無能さで廃主となりい自分は乞食で、彼らと何が違うのか?と言う。

また、一人も脱落させずに連れて行く、できなければ彼らとともにここで死ぬとも言う。それを聞いて考えを改める者も出始める。

残り二人が帰ってこない。今回もダメかと諦めた時に、一人に肩を貸し二人が戻ってくる。『みな、ご苦労だった』と、ワン・ユ。こうして乞食たちに連帯感も生まれ、彼らは兵として採用されることになる。

その後、剣と弓の訓練を始めるが、皆へっぴり腰だ。

 

アユシリタラ誕生

9ヶ月後。スンニャンのお産。落ち着かないタファン。息子は駄目だ、娘か死産をと、御仏に祈るタナシルリ。けれど、生まれたのは男子だった。

タファンは皇太后と相談の上、アユシリタラ(아유시리다라)という名をつける。

 

へっぴり腰だった兵たちもかなり様になってきている。その様子を見るワン・ユに、スンニャンが息子を産んだことを告げるパン・シヌ

兵たちは更に成長し、立派な姿となる。

 

老耄(ノモ)

ヨンチョル以前にもまして心が病んでいる。剣を磨きつつ猜疑心の深そうな目つきをしている。そこにタンギセが入ってくる。

ヨム・ビョンスが秘密資金を奪ったに違いないと疑っている。あいつはただの責任者で場所まではわからないという。けれど、疑いをはらさないヨンチョル。

それなら自分に場所を教えてくれというと、正体を現したなと、タンギセの首に剣をかざし、迷い事を続けるヨンチョル。剣を握り、涙を流しながらいっそ自分を殺してくれと言うタンギセ。手からは血が流れる。

ようやく正気に戻ったヨンチョルは剣を捨て息子を抱きしめる。自分の死ぬ時が来たのかと、自分がボケたことに憤るヨンチョル。

 

マハの誕生日

自分たちに似ているアユシリタラに対し、すっかり子煩悩な父親になっているタファン。どうしてそんなことがあるのかというタファンに、だから血は騙せないというのではないですかと、スンニャン。

マハの誕生日の宴だと告げにやって来るコルタ。行きたくないというタファンだったが、行省主たちが来るので言ってくれというスンニャン。

マハを連れたタナシルリとタンギセに出くわすワン・ユ。自分の息子だとは知らずにその美貌を褒める。この国の大統を継ぐので当然そうでないと、と、タンギセ。

そこに讃仏行事のためにやってきた尼僧たちが現れる。その内の一人に見覚えがあるような気がするソ尚宮。

宴が開かれ、行省主たちが祝辞を述べる。タナシルリはタファンからもマハに言葉をくれという。皇太后も、行省主達がいるのでしてくれという。

ため息を一つつき、コルタにアユシリタラを連れてこさせる。そして、太子冊封の話が出ているが、それを急がないし、十分に二人を競争させて決めると言う。

長子相続をクビライが決めたと反対するタンギセとタプジャヘ。けれど、自分を皇帝にしたのはヨンチョルだからと、その原則を一蹴し、今後この件については何も言うなと釘を刺す。

 

尼僧の証言

スンニャンにパク・ブラが近づき何かを告げる。

ソ尚宮は顔に火傷のある僧を探しにやって来る。けれど、トンマンにどうして探しているのかと見咎められ退散する。

その僧は秘密裏にスンニャンに会っていた。その尼僧は、かつてタナシルリがこもっていたファンガク寺にいたという。そして、マハが本当の息子ではないと、衝撃の事実を告げる。

『偽の息子ということですか?』と、スンニャン。『間違いありません』と、尼僧。そして、その事実を隠すために同僚の僧を毒殺し寺を焼いたのだという。

『どうしてその秘密を自分に?』と、スンニャン。あなたさまが息子を産んだと聞き、皇后の偽の息子が太子になるということで、こうして内幕を知らせようと来たのだという。

いまから証言できるかとスンニャン。同僚たちのためにも真実を明らかにしますと、尼僧。信じるにはもっと明確な証拠がいると、スンニャン。

皇后と保母尚宮だけが知る、その子の体の秘密を知っていると、尼僧。自分の口から言うと、十分に証拠となるはずだと続ける。

そして、その特徴を問うスンニャン。

『その子の足の甲に・・・』と、尼僧。

 

奇皇后 第36話前半へと続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

コメント

  1. i より:

    NHKで1話から視聴中です。
    33話と35話を身損ねたので、検索してこちらを見つけました。
    見ていたはずの母にあらすじを聞いても何だか要領を得ないので、こちらのサイトは大変役に立ちました。
    あらすじ以外に時代背景などがわかるのもよいですね。