イ・ジョンソク(이종석)、パク・シネ(박신혜)、キム・ヨングァン(김영광)、イ・ユビ(이유비)主演SBS水木ドラマ
ピノキオ(피노키오)
の第5話あらすじ3/3です。
ピノキオ キャスト・登場人物紹介 イ・ジョンソク、パク・シネ主演韓国ドラマ
第5話あらすじ3/3
ドリンク3つ
家に帰る途中のイナにチャオクから、「お父さんに話したの?」とのメールが入る。
スーツ姿のイナを見て、正社員にでもなったのかと皮肉るタルピョン。いつものようにスプーンで頭を小突くコンピル。
二人に対して、『実は私・・・』と、アナウンサーになったことを言おうとするイナ。けれど、そのタイミングでタルポが帰ってきたので、何も言えなくなる。
今日のメニューはコプチャン チョンゴル(小腸の鍋:もつ鍋)だ。解剖を見ただけに、さすがに吐き気をもよおしてしまうタルポ。
『どうしたんだ?男もつわりをするのか?』と、タルピョン。心配そうなイナ。
※直近のニュースで、韓国の有名店で提供される臓物系の料理に排泄別が付着した状態が認められたとの報道がありました。
25店中18店ですので7割以上の確率です。旅行に行かれる方は避けたほうが無難かもしれません。
その後、部屋に帰ったタルポは机の上に、『誤解は謝絶!』とメモが貼ってある消化ドリンクがあるのをみつける。イナだ。
少しして、相次いでコンピルとタルピョンが同じものを買ってくる。オレしかいないんじゃないか?とタルピョン。一歩遅かったなと、コンピル。
机の上に3つ並ぶドリンク。伏せてあった家族写真を手にとって眺め触れるタルポ。
翌朝。トイレ待ちのタルポとイナ。時間がないから先にと、イナ。オレも遅れるといい、イナを入れさせないタルポ。
こうしてもめていたものの、タルピョンの排泄後の臭いが強烈だったため、タルポはイナにバスルームを譲る。というより、閉じ込める。鼻が腐るようよ!と喚くイナ。
待ち合わせ
YGN。退勤時間前なのに、ゴミ溜めからシュレッダーに掛けられた山のようなゴミを持ってくるヒョンギュ。すべて合わせるまで帰れないぞと言い去っていく。
何も言わずにやり始めるタルポ。頭を抱える他の新人たち。
成績が一番低いものがツッコミ(ヒョンギュ)のラインに行くと聞かされているのだが、このままでは自分が行く事になるということで悲観するユレ。
お前泣いてるのか?と問われ、いつもの様に『あくびをしてこうなの』と、ユレ。
チェミョンの先輩は、未だにトラックの慰謝料を10万ウォンでも受け取れと言っている。トラックに乗り込み早速電話を入れるチェミョン。
作業中の新人たち。老け顔の新人は10年老けそうだと言っている。タルポのスマホが鳴る。バンパーの補償の件だ。いまからと言われ、他の新人が止めたにもかかわらず出ていくタルポ。
『私の家の近くがいいと思います。住所は・・・』と、チェミョン。『はいわかります』と、タルポ。
到着したけどどっちに行けば?と、タルポ。ちょっとだけ待って、自分も着くからとチェミョン。
けれど互いに別の人と待ち合わせをしていた。タルポはチェミョンの先輩で、チェミョンは例の工場の班長ムン・ドクスだ。
私の財布を拾った方?と、ムン・ドクス。そうだけど仕事の帰りで今持ってない、家にある、この前だから一緒に行きましょうと、チェミョン。
家のなさそうな廃墟となったような街を歩く二人。チェミョンはバッテリーが無くなったからと、スマホを貸してもらう。
先を進むと新聞紙が広がったまま落ちていた。そこに足を踏み入れるムン・ドクス。すると、そこはマンホールで、トクスは落ちてしまう。すぐに蓋を閉めるチェミョン。
タルポが戻るとヒョンギュが待ち構えていた。新人たちに立てと言ったあと、残りはタルポ一人でやれという。
エレベーター前で、これで、ヒョンギュのラインにはタルポだと話している新人たち。タルポはかわいそうという言葉とは裏腹に思わず笑みを浮かべるユレ。
MSCニュース、チェ・イナ
MSC。『局長の落下傘なの?すごいわね・・・。ところで、ポムジョという言葉はけっこう慣れてるんだけど、どこで聞いたんだろ?』と、イナ。
『デパートの名前じゃない、ポムジョ百貨店。知らない?オレの名前をつけたんだけど』と、ポムジョ。『そう?私も私の名前を付けた大学があるわね』と、イナ。
『本当なのに』と、ポムジョ。そして、食べるか?と、チョコバーを差し出す。私がすごく好きなのだ!と、受け取るイナ。
『ところ、私達、すごくよく会わない?これ全部偶然なんだろうか?』と、イナ。『偶然だろうか?実はオレが・・・』と、ポムジョ。
イナは大型モニターの前へ行き、自分の広報ビデオを見ていた。
『ウソの付けない記者が作ったニュースなら、視聴者は信頼すると考える』と、面接で言っていた映像も組み込まれている。
『たった今お見せしたように、私はうその言えないピノキオです。そして、大韓民国初のピノキオ記者です。これから皆さんにMSC記者として二つの原則をお約束します。第一、真実のみを伝えます。第二、最初の原則を必ず守ります。MSCニュース、チェ・イナです』と、映像のイナ。
『MSCニュース、チェ・イナです』と呟くイナ。『偶然だろうがそうでなかろうがどうだ?会ったのが重要だろ』と、呟くポムジョ。
真相
作業中のタルポのもとにやって来るキョドン。
ヒョンギュのやりようと昔のタルポの言葉を掛けて、汚く汚らわしくないか?オレの記憶が正しいなら、お前はここでこうしてるやつじゃないと、先輩の言うことに服従しているのはおかしいと指摘する。
なんとおっしゃってるのかと、タルポ。
『避けないで答えてみろ。8年前、おまえが言った言葉、はっきり覚えているから。どうして急に、このドブのようなところに潜り込んで来た?どうしてマイクとカメラを腕章のようにつけて浮かれる記者になりたくなったんだ?』と、キョドン。
また、ドアを閉め、二人だけだから話せ、どうして記者になりたいと?急に好きになったとでも?と言う。
『好きになるなんてありますか?私は依然としてここが息詰まり記者が疎ましいです。名前のためです。この修習期間を耐えに耐え、(中継の)オンマイクを握った時、リポートの最後に私の本当の名前を言いたいです』と、タルポ。
『本当の名前?それなら、今のおまえの名前は偽の名ということか?』と、キョドン。『はい』と、タルポ。
そのころチェミョンはまだムン・ドクスをハメた現場にいた。数時間経っても声を出せる状況に大したものだというチェミョン。けれど、人は来ないともいう。
自分がなにか間違ったとしての乱行なのか?お前は誰だ?と、ムン・ドクス。
『お前の本当の名前は何だ?』と、キョドン。
『オレはキ・ホサン消防士の息子です』と、チェミョン。
『キ・ハミョンです』と、タルポ。
『覚えていますか?その名前?』と、チェミョン。
『少し前に白骨で発見されたキ・ホサン消防士の息子でしょ』と、タルポ。
『何?』と、キョドン。
『オレに何をしようとするんだ?』と、ムン・ドクス。
『あなたに、うちの父がどうやって亡くなったのか教えてあげたくて』と、チェミョン。
『お前があの消防士の息子だと?』と、キョドン。
『はい。あなた達のせいで父と母、兄さんを失くしました。それに名前も失くしましたよ。そして、少し前に、あなた達のせいで父がどんなに無念に逝ったか教えて差し上げたいと思ったのです。
話すことも多く、知りたいことも多いです。探したい人もいて。その全てが出来る人が誰かと考えました。ほんとに、ついてない答えが出たんですよ』と、タルポ。
『あなたはこの穴の中で死にます。だけど、人はあなたの死を知らないでしょう。ただ、どこかに隠れてると思います。それに、世の人たちは、あなたを後輩を殺した悪魔として記憶します』と、チェミョン。
手に網のあとのついた死体が台に安置されている。
『それはどういうことだ?オレは人を殺したことはないぞ!』と、ムン・ドクス。
『知ってます、けれど世の中は知らないでしょう。あなたの家族も分からないんです。世の中は、あなたを殺して逃げた破廉恥犯として記憶します。あなたの家族は、世の中の人々に指を刺されながら、一生あなたを恥じて生きるのです。地獄が死んでからだけ行く場所ではないと分かるはずです』と、マンホールのふたにレンガを積みつつ語るチェミョン。
『その答えは記者なのか?』と、キョドン。
『間違ってました。死ぬべき罪を犯しました、先生!』と、命乞いをするムン・ドクス。
『すごくのちに、歳月を経て幸運にもあなたが白骨で発見されても、世の人々はあなたがどれほど無念に死んだのか爪の垢ほども関心がないでしょう。私の父のように!!!』と、叫ぶチェミョン。
『はい、それで私は記者になりました。その全てのことをできる人だと。だから、(深く一礼し)懸命に学びます、キャップ』と、タルポ。
ピノキオ第5話あらすじ3/3 へ続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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