サムノムに道を尋ねようとするチョン・ヤギョン。
互いに顔をまじまじと見る。
うちのおじいちゃんがおっしゃるには・・・
おじいちゃん?と、ラオン。
ラオン?ラオンか!?と、チョン・ヤギョン。
いや、ここではサムノムだよ、おじいちゃんと、サムノム。
おじいちゃんと呼ぶなとあれほど言ったのに!と、チョン・ヤギョン。
ところで、どうしてここにいるのだ?それも、内官として!?と、チョン・ヤギョン。
説明すれば長いのだけど、そうなったのです、こう見えてもかなり認められた内官なので、心配しないでくださいと、サムノム。
数年ぶりの再会を抱き合って喜ぶ二人。
会うべき人はどうやってでも会うとおっしゃったでしょと、サムノム。
二人には血のつながりはなく、洪景来(ホン・ギョンネ:홍경래)の家族を捜索する兵たちから匿ったことで縁が結ばれたのだった。
そこにやって来たヨン。
お二人はどう知った仲なのです?と問う。
会わねばならない方は世子邸下なのですか?それなら、おじいちゃんが茶山(タサン)?と、サムノム。
おじいちゃん?と、ヨン。
犯人はまさにこいつです、サムチェと、チョン・ヤギョン。
この中に硫黄の成分があるから銀が変色するが毒ではないと言い食べてみせる。
また、西域から入ってきたのを知っているはずなのに医員たちが口をつぐんでいたことをいぶかしがる。
予想通り、安東金氏(アンドンキムシ:안동김씨)は、その細工がバレないと思っていた。
親子を放免するヨン。
そして、少女に謝る。
例のナウリだと気づき、王様に会わせてという私の願いがかなったのですか?と、少女。
私が良い国を作るのを必ず見守っていてくれと、ヨン。
この老いぼれが何の助けになるかと、しきりにそうされるのですか?と、ヨンの要請には応じないチョン・ヤギョン。
その後、母の消息を聞かなかったかと尋ねるサムノム。
次に会うときに良い知らせがあればいいなと、チョン・ヤギョン。
顔色が曇るサムノム。
望まない婚姻をしたくないと父王に告げるヨン。
その気持もわかる・・・たかだか10歳で龍床に上がって以来、私はたったの一日も、困難でなかったり、恐ろしくなかったことなど無い・・・と、王。
そして、荒波をかき分け少しでも緩やかなところに行くために木の枝でも掴まねばならないだろうと、礼曹判書(イェジョパンソ:예조판서)の娘との婚姻を促す。
チャヒョン堂まで送ってくださってはダメですか?と、サムノム。
もう何度も行ったり来たりしたことか、私と別れるのがそんなに嫌か?と、ヨン。
最近私が、いつ最も幸せかご存知ですか?邸下がラオンと呼ばれるときですと、サムノム。
私と一緒だな、私もその時が最も幸せだ、名前を呼べば、お前が私の目の前に来ているではないかと、ヨン。
なのに何がより必要でしょうか?これ以上欲心を出しませんと、サムノム。
私は更に欲心を出すぞ、好きなら欲心が出来るのが当たり前ではないか?と、ヨン。
はい、私はすでに邸下の人だから、そう思ってください・・・けれど、私のために危険になるのは嫌です、邸下のそばに女人としていられなくても、女人として恋慕する心は失いません、だから・・・と、サムノム。
何も言うなと、ヨン。
これ以上国婚を拒まないでください、邸下と、サムノム。
やめろと言ったではないか!と言い、怒って去っていくヨン。
先日頼んだ女人がラオンだと告げるヨン。
家と親を作ってあげたいと言っていたそのひとですか?どうしてそのように気を配るのですか?たかだか幼い内官一人に?と、チョン・ヤギョン。
内官の姿をして私に来た情人だと、ヨン。
身分の差異、運命のいたずら、すべての障害を克服するように 助けしてほしいとおっしゃたでしょう?けれどです、その子に必要な人は邸下ではありません・・・と、チョン・ヤギョン。
後日、チョン・ヤギョンを尋ねるヨン。
お耳に入れたいことがあります・・・
夕日を眺めているヨンとサムノム。
風燈を売っていた少女を覚えているか?と、ヨン。
はい、父親に会って喜んでいた眼差しが忘れられませんと、サムノム。
あの子が私に言った、どんな国が良い国かは王様がよく知っているとと、ヨン。
邸下が夢見る朝鮮はどんな国ですか?と、サムノム。
さあ?子供が子供らしく、女人が女人として、幸せに生きることができる 世ならいいな・・・私がお前のために、そんな国を作る時まで、待ってくれることはできるか?私が作る新しい朝鮮で、お前が私の最初の人だと、ヨン。
もしその子が母親に会うことが邸下を危険になるなら、邸下はどうなさいますか?ただ知らぬまま伏せておいたら、邸下とラオンが幸せに良く暮らせるかも知れないのにと言っていたチョン・ヤギョン。
もしだ、とても厳しい瞬間、何かを離さねばならなら、それが私であってはならない、約条することができるか?と、ヨン。
はい、邸下と、チョン・ヤギョン。
そうだ、もう、私の願いが叶ったようだと、ヨン。
どんな願いですか?と、サムノム。
お前の願いが叶えという、私の願い、お前の母親を見つけたと、ヨン。
振り向くサムノム。
そこにはあれ程探した母の姿があった。
オ、オンマ・・・と、言いながら一歩一歩近づくラオン。
ラオン、母さん、すごく遅くなったわね・・・と、母。
抱き合い号泣する二人。
雲が描いた月明かり 第12話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
いつもありがとうございます。韓国語が全く分からないのでとても助かります。
まさか私が韓流にはまってしまい、ドラマでこの年になって胸キュンのトキメキを感じるとは思いもしませんでした。
キャスト、映像、音楽、全てにおいて私好みであと6回で終わってしまうと思うと今から寂しい気持ちです。心ときめくドラマを作って下さったKBS2さんに感謝です。そして、いつも丁寧な和訳をしてくださる韓国ドラマあらすじ団様に感謝しています。
8月中旬から韓国にいて、このドラマに1話からはまってます。日本に帰国して続きが見たいと思いネットでリアル視聴してますが、訳が半分ぐらいしかできず。。。あらすじを読んで納得してます。タイトルも辞書を引いてもわからず、(月光だけはわかりました)
演技が上手で池の中(水の中)のシーンは韓国ドラマ定番ですが、1番好きなシーンです。18話で終了とか。。。残念。。。あらすじが視聴者の意見で変わるのが不思議でしたが、もうちょっと長くてもいいんじゃないと今は思ってます・・・視聴率もいいしね。