痛ましいフェリー事故が起きてしまいました。
先日起きた慶尚道でのホール崩落による死傷者も、今回の被害者も共の学生でしたね。
今回の事故現場となった孟骨水道(メンゴルスド:맹골수도)は韓国でも2番めに潮流の激しい場所ということもあり、水の透明度も低いので、より一層捜索も難航しているようです。
ちなみに、孟骨水道の珍島の反対側(北東)が一番潮の流れの早い鳴梁海峽(ミョンニョンヘヒョプ:명량해협)で、李舜臣(イ・スンシン:이순신)が戦った場所として有名なところです。
ありあけ横転事故と双子事故
事故発生後からずっとSBSを流しっぱなしにしているのですが、今日になってからは、2009年に熊野灘沖で発生した『ありあけ横転事故』と双子の事故だという報道がされ始めました。
元の船会社や造船会社も同じで、船のタイプや規模もほぼ同様の『ありあけ』も横転事故を起こしているためです。
今回のセウォル(세월)号と違って、悪天候で横波を受けての横転だったようですが、その際に積載コンテナが片方に移動して姉妹しまい、バランスが崩れて横転したということは類似しているとのことです。
日本の海上保安庁でも打つ手なしだったのか?
昨日から海上保安庁を舞台した漫画トッキュー!!を読み直していました。全くと言っていいほど打つ手なしの状況をニュースで見ていて、海上保安庁でも同様なのかと、ふと思ってしまいました。
前述したように潮流が6ノットという激しい水道であり、視野も20cmしかない中では、どんなに訓練を積んだ潜水士でも手が出せないのかもしれませんが、ポンプの設置のような作業は、もっと早い段階でできたのではないかという気がします。
情報の錯綜、虚偽はダメです・・・
ほんとうに、このような状況にもかかわらず、ちゃんと調べもしないのに発表してみたり、行方不明者のフリをしてメールをしたり、生存者を確認してもいないのに確認したというインチキ女が現れたりと、虚偽や不手際が多すぎます。
コメント
韓国語空耳ですが、私は「エイスリー」と聞こえる言葉を
ドラマ場面のニュアンスから、ランク付けの「AAA」のことを
韓国では「エイスリー」と読むのかと思っていました。
かなり後で「芸術(的)」という言葉だと知りましたが、
意味的には「AAA」≒「芸術(的)」としても通じるように思って
妙に感心した覚えがあります。