翌朝。
壁書の周りに人だかりができている。
チョン・ウチは字が読めないので、土亭 李之菡(トジョン イ・ジハム:토정 이지함)が皆のためにその壁書を読むことに。
奸臣ユン・ウォニョンは国政を壟断して宗廟(チョンミョ:종묘)社稷(サジク:사직)を揺るがし、妾のチョン・ナンジョンは民の血で贅沢をしているのに、王宮の大妃と無能な王は収拾しない、民代忘れるな、廃主・燕山(ヨンサン:연산)がどうして・・・と、イ・ジハム。
すると、捕盗庁(ポドチョン:포도청)の役人がやって来て、民を散らす。
そして、内容が内容だけに、声を出して読んだイ・ジハムは捕縛されてしまう。
※ナンジョンの漢字が蘭貞ではなく蘭亭になってる!
謀反の内容の壁書の件を大妃に報告するキ・チュンス。
敢えて仮病を使い、大妃からの入宮の命をことわるナンジョン。
惑世誣民(ホクセムミン:혹세무민)ということで、典獄署(チョノクソ)に収監されるイ・ジハム。
監房に入る前に、ユン・ウォニョンに冷ややかな挨拶をする。
できることは全てしないとと、解毒の薬剤をテウォンに渡すオンニョ(オクニョ)。
その話を聞き、自分のしていることがバレたとわかり、ミン・ドンジュに会いに行くミョンソン。
その後を浸けることで、ミョンソンの背後にチョン・ナンジョンがいることを知るテウォン。
どうしてチョン・ナンジョンが?と、オンニョ(オクニョ)。
母がユン・ウォニョンの糟糠の妻であること、自分はユン・ウォニョンの庶子で、実母とともに捨てられたこと、その後、母が自分を世話してくれたことを話すテウォン。
また、捕盗庁(ポドチョン)に知らせるべきというオンニョ(オクニョ)に、従事官(チョンサグァン:종사관)がチョン・ナンジョンの婿になる者なのでだめだとも。
自分のシマを荒らす若い男を捕まえとっちめるチョンドゥン。
けれど、もう一人女が出てきて、結局袋叩きにされてしまう。
わかってみると、居酒屋の女将の甥マンスと姪マノギだった。
女将の要望で、彼らを弟子にすることになる。
病人を装う化粧を施し入宮し、大妃に対して、謀反の収拾のためだけでも、能力の高いユン・ウォニョンを典獄署(チョノクソ)から出してはどうかと訴えるナンジョン。
また、大妃の心の揺れを悟り、同じ派閥の大監に説得に行かせる。
こうして、出所することになったユン・ウォニョンは、チョン・デシクにお前は鶏頭だと告げる。
いつも陰でそのように言っているチ・チョンドゥクは、思わずほくそ笑む。
また、お前のことを決して忘れないとの捨て台詞をオンニョ(オクニョ)に吐くユン・ウォニョン。
屋敷に戻ったユン・ウォニョンは、ソン・ジホンにイ・ミョンウの秘密名簿を渡す。
賄賂の授受を謀反の資金の授受ということにして、政敵などを捕縛するというのだ。
本来ならば義禁府(ウィグムブ:의금부)の仕事だが、特別にソン・ジホンにやらせ、功を立てさせるのだ。
イ・ミョンウが謀反の張本人だという話をユ・ジョンフェから聞いたチョン・デシクは、自らの危険を感じる。
オンニョ(オクニョ)からの話を聞き、すべて捏造だとイ・ジハム。
また、今の主上が宝位へ上がって後、5回の謀反事件があったが、そのうち3回は、ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンが自分の政敵を葬るためにやった捏造だとも。
死んだイ・ミョンウと典獄署(チョノクソ)の外で会ったという理由で、ソン・ジホンに捕縛されるテウォン。
そして、イ・ミョンウと意志を同じくして謀反を企てたのではないかと問われる。
また、オンニョ(オクニョ)の言葉を思い出し、すべては画策されたことだと理解する。
拷問を受けるテウォンは、チョン・ナンジョンの代わりにやっているんじゃないのかと、ソン・ジホンに告げる。
また、チョン・ナンジョンの犬になるほど出世がしたいのかとも。
キ・チュンスを尋ね、難しいお願いだと分かるが大妃ママに会わせてくれないかと頼むオンニョ(オクニョ)。
私に先に言ってみろと、キ・チュンス。
今の謀反事件は捏造されたもので、私がその証拠を提示できると、オンニョ(オクニョ)。
獄中花 第13話あらすじ に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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