ユン・ウォニョンは相変わらず脈が弱い状態だ。
そこにお忍びで文定王后(ムンジョンワンフ:문정왕후)がやって来る。
必ず助けねばならない、そなただけを信じると御医に伝える大妃。
また、ナンジョンを労い、誰がやったのか推測はできてないのかと問う。
どうやら、丁未年(チョンミニョン:정미년:1547年)に死んだ、明宗の異腹弟で小尹(ソユン:소윤)の鳳城君(ポンソングン:봉성군)の人のようですと、ナンジョン。
すでに処理したのではないか?と、大妃。
また、私を信じて領府事(ヨンブサ:영부사)だけ心配していろとも。
キム・テジョンが再び明宗 (ミョンジョン)のもとにやって来る。
そして、オンニョ(オクニョ)が山賊の襲撃を受けて死んだことを告げる。
オンニョ(オクニョ)のことを思い出しいたたまれない明宗。
チョン・ウチも戻ってきてオンニョ(オクニョ)の死を土亭 李之菡(トジョン イ・ジハム:토정 이지함)やチ・チョンドゥクに告げる。
チョンドゥンはそのことをテウォンに知らせる。
話があると言って部屋から出してもらうオンニョ(オクニョ)。
そして、戦闘を開始するが、縛られた状態だったためすぐに抑えられる。
捕盗庁(ポドチョン:포도청)ではソン・ジホンの左遷と破談の話しでもちきりだ。
処分が一人で済むのかと、自分の身を心配するヤン・ドング。
左遷の不当性を捕盗大将(ポドデジャン:포도대장)に訴えるソン・ジホンだったが、ユン・ウォニョン絡みなのでどうにもならない。
まだ始まったばかりだ、最初からおまえにできたことが何だ?その歳で従事官(チョンサグァン:종사관)になるのに、私がしたことがなにかわかるか?お前の勝手に壊しておいて、今になって何の責任を負うのだ?もうお前に対する期待はなくなった、どこで何をしようと、勝手にしろと、ソン・ジホンに告げる父ソン・ファノク。
5日ぶりにユン・ウォニョンが目覚める。
気力を回復したので、これから湯薬と鍼をやっても大丈夫だと、御医。
ナンジョンと話があると、シネとチョン・マッケを下がらせるユン・ウォニョン。
このまま死ぬと思ったと、ナンジョン。
そなたを置いてどう死ぬというのだ?後でその恨みと小言をどう聞けと?と、ユン・ウォニョン。
今冗談が出るのですか?と、ナンジョン。
誰の仕業か調べ出したのか?と、ユン・ウォニョン。
鳳城君(ポンソングン)の人ですと、ナンジョン。
キ・チュンスはユン・ウォニョンの回復を大妃に伝える。
直ちに鳳城君の残党を処理しろと、大妃。
鳳城君のゆかりの者がすべて捕縛される。
そのことを明宗に話す大殿尚宮。
ユン・ウォニョンが目覚めたことや、ユン・ウォニョンを襲ったのが鳳城君に仕えた者だと大妃が思っており、内禁衛(ネグミ:내금위)や義禁府(ウィグムブ:의금부)の兵を動員して追補していると、イ・ジョンミョンに話すカン・ソノ。
彼らには何の罪もないのでは?と、イ・ジョンミョン。
数年前、鳳城君に従っていた者の一人が、チョン・ナンジョンを攻撃したことがある、その後ずっと監視していたようだと、カン・ソノ。
自分たちに塁が及ばないよう防げと、イ・ジョンミョン。
スングムがシネにソン・ジホンの左遷の話をする。
自分がそうしたのだと、シネの傷ほどに返してやると話すナンジョン。
そうまでしないといけないの?と、シネ。
まだ気持ちを置いているのか?と、ナンジョン。
消そうにも簡単ではない、どうすればいい?と、シネ。
オンニョ(オクニョ)が襲撃を受けたチルソン山に直接いくので、砦がどこか調べろと、チョンドゥンに告げるテウォン。
テウォンたちが砦を襲撃する。
けれど、オンニョ(オクニョ)たちは先に連れだされていた。
隙を見て縄を切り、山賊たちを次々と倒していくオンニョ(オクニョ)。
全て倒したと思ったが、不意を突かれて下腹部あたりを山賊に斬られてしまうオンニョ(オクニョ)。
それでも、皆を連れて途中まで逃げる。
ある程度逃げたところで、海州の監営に行くからと、死んでも官婢は嫌だという女達と別れる。
なんとか海州の監営にたどり着くオンニョ(オクニョ)。
偶然やって来たソン・ジホンは、新任の判官(パングァン:판관)だ、医員を呼べと捕卒に告げる。
獄中花 第23話あらすじ に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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