チヌに会いに行くトンホ。
オレがあんたを覚えていられなければ、そのままオレを知らないふりしてくれ、あんたはオレにとって、忘れたい記憶が多い人だから・・・オレの記憶が全て失われる前に、あんたに頼みたいことが一つある、5万ウォンの契約、まだ終わってないよな?その契約、守ってくれと、チヌ。
キュマンに会いに行くナム・イロ。
お前一人のせいでグループが崩れたとキュマンに告げる。
父さんが出してくれれば会社を再興する自信があると、キュマン。
能力がダメなものを後継者にした私の誤りだ、私がお前を間違って育てた、興すときには100年かかっても、一日で崩れるのが企業だ、お前が出てきたとしても、何をすることができるのだ?・・・もうお前は私の子供ではない、私の生涯でこれだけは間違いがない、人は、使いみちがなくなれば捨てねばならないと、ナム・イロ。
この状況になってもソリューションがあるとナム・イロに告げるホン・ムソク。
その後、トンホとタク検事と会い、ナム・イロを売ることで、保身を図ろうとする。
タク検事は最初受け入れられなかったが、トンホに策があるということでそれを一旦受諾し、ナム・イロの家宅捜索に踏み切る。
父に捨てられたことに絶望し、首をくくって自殺するナム・ギュマン。
ホン・ムソクはイロ・ローファームをあとにし、イロでの実績を買われ、他のローファームに入り込むことに成功していた。
ナム・イロはタク検事に拘束令状をつきつけられる。
弁護士をやめると、チヌ。父の無罪を明らかにするためだったのであって、もうすべてやることをやって未練はない、もう休まないといけないようだとも。
私達、今までできなかったことをしましょう、ちゃんとしたデートを一度もできなかったじゃないと言って腕を組むイナ。
過去の罪による逮捕令状を見せ、ホン・ムソクを逮捕するイナ。
納骨堂でトンホに再会するチヌ。けれど、最近のことは覚えておらず、忌日が近いということで過去何度か会ったことしか覚えていない。
去り際、『弁護士が弁護士に対する最高の賞賛はなんだかわかります?』と、チヌ。
『わたしを弁護して、これじゃないか?』と、トンホ。
『パク・ドンホ弁護士に会ったから、なぜだかその言葉を思い出しました』と、チヌ。
号泣するトンホ。
『大切にしまっておきたい記憶』『忘れたい記憶』というノートを燃やしてしまうチヌ。
そして、チヌは消える。母の形見のリングと動画をイナに残して。
『イナ、いつかお前がこれを見る日に、たぶんオレの記憶がすごく消えているはずだ。オレがすごく考えて出した決定だ。だからそう心を傷めず、辛くならなければいいな。オレのそばにいるという気持ちで、胸の内を見せてくれ、目で証明してくれたじゃないか。だけど、もう、これ以上お前を辛くさせることができない。お前だけは、幸せな記憶だけ持って生きたら良いな。オレの記憶が皆消えても、永遠にオレを覚えているだろう』と、チヌ。
号泣するイナ。
人権派弁護士となったパク・ドンホ。弁護費用をさつまいもで受けるような。
チヌのローファームはトンホが引き継ぎ、スボムは事務長になっていた。ヨン・ボミは弁護士に!
これこそが、5万ウォンの契約だった。
メッセージツリーの前で一年ぶりにチヌに再会することができたイナ。けれど、チヌはイナを覚えていなかった。
どなたでしょう?初めて出ないのなら申し訳ありません、記憶力がよくなくてと、チヌ。
見間違ったようです、私がよく知る人とすごく似ていてと、イナ。
そうですか?と言って去っていくチヌ。
チヌが残していたメッセージを読むイナ。
『オレがなくした記憶の彫刻は、君にあるだろう。その記憶、永遠に大切にしまっておいて。いつどこでも君の幸福を祈って』
涙を流しながら笑みを浮かべ、チヌを追いかけるイナ。
『ちょっと!訪ねたいことがあるの。このネックレス、覚えてる?』と、チヌの母の形見を見せるイナ。
『いえ、覚えていません』と、チヌ。
『私は全てのものを記憶する弁護士だった。絶対記憶は能力であり障害と言われ、私はその記憶のせいで、幸せでも不幸でもあった。
今まで一緒にした時間は、本当に忘れられないはずだよ。良い記憶を持たせてくださって本当にありがとう。
記憶は消えても、私が存在した真実だけは消えない』
リメンバー - 息子の戦争 おしまい
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
忙しくて、ようやく今最後まで観ることができました。あらすじ、感想をありがとうございました!お陰さまで、楽しく理解できました。
ナムグン・ミンのサイコチックな狂気がインパクトが強かったですね。
今後のユン・スンホくんの活躍が楽しみになりました。
どういたしまして!
俳優陣とスタッフの頑張りが数字につながった良い作品でしたね。
こんなにかわいそうな主人公も珍しい・・
ユ・スンホ目当てに視聴した私はちょっとイライラしました。
あの状況でラストはどうなるのかと心配しましたが、
満足のいく納め方でよかったです。
脚本に勢いを感じ
俳優の演技もみんなよかった。
特に、パク・ソンウン!
おいしい役でした。
ドラマの中でチヌが指名手配されたとき「身長175cm」とあり、
チェックしたら、ユ・スンホの身長は175cmでした。
本当はもうすこし伸びてほしかったのですが
ぎりぎりセーフでしょうか。
除隊後初主演のドラマがヒットして、
スンホファンとしては嬉しいです。
今回は良いドラマにめぐり逢いましたね。
ほんと、それにしても、あまりに不幸が襲ってくる人生でした。
脚本家が良かったので最後も上手くしめると思っていましたが、上手く着地できましたね!