ミソが目覚める。
キム・ジア秘書に仕事を渡さねば、過労のようだと、ヨンジュン。
副会長、記憶を失ってるんじゃないでしょ?ただ失ったふりをしてるんでしょ?と、ミソ。
何を言っているのかよくわからないなと、ヨンジュン。
ソンヒョン・オッパ、私は前思い出したわ、その日に会ったこと、あの女まで・・・それにようやくわかったわ、どうしてそのようにオッパを探したかったのか、ありがとうって、その日オッパもとても怖く大変だったのに、私を守ってくれてありがとうって、その言葉を伝えたかったみたいだわと、涙ながらに話すミソ。
オレじゃなければ誰がそのようにキム秘書を守ってやれたか、イ・ヨンジュンだから可能なことだったろう・・・最後まで隠せたのに、失敗したなと・・・泣くな、安静にしてないとと、ヨンジュン。
いま安静だなんて!人がどうしてそうなの?どうして長い間秘密にしてたのよ?どうして!と、ミソ。
ただの一日も忘れることができなかった、その時のその子と、その姿、その声まで、目さえ閉じれば、昨日のことのように鮮明に浮かび上がった、その酷いことが・・・だから、キム秘書が覚えていられないことが幸いだと思ってと、ヨンジュン。
世の中に最後まで隠しておけることはないわと、ミソ。
わかってる、けど最大限に遅らせたかった、その苦痛を少しも分け合いたくなかったから・・・このまま永遠に覚えていられなければよりいいのにと、ヨンジュン。
そんな言葉がどこにあるのよ、むしろ私も同じように苦痛を抱いていれば、私も同じように分け合っていられれば、こんなに申し訳ないことはなかったんじゃないの!いまこのように配慮あふれる姿は、副会長には一つも似合わないわ、ただ平素のように利己的に自身だけ考えてよ!と、ミソ。
称賛でも悪口でも好きにすればいいと、ヨンジュン。
今後はすべて隠さないって約束してと、ミソ。
約束するよ、今夜はオレがそばに居てやる、あの日のようにと、ヨンジュン。
うなずくミソ。
呆然と街をさまようソンヨン。
後日、自分のせいでソンヒョンが閉じ込められた場所を見に行ったことを思い出す。
家でも荒れるソンヨン。
どうして事実のままに話したの?どうして今になってどうして吐露したのかって?最初は僕の誤りかもしれないけど、今は違うよ・・・どうして。どうして少しでも早く話してくれなかったの?僕の記憶が間違ってるって!
謝るしかないチェ女史。
そんなチェ女史に、ヨンジュンが記憶を失ってないことを告げるソンヨン。
呆然とするチェ女史。
1994年からタイムスリップしてきた重要なお客様をミソに会わせるヨンジュン。
「ナナのスイートホーム」を持ってきたのだ。
これほどなら婿候補として確実だろう?と、ヨンジュン。
婿候補?それって何?と、ミソ。
積極的にプロポーズしてきたのを覚えてないのか?と、ヨンジュン。
私が?記憶がよく・・・と、ミソ。
大変な思いをして買ったけど、大丈夫だ・・・とにかくプレゼントだと、ヨンジュン。
ありがとう、子供の頃本当に欲しかったのと、ミソ。
けれど、今見ると少々ダサい。
副会長それは知ってますか?普通の犬ガムは牛の皮で作るって、それで犬ガムを土に埋めれば、痕跡無く消えるって、たぶん、ビッグバンの犬ガムも痕跡無く消えてるはずよ・・・記憶もビッグバンの犬ガムのように痕跡無く消えることもあるって、私達、一緒に良くなかった記憶を土の奥深くに埋めてしまいましょうか?と、ミソ。
ミソにバックハグするヨンジュン。
副会長が私が探してたオッパで嬉しいわと、ミソ。
オレも嬉しいよ、ミソにまた会えて、今まで態度に出したかったのをなんとか我慢してたってと、ヨンジュン。
微笑むミソ。
出勤すると言い張るミソ。
これまでの志の高さを称賛するも「オレの女」だからダメだと、ヨンジュン。
その言葉でこわばってしまった手を見せるミソ。
この手では仕事できないから、今日休むのは確定だと、ヨンジュン。
結局、出社するミソ。
言うことを聞かないミソが笑顔なのが気に入らないと、悪態をついてみせるヨンジュン。
副会長は鋭敏だ、彼氏としては・・・などとヨンジュンをディスるキム・ジア秘書。
流し目で睨むミソ。
キム秘書がまた倒れればオレは寿命を全うできないようだ、それは国家的だったり世界的だったりとても大きな損失じゃないかと、ヨンジュン。
そのため、人の三倍働いているけど、より良いアイデアを出すために、自分の脳と交信する。
そして、ミソを含めた付属室全員をスパに行かせることで、ミソを休ませることに。
元妻の誕生日に、思い出の店でステーキを食べるパク社長。
けれど、美味しくない。
そこに元妻が男を連れてやってくる。
毎年二人できた場所に連れてくるなんて!と、パク社長。
けれど、男性は年上のいとこだった。(結婚してたのに知らないのはなぜ?)
軽率さをなじる元妻。
地図を調べ上げ、パク社長の話を聞かないヨンジュン。
付属室のスタッフが帰ってくる。
ミソだけを残して退社させる。
遊園地。
地図を見ていたのは、昔の建物の場所を知るためだった。
メリーゴーランドの場所が閉じ込められていた現場だ。
まず思い浮かんだ思いがなにかわかるか?あのひどかった場所が幸せな人達のおかげで覆うことができそうだと、ヨンジュン。
移動する二人。
ミソの住んでいた家があった場所は噴水になっていた。
副会長の言うようにお化け屋敷や公衆トイレじゃなくてどれだけ幸いかと、笑うミソ。
キム秘書はわからないはずさ、このように何でも無く、その時のそのことを話せるという事実が、オレにとってどれだけ大きな意味があるのかをと、ヨンジュン。
今後も私達は幸せなはずよ、ずっと一緒にいるからと、ミソ。
微笑むヨンジュン。
微笑みを返すミソ。
別れ際、オレと一緒に散歩したい願いを叶えてやろうか?と、ヨンジュン。
光栄ですと、ミソ。
今夜はウチに、一人にしたくないと、ヨンジュン。
自分のように悪夢にうなされないか心配なのだ。
私は大丈夫、もともと幼かったから詳しく覚えてないから、本当に辛ければ話すわ、そのときは以前のように守ってくれるでしょと、ミソ。
もしも怖かったら連絡して、夜中中待っていると、ヨンジュン。
オレのすべての瞬間はお前だった、愛してるときも、辛い時も、別れたその瞬間までも、お前はオレの世界で、すべての瞬間だった・・・オレはもうお前がいなければ、オレの今までの人生が、説明できないかもしれない・・・。
ヨンジュンの予想通り、不安に怯え始めるミソ。
ミソの家のチャイムが鳴る。
ヨンジュンだ。
嫌だと言うので来た、キム秘書がうちに来るのが嫌だと言うので、オレがキム秘書の家で一緒に寝ようと・・・今日は一緒に寝よう!と、ヨンジュン。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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