雨の中、バス停にいるウンタク。
ケベックの冊子と楓(かえで)。
ラジオのDJの声。
雨に遭い帰ってきた夕方、あなたの傘になってくれるものは何ですか?呼べば答える声、同じ時間に同じ物を見た記憶、初めて速度を合わせて歩いた瞬間のようなもの、誰かが思い出されますか?そうです、まさにその人です、この曲をお掛けします・・・。
忙しいか?と、トッケビ。
忙しいと、死神。
けれどお構いなしに、実験を始めるトッケビ。
死神はドアを通り抜けて異空間へついてくることはできなかった。
直符使者(チョスンサジャ:死神)も不思議がることをあの子がやったというのだな・・・と、トッケビ。
なに?誰だ?誰が何をしたんだ?もう一度!と言い、トッケビにくっつく死神。
何をするんだ!と、トッケビ。
どうして?まあ?勝負欲だ!どこに行く?と、死神。
遠くへ行け、消えろ!と言い、去っていくトッケビ。
オレが何がダメなんだ!と、死神。
そこにトッカがやってくる。
触らせない死神。
用があるというわけでなく近況を尋ねるトッカ。
二人して、トッケビが早く出ていってくれればいいと同意する。
トッカはいつも賃借人様と呼んでいるので呼称をなんとかしたいと言う。
おじさんと呼ぼうとするが、親しすぎて気に入らない様子の死神。
そこでクッパンおじさん(端の部屋のおじさん?)と呼び変え、おじいさんが来たら、ただ遊びに来たと言ってほしいと頼む。
貸したのが祖父にバレたら大変なことになるからだった。
試しに先日のドアを一人で開けて入ってみるウンタク。
けれど、そこはそのままトイレだった。
女性(産神様)に家族と必ず分けて食べろとほうれん草をもらう。
家に帰るウンタク。
相変わらずの態度の叔母。
母さんお腹すいたと、息子。
私もすいたわ、こいつ!と、叔母。
冷蔵庫にほとんど何もなかったため、貰ったほうれん草でキムパプを作るウンタク。
ケベックの冊子を見つける娘。
保険金を持って海外に飛んで行くのかと剣幕な叔母。
記念として持っていようと思ったものだと、ウンタク。
育てた恩をこのように返すのかと、冊子でウンタクを叩く叔母。
私のだからくださいと、涙目のウンタク。
キムパプを食べようとした娘が包丁で手を切る。
息子もキムパプを喉につまらせる。
どうやら産神様がささやかな復讐を仕込んでいたようだ。
冊子を持って出ていくウンタク。
外で泣きながらキムパプを頬張っているウンタク。
ウンタクのことが気になって仕方ないトッケビ。
召喚もついてくることもできるのに、剣を見ることができないのは何なんだ?嫁に来るというのが本心なら非常に耐え難いと。
好奇心は常に品位に勝つという、すごく気になるので行って尋ねなければならないと、ベッドから飛び出す。
家に帰らず時間つぶしをしているウンタク。
そして、トッケビがいるのに気づく。
会ったのがどれくらいになったと、また呼んだんだな、それもこんな夜中に・・・オレはすごく忙しい渦中で重要なことがあるのに、どうするんだ!と、トッケビ。
私は呼んでないんだけどと、ウンタク。
また呼んだと、トッケビ。
違うわ、今回はほんとうよと、ウンタク。
お前たった今、オレのことを考えたか考えなかった?と、トッケビ。
あ、それはと、ウンタク。
ほらみろ、あってた、オレのことを考えただろ?お前がそのようにオレのことを考えるから、オレがこんなに忙しいのに、やたらと呼ばれて出てくるんじゃないか、疲れると、トッケビ。
私がおじさんを思うだけで召喚されるの?と、ウンタク。
それは正確じゃないけど、繊細で鋭敏な方だから、互いの間でちょっと気をつけようと、トッケビ。
ふ~ん、ごめんねと、ウンタク。
オレの何を考えたんだ?どんな種類?と、トッケビ。
それは・・・カナダきれいだったのに、ここで過ごせば幸せだわ、それでちょっとの間幸せだったわ・・・そんな考えをしてみたから、おじさんのことも当然に出て・・・
服も高そうに見えて、時計はもっと高そうに見えて、ホテルも自分のものと言って、良いものをすべて持っているのに、どうして悲しく見えるのかな?・・・そんな考えが連なったんだけど・・・と、ウンタク。
まあそれはそうで、どうしてそのようにぐるぐる回ってるんだ?こんな夜中に、怪しくと、トッケビ。
それもどうして分かったの?と、ウンタク。
オレも何なのか気付かないならいいと、トッケビ。
おばさんが眠るのを待ってる最中なの、一度眠りにつけば越えていっても気づかないから、早く寝て朝早く出ようと、大体12時なら眠るわと、ウンタク。
それで続けてここで怪しくしてるのか?12時まで?と、トッケビ。
食べるものは消化に悪いから歩いてるんだと、トッケビ。
わかってる、さっきも言ったのに、なにかすごくよく食べられたのねと、ウンタク。
誤解するなと!と、トッケビ。
その話しも3回したわ、お行きになってもいいわよと、ウンタク。
その話しも3回したと、トッケビ。
その二人の様子を見つけ、写真を撮ろうとする同級生。
けれど、車のドアが開きぶつかってきたので写真は撮れなかった。
そのドアが勝手に相手勝手に閉まったことを知り、怖がって退散する。
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