5年後、1560年、明宗 (ミョンジョン:명종)15年5月
羽釜を被った土亭 李之菡(トジョン イ・ジハム:토정 이지함)が、チョン・ナンジョンの行く手を阻む。
卑しい妾女風情が貞敬夫人(チョンギョンブイン:정경부인)のふりをしているのが腹がたってと理由を述べるイ・ジハム。
それは遺憾だ、ふりをするのではなく本当に貞敬夫人になるつもりだと言い、余裕を見せつつ他の道を行こうと、チョン・ナンジョン。
周囲にいた人達はイ・ジハムを称賛するが、負けたようだと話すイ・ジハム。
また、天下のユン・ウォニョンがいいように転がされている理由もわかったとも。
再び典獄署(チョンオクソ)に戻ってきたイ・ジハムのところへ行くオンニョ(オクニョ)。
ユン・ウォニョンやチョン・ナンジョンの話をするイ・ジハムに、自分は関心がないと、オンニョ(オクニョ)。
けれど、それに関わるのがお前の運命だと、イ・ジハム。
ユン・テウォン率いる官軍がとある商団を襲う。
捕庁(ポチョン:포청)の茶母採用試験に向かうオンニョ(オクニョ)。
そこで、圧倒的な権の実力を見せた上に、経国大典を諳んじてみせる。
けれど、オンニョ(オクニョ)は合格しなかった。
母と違って夫に料理を作ってやる平凡な女性になりたいユン・シネ。
ユン・ウォニョンに対し、明の使者がきていることを知っているかと問う文定王后(ムンジョンワンフ:문정왕후)。
接伴使(チョプパンサ:접반사)の首長なのに知らないはずがありますか?明日には遠接使(ウォンジョプサ:원접사)に従い到着するでしょうと、ユン・ウォニョン。
その使臣が朝鮮人なのも知っているか?太監オ・ジャンヒョン、 己卯士禍(キミョサファ:기묘사화)で死んだオ・ジェソンの息子というと、文定王后。
父がオ・ジェソンならその子息たちは官奴になるはずだと、ユン・ウォニョン。
明に逃げて太監にまで上ったのだ、朝鮮に対する感情が良いはずはない、うまく対さねばと、文定王后。
自分の才が過分だから落ちたなんて話になる?と、パク・テスに不満をぶつけるオンニョ(オクニョ)。
間違った言葉ではない、お前の実力なら捕盗庁(ポドチョン)の茶母ではなく體探人(チェタミン:체탐인:現在の諜報員)をしてもいいので、そう考えることもあるだろうと、パク・テス。
また、未練を持たず諦めろ、母の死を明らかにすることはできる、私が考えていることなどがある、お前を助けてやるので、捕盗庁の茶母になることはもう忘れろとも。
慕華館( モファグァン:모화관)。
皇帝陛下の命を受けた明の使臣だ、朝鮮人と思うなと、オ・ジャンヒョン
そして、明の皇室は、先代王が毒殺されたとの疑念を持っている、私はそれを明らかにすると話す。
誰が毒殺を!と、猛抗議をするユン・ウォニョン。
明らかになればわかるでしょう、私は信じられる証拠を持っていると、オ・ジャンヒョン。
このことを文定王后に報告するユン・ウォニョン。
主上が即位してすでに十数年経っているのに今になって蒸し返す理由は?と、文定王后。
大尹(テユン:대윤)の残党が投書をしたのです、間違いありませんと、ユン・ウォニョン。
その者たちが誰なのか必ず明らかにせねば、それと、どうやってでも明の使臣が過去のことに到達できないよう阻まねばと、文定王后。
兄のチョン・マッケに、国を動かす金を稼ぐと言っているチョン・ナンジョン。
そこにミン・ドンジュがやってくる。
コン・ジェミョンが恐れもなく自分に触れていることを知るナンジョン。
ナンジョンの商団を襲っていたことをコン・ジェミョンに話すテウォンとトチ。
どうしてそうした?と、コン・ジェミョン。
密貿易の現場を襲っているので、いくらチョン・ナンジョンでも捕盗庁(ポドチョン)を動かせないはずだと、テウォン。
それはそうだろうが、チョン・ナンジョンなら他の手段を使っても報復するはずだと、コン・ジェミョン。
自分が責任をおってやりぬくと、テウォン。
素素樓(ソソル)へ行く途中、何者かに襲われるオンニョ(オクニョ)。
そして囲まれる。
獄中花 第5話視聴感想(あらすじ含む)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント