ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)の第43話感想&あらすじ3/3です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
奇皇后あらすじ
助けを乞うスンニャン
タルタルに会いに行くスンニャン。ヨンチョルの秘密資金の使い方を見守るとおっしゃってましたと、スンニャン。民への救済米や、大臣たちを味方につけるために使いましたねと、タルタル。
やはりご存知でしたか、もう私の命は師父様次第ですと、スンニャン。さらに、もう見守ることを止めてもいいです、わたしがこの国のためにまともにことが運べるよう、師父様は助けてくださいと、続ける。
その最初がワン・ユを救うということであれば断ると、タルタル。民を救う金はワン・ユから出ている、ヨンチョルの秘密資金はすでに底をついたと、スンニャン。そして改めて助けてくれという。
マハV.S.ワン・ユ
開京(ケギョン:개경)の王宮に到着したマハは、大明殿に入ることをせずに、ここに椅子を持って来いと言い、そこに座ってワン・ユの出迎えを待つ。試験だと言い出迎えなかったワン・ユだが、さすがに陽も暮れかかってきたため、ムソンの進言を聞きマハを出迎える。
チャン侍郎が勅書を読む。数々の不始末をあげた上、弁明の機会を与えるので燕京に出頭しろという内容だった。
どうして不遜な目つきで見つめるのかとワン・ユに問うマハ。幼いころ自分が抱いていたことを覚えているかと、ワン・ユ。どうしてマハがついてきたのかとチャン侍郎に問うと、『わたしの母の仇の顔を見に来たのだ』と、直接答えるマハ。
母が亡くなったことは残念だが、原因を察することもなく結果だけで判断するのは、正しい態度ではないと、ワン・ユ。そして、明日、元ヘ行くともいう。
『私が皇帝になる日を恐れよ。敵の国である高麗をそっとはしておかない』と、マハ。
『心を統治できない人は、復讐をする資格が無い。すごくたくさんのことを学ばなければな』と、ワン・ユ。その言葉が気になり始めるマハ。マハの性情を残念に思うワン・ユ。
廃位と押送
ワン・ユによからぬことが起こる悪夢を見るヨンビス。そこにチョッコがやって来て、ワン・ユが廃位になるようだという話をする。
すでに廃位勅書に玉璽が押され、殿下を騙して連れてくるのだと、チョムバギ。助けに行こうと言うヨンビスだったが、すでに国境を超えた頃だと、チョッコ。
国境を超えてから野営をしようというチャン侍郎。道中、しきりにワン・ユを気にするマハ。ワン・ユもまた、マハのことが気にかかる。
タンギセがやって来てマハに会う。叔父と甥の涙の再会だ。『どうして今になっていらっしゃったのですか?』と、その間会えなかった切なさを口にし涙するマハ。タンギセも涙にむせぶ。
ワン・ユが寝静まったのを確認し襲撃する元軍。もちろんタンギセたちも加わる。『皇子様、見ていてください。この叔父がワン・ユにどうやって復讐するのかを』と、タンギセ。
捕縛されたワン・ユの前にマハも現れる。そして廃位勅書を読めと命ずる。イル汗国との密通と、反逆の準備がその理由だ。事実と違うと言っても、マハに『黙れ!』と言われる。こうして、ワン・ユは大逆罪人として連行される。
燕京への道は地獄の道より苦しいはずだと、ワン・ユに鞭打つタンギセ。ムソンは身を挺してかばい、パン・シヌはマハのところへ行き、皇子はこんなことをしてはならない、天罰がくだると、泣いてムチ打ちをやめるよう懇願する。
大都の市中を歩くワン・ユに、敗戦の元凶だと罵声が浴びせる民。ヨム・ビョンスらはスンニャンが間者だと言い、二人を殺せと言わせるように民を誘導する。
皇宮に到着するワン・ユたち。タファンは剣を抜きワン・ユに近づく。タファンを見返すワン・ユ。そこにスンニャンも到着する。構えるタファン。
奇皇后 第44話1/3へと続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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