チュウォン(주원)、シム・ウンギョン(심은경)主演のKBS2月火ドラマ
ネイルもカンタービレ(ネイルド カンタビルレ:내일도 칸타빌레:のだめカンタービレ韓国版)
の第1話あらすじ2/2です。
ネイルもカンタービレ キャスト・登場人物紹介 チュウォン、シム・ウンギョン主演韓国ドラマ、のだめカンタービレ韓国版
ネイルもカンタービレ第1話あらすじ2/2
大掃除
家で催眠療法を行うユジン。おいしいリンゴだとの声を聞きつつ玉ねぎをかじるが、全く療法の効き目がない。
ベランダに出ると何かが臭う。自分の服ではないことを確認しふと隣を見ると、ベランダはゴミだらけだった。しかもゴキブリまで隣からやって来る。
我慢ならなくなったユジンはネイルの家の大掃除を始める。掃除機はトイレにあるということでネイルをどついたあと、自分の家のものを持ってくる。
途中ブラジャーやキム・タックの店のパンも出てくる。じゃまになるネイルを外に出し、『オレがどうして~!』と叫びつつ掃除をするユジン。
すっかり片付いたあと、ピアノを引くネイル。音が違うと言いつつ、先輩と一緒にいるからかな?と、ネイル。ゴミが無くなったから響きが変わったんだ、何の曲だ?と、ユジン。
『愛の序曲よ、私達の曲よ、先輩!私達二人の未来を表現した曲よ』と言い抱きつくネイル。『題を変えなければ死ぬぞ!』と、ユジン。また、再び弾けという。
同じようにというユジンだったが、どのように弾いたか覚えていないネイル。それを教えるユジン。
『自分の好きに弾いているのに悪くないな。そうだ、流れるように・・・』と、心のなかで呟くユジン。
引き終わり満足気なネイル。そして、私が弾いたのをどうして覚えていられるのかと問う。
だれでもわかる、学校で知り合いのフリをするな!オレたちは無条件に知らない仲だ、わかったか?と、ユジン。敬礼して承諾するネイル。
『お願いだから』と、念をおして帰るユジン。
シュトレーゼマン来韓
Aオケの練習。指揮はハン・スンオがしている、ソン・ミナ学長とアン教授が様子を見ている。
その後、教授会でハヌムにもオーケストラを作るというプランを発表するソン・ミナ。それを夢のようだと言い否定するト・ガンジェ。
そして、コンクール成績も卒業生の就職率もセヨンに押されている、夢よりは生徒のための現実的な方案が急務だと言う。
この夢を成せばハヌムは世界的なブランドになる、夢を現実にするために、世界的指揮者の、フランツ・シュトレーゼマンを招聘したと、ソン・ミナ。
そのころ、シュトレーゼマンは韓国に到着していた。
ウィーンフィルやニューヨークフィルの常任指揮者だった?と、驚くト・ガンジェ。
けれどシュトレーゼマンが消えたという連絡を受け、動揺するソン・ミナ。
シュトレーゼマンは勝手にタクシーに乗り、お水の店に行こうとする。けれど、その韓国語がわからないため、水のいいところという。ドラマで見たと。けれど、連れて行かれたのは景勝地だった。
『水、いいんだが・・・』と、シュトレーゼマン。
二重奏
アン教授は二人を引き合わせる。微妙に知ったふりをするネイルに、オレたちは無条件に知らない仲だと言ったろ?と言うユジン。
アン教授に自分たちは知らない仲だ、隣に住んでいるけど、知らない仲ということにと、ネイル。知らないのは駄目だ、二人はピアノ二重奏をしないといけないのにと、アン教授。
レッスンに関係ない話なら行くといい席を立つユジン。
こうして出て行けば君のレッスンは放棄する、落ちこぼれ専門教授に捨てられたチャ・ユジン、落ちこぼれの中の落ちこぼれ、キング・オブ・落ちこぼれという噂が立つと言い、脅迫するアン教授。
それでも去ろうとするユジンに、授業に入りたくなければ、二重奏だけすれば授業免除で単位はAプラスだと言う。結局折れるユジン。
早速連弾を始める二人。最初から間違えるし楽譜を見ないネイルを怒鳴るユジン。もともと楽譜を見ない、耳でと、ネイル。それを聞いて、さらに、お前がスティービー・ワンダーか?楽譜を見ないで良い演奏になると?と、怒るユジン。
学校にやって来るシュトレーゼマン。
練習を止めないユジン。逃げようとするネイル。捕まえて座らせ腕を握り強引にピアノを弾かせようとするユジン。
するとネイルは子供の頃に何度も練習をやらされたトラウマを思い出し、『私がするなといったじゃない!』と言い、ユジンの手を噛み泣きながら去って行く。
ユジンを見つけたイルラクは、ナンバーワンだけで演奏するかと言う。けれど、さっきのことでうわの空なユジン。
『楽譜も読めないのに、どうやって合わせろと?オレのためじゃないじゃないか!』と、心のなかで呟く。そして、お前のためだとト・ガンジェに怒鳴られたことを思い出す。もちろん、イルラクのことは全く目に映ってない。
食べ物の匂いに誘われてユジンの部屋に入り込みチャーハンを食べ始めるネイル。見事にネイルの捕獲に成功するユジン。また、逃げようとしたネイルに、練習はさせないからと言う。
母のよりはるかに美味しいと、喜んで食べているネイル。明日の朝はイカ丼、ステーキも焼いてやるから、オレと二重奏をしようと、ユジン。
皿を持って逃げようとするネイル。怒らない、お前のパートを録音しておいたから耳で覚えてと、ユジン。ピアニストの手を噛んだことを謝るネイル。
その後、録音を効き始める。けれど、ネイルの頭の臭いが気になるユジン。週に2回は洗っている、見た目よりきれいな女だと、ネイル。
スイッチの入ったユジンはネイルの頭を洗い始める。洗髪中は恨めしいと言っていたのに、髪を乾かしてもらう時にはシャンプーの臭いがいいと、喜んでいるネイル。
あちこちと周り生徒を撮影しているシュトレーゼマン。
再び連弾する二人。正確にはなっているものの感じが良くないのが気になるユジン。なにが間違ってるんだろうかと、自問する。
ついにソン・ミナを目にするシュトレーゼマン。そして、ミナが若いころに留学していた時に抱いた恋心を思い出す。東洋の宝石と言われたその美しさが今も変わらないし、未だに胸を躍らせると、シュトレーゼマン。
今回は勝手に引いてみろと、ユジン。お前程度ならオレが合わせてやると。アン教授がやって来る。遊ぼうと言って弾き始める。
『最初から知っていた。こいつの演奏は自分勝手だから特別だということを。お前の癖はすべてわかっている。だから合わせてやる。オレだけが合わせてやれる。ここで流れて・・・ここで弾くだろう。そして、舞い上がる。カンタービレ、歌うように!
ビエラ先生がこうおっしゃっていた。素敵な公演をするときは足の指が真っ先で気づくと。震えてくる感動を足の指が持て余すことができなくてうごめくと』と、心のなかで呟く。
連弾を覗いているシュトレーゼマン。
『ネイル、おまえにならいくらでも合わせてやれる。思う存分弾いてみろ!』と、ユジンが言っているようにみえるネイル。
『幼い時代を思い浮かべる時ごとに真っ先に思いつくのはヨーロッパの街だった。クラシックを空気で抱いているかのように、どの角を曲がっても耳元にクラシックの旋律が佇む場所。
私は先生がいらっしゃるそこだけが真のクラシックの世界だと信じた。クラシックの土壌が不足したここでは、音楽をする意味も楽しみも価値も、決して見つけることができないと思っていたのに、ヴィエラ先生、もしかしたらここにも、私ができることがあるようで、胸がときめきます』と、心のなかで呟くユジン。
連弾が終わる。
野原でピアノを弾くネイルに微笑みかけるユジン。微笑みを返すネイル。
ネイルもカンタービレ 第2話に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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