雲が描いた月明かり 第9話あらすじ パク・ボゴム、キム・ユジョン主演韓国ドラマ

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チマチョゴリを着ることができなかった昔を思い出し、涙するサムノム

 

市井に出て、再び丁若鏞(チョン・ヤギョン:정약용)に助言を仰ぐヨン

この戦いの目的は勝利ですか?変化ですか?と言われ、何かを感じ取る。

 

部屋の隅でうずくまっているヨンウン翁主

何を言っても反応しない翁主に、質問に答えてくれなくてもいい、自分も隠していることがとても多いと、サムノム。

何かわからないけど、私はアギシの気持ちが少しわかるようです、なぜなら、私もまだ閉じこめられているから、無理に隠れているけど、誰かが門を開けるかと、バレるかと、恐れに震えて・・・私達はいつになれば、私達の手で門を開けて出て行けるでしょうか?とも。

 

 

雲が描く月明かり

 

式年試(シンニョンシ)を予定通りするので出仕してくれと、キム・ホンに告げるヨン。

これからでも懸命な判断をして、すべてのことを原理原則通りなされば、我々も世子を輔弼すると、キム・ホン。

心配しないでくれ、必ずそなたたちが望む原理原則通りに科挙を行うと、ヨン。

 

式年試の試題が発表される。

安東金氏(アンドンキムシ:안동김씨)たちは試題を知っていたため、答案を持ち込んでいた。

けれど、そこにヨンがやって来て新たな試題を発表する。

『反対のための反対、どうやって説得するのか?』

 

 

書庫。

腕飾りを外すサムノム。

ヨンがやって来る。

私がいない時間、私がないところとよく避けて通っているな、誰より私をよく知っているお前だから、隠れようとすれば、勝ち抜ける方法がないと、ヨン。

邸下を見守っている目、邸下に向けられた耳があまりにも多く、私と一緒にいば、一時も休まる日がないでしょうと、サムノム。

それなら、お前と一緒にいない私は休まっていそうか?と、ヨン。

邸下、内官として邸下のそばにいる時は、私が十に一つくらいは使い物になる人に感じられました、けれど、今は違います、もしかして私のせいで苦境に立たされてはないか?害を被られてないか?気をもんで、一歩近づくことが怖いです・・・

(腕飾りを置き)・・・恥も外聞もありませんが、出宮させてくだされば、その恩恵忘れないで良く暮らします。 申し訳ありません、邸下と、サムノム。

本当にお前が望むことがそれなのか?と、ヨン。

はいと、サムノム。

私に、してやることができ、またしてやりたい事が数百数千もあるのに、たかだか私に望むことがそれだというのか?隠れて逃げて私を見ずに暮すということが、私が最初で最後に求めたお前の姿だというのか?

そうですと、サムノム。

よくわかった、もう行けと、ヨン。

 

ヨンウン翁主がとある部屋へ行き昔のことを回想する。

中殿(チュンジョン:중전)付きの尚宮だろうか?

世子に伝えろということは何だ?と、迫るキム・ホン。

どうして?伝えればダメなことでもあるのですか?私を殺して真実が隠せると信じるなら、勝手になさりませと、尚宮。

尚宮を剣で刺すキム・ホンの部下。

私は死んでもここを去らず知らせる、中殿ママの悔しい死を・・・と言い絶命する尚宮。

ヨンウン翁主はその様子を箪笥の中に隠れて見てしまったのだ。

そして、キム・ホンに扉を開けられそうないなったため、完全にトラウマと化してしまったようだ。

 

ところでアギシ、そこにはどうして行ったのですか?・・・嫌なら答えなくてもいいですと、サムノム。

帳面に文字を書き始めるヨンウン翁主。

ホン内官が言ったではないか、私達はいつになったら私達の手で門を開け出ていけるか・・・と。

笑みを返すサムノム。

ヨンウン翁主が心配でやって来たヨンは、サムノムとともに場所を変える。

 

後悔した、最後まで知らないふりをすることを、わずかに見えれば逃げる工夫だけすることを、私があらかじめ知っていたら、そうしたら、内官か女人かと悩まなかっただろう、ただお前をもう少し、長く、そばに置く方法を悩んだはずだ、お前をさらに深く推し量ることができなくて、すまないと、ヨン。

お気をつけて、邸下と言い、行こうとするサムノム。

サムノムの腕を掴み・・・けれどだ、それにもかかわらず、耐えてはくれないか? 他の場所でなく、ここに、私のそばでと、ヨン。

 

科挙に合格したチョン若様が出仕する。

痩せて帰ってきたミョンウン公主と偶然の再会を果たす。

けれどチョン若様は、相変わらずウォリが公主だと思っている。

 

科挙の結果、安東金氏(アンドンキムシ)は意外にも実力で多くの合格者を出していた。

ヨンは改めてキム・ホンに対し、実力でのみ人材を選ぶと明言する。

頷くだけのキム・ホン。

こうして重臣たちは朝廷に戻ることに。

自分の人材がいないことを痛感し、世子の人を作るべく国婚を準備せよと、尚膳(サンソン:상선)に告げる

 

ヨンウン翁主に連れられていった先の回廊にヨンがいた。

ヨンウン翁主はすぐに去ってしまう。

サムノムに気づくヨン。

ヨンウン翁主とサムノムとの間で決めた手信号で、ヨンが何かを語り始める。

ヨンウン翁主からヨンが教えてもらったのだ。

 

私が、お前を、好きだ・・・いや、恋慕している・・・(ヨンウン翁主:ホン内官、それなら、行かないでと言いたい時はどうすればいいの? サムノム:ん~、これはどうでしょう?見ていてください)・・・離れることなく、私のそばにいよ・・・

涙を浮かべヨンを見つめるサムノム。

邸下、これは何をなさっているので?と、チョン内官。

遠くに離れていろという意味だと、ヨン。

 

チマチョゴリと化粧を用意するサムノム。

いつまで男姿でいなければならないかと母に尋ねた時、母は、自分を守ることができるまでと答えていた。

お母さん、私もう大丈夫よね?お母さんのいない10年の間、さっそうとちゃんと生きたし、一人でも、私を守ることができる程、しっかり大きくなったからと、サムノム。

 

チマチョゴリ姿のサムノムがヨンの前に現れる。

女人のお前を、どのように呼べば良いのか?と、ヨン。

ホン・ラオンです邸下と、サムノム。

ホン・ラオン・・・ラオン!と、ヨン。

 

 

雲が描いた月明かり 第10話あらすじに続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

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