今日は自転車で45km走ってきて疲労困憊なので、簡単なコラムを書くこととします。
なんだか最近手抜き気味です(汗)
それもこれも好視聴率ドラマが出ないからなのですよ。
『好視聴率→モチベーションが上がる→あらすじに気合が入る』というのがボクの中での好循環なのですが、これだけ視聴率が低いと悪循環となってやる気にならないわけです。
以前は20・30%の視聴率なんてゴロゴロしていましたが、最近では月火・水木の視聴率はよくて15%、ちょいヒットだと12~13%というところまで低下しています。
相変わらず強いのはKBSとMBCの週末ドラマで、この2波の視聴率は30・40%台に突入することも珍しくありません。
一方で、週末のSBSはかわいそうで涙がでる状況です。『私の心キラキラ』なんて、6話連続2%台です(汗)
ドラマの視聴率というのは国民の多様化とほぼ直結していて、別の趣味があると下がるものです。
ベトナムなどは一時、70~80%の視聴率を獲得するドラマがありましたよ。夜になって遊びに行く場所が無かったりすると、必然的にTVに集中するからなのです。
このような状況の中、韓国のおばさまたちは新しいことへの欲求がないのか、週末はドラマを見るという習慣が根付いています。だからこそ、KBSのドラマはほぼ毎回のように40%を達成します。
けれど、これに気を良くして、出演者が『私は数字を持ってるわ!』ということで他の時間帯のドラマに出ても、鳴かず飛ばずだったりすることがあります。
現在の韓国で、実際に数字を持っている俳優というのはごくごく限られています。コンスタントにドラマに出ていて数字がとれているのはキム・スヒョンくらいではないでしょうか?
30代の俳優は出ると視聴率がとれても、3年に1度しか出なかったりしますので、なんとも言えないんですよね~。
女優だとハ・ジウォンが強い印象ですが、一度コケてもいます。よくないシナリオに当たると俳優の力だけではなんともできないのです。ヒットする作品になるかどうかを見極めるシナリオリテラシーが重要になってきます。
現在、『輝いたり狂ったり』に出演しているチャン・ヒョクなどは、はずさない役者という印象があります。なんとか10%にはもっていくので、計算のできる役者です。
『好視聴率=良い作品=成功』とは言い切れない部分はありますが、広告枠が埋まるかどうかが問題なので、やはり数字は重要です。
あなたが広告主の企業なら5%の視聴率と10%の視聴率だと、どちらに広告を出したいでしょうか?もちろん後者ですよね?
もっとも、ターゲットへのリーチ率を考えると、その限りではないこともあるため、一概には言えませんが、汎用で各年齢層にまたがる商品などでしたら、好視聴率番組への広告出稿をしたくなるわけです。
なんだかとりとめなく書いてしまいました。
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
しばらくリアル視聴を休んでいたので以前の投稿を読ませて頂きました。あらすじ団さんの書いている事はとても面白く参考になります。奥が深いです。
ありがとうございます!
リアル視聴は脳みそをフル回転しないといけないので疲れますが、ぜひ再チャレンジしてください。