自転車で移動しているウンタク。
頭上にはトッケビ展のポスター。
学校でトッケビを思い出しているウンタク。
同じようにウンタクのことを考えている虚ろなトッケビ。
知らない、去ろうがどうしようが・・・と、ウンタク。
本屋で楓(かえで)を挟んでしまった絵本を探すウンタク。
けれど、すでにその本はなかった。
すると、本にこんなものがあれば私はどうしましょう?と、返品を求めるトッカの姿があった。
領収書を持ってきてくださればと、店員。
これ、これ、私が買いますと、ウンタク。
学生が思い出の主人なのか?と、トッカ。
はいはい、私の思い出であってます、私が買いますと、ウンタク。
学生のものだとの証拠がないんだけど・・・この紅葉、どの街のか当ててみてと、トッカ。
だけど、私が町の名前を言ってもご存知じゃないじゃないと、ウンタク。
正解!と、トッカ。
失くしたと思ってたのに、ありがとうございますと、ウンタク。
まあ、それはわかった・・・それ読む歳は過ぎたようだけど?と、トッカ。
あ~、ただ、調査資料・・・そうおっしゃる方は?この本をどうして?と、ウンタク。
あ~、オレは知ってるトッケビがいてと、トッカ。
え?と、ウンタク。
どうして?みんな知ってるトッケビ一人ずついるんじゃないのか?と、トッカ。
ほんとに?と、ウンタク。
ほんとに?だと?少女よ!・・・本の代金をくれ、1万ウォン、オレはいつまで座ってなきゃならない?と、トッカ。
すみません、ところで、この本は中古本として売らないといけないんじゃ?と、ウンタク。
ダメだ、嫌だと言い、1万ウォンを受け取るトッカ。
トッカがトッケビの家に戻ると祖父がクリーニングを持ってやって来ていた。
死神も立って神妙にしている。
お客様がいらしているのだなと、祖父。
いらっしゃった方はどなたですか?うちの叔父さんの家にどうしてこられたのですか?と、トッカ。
出てきたトッケビを指差し・・・あの者の友人、この家に遊びにと、死神。
あ~、遊びに来られたのですね、友人の家に、叔父さん、すごくすごく親しい友人なのですね、あ~おじさんが海外に行かれると言うので、送別をしに来られたのですね?と、トッカ。
手を振りながら、送別の言葉を述べる死神。
お前こそ気をつけて行け、お前オレと親しくないじゃないか、出ろ早く俺の家から、永遠に再び来ずにと、トッケビ。
叔父さんどうしたんだ、すごくすごく親しい友人にと、トッカ。
お前は違うようか?お前も出ていけ、すごくすごく早く!と、トッケビ。
追い出された二人。
ひどい、オレまで追い出して、本当の叔父ならこうします?オレに?と、トッカ。
ムカついて座ってる場所を凍らせる死神。
すぐに行かれるはずですと、トッカ。
そうすべきだろう、そうでなければ直ちにお前が逝くから、どこかにと、死神。
そこがいいところでは、ないでしょう?と、トッカ。
そんな話をしていると、入れと言ってトッケビがやってくる。
けれど、トッカはひどい目に遭いに家に帰れと言われる。
1対0!と、勝ち誇った様子のトッケビ。
ムカついている様子の死神。
オレひどい目に遭う?オレ、どうしてひどい目に遭う?叔父さんまさか、お祖父様にすべて話をしたのか?わ~汚らしくほんとに!どこまで話したんだ?何かを分かってこそオレも話を合わせるだろ!と、トッカ。
お前はオレと話を合わせて家を空けたのか?フン!と言い、中に戻るトッケビ。
行けない、どこに行くんだ?死んでもこの家の鬼神だ!と、トッカ。
浮かれているトッケビが洗面所から出ようとすると、「good night 1:1 」と血文字で書かれたマットが敷いてあった。
血が苦手なトッケビはものすごく驚き腰を抜かす。
おい、直符(チョスン)、すまない、これをなくしてくれ!
ソニに呼ばれるウンタク。
あんた、ここで寝てるの?と、ソニ。
すみません、申し上げようとしたのですが、ずっとタイミングを取れなくて、本当にすみません、ところでどうやってお知りに?と、ウンタク。
歯ブラシを取り出し、証拠はまだあると、ウンタクがソニに告白しようとして書いた何枚ものメモを取り出す。
社長さん、実は私は店で寝ています・・・家から追い出されたんです、助けてください・・・などなど。
叔母さんのせい?と、ソニ。
そうでもあり、しきりに泣きっ面に蜂でと、ウンタク。
わかったわと、ソニ。
更に尋ねないんですか?と、ウンタク。
訪ねてどうするの?解決してあげることもないのに、私が解決してあげられることでもしてあげるのよ、さあここに一週間分のアルバイト代、アルバイト代、週休であげるわ、どうして?月給であげれば、あんたは受け取れないかもしれないわ、ここで寝たとしてもチムジルバンへ行って洗って、シッケを買って飲んで!と、ソニ。
(男前!)
ありがとうございますと、ウンタク。
受けるものを受けるのに、そこまで感謝したら、あんたは、人が軽く見るわよ!と、ソニ。
私はお金じゃなくて社長さんの素敵さに感謝してるんですがと、ウンタク。
それはお金が素敵なのよ、アルバイト生・・・洗ってきて、行く前にイカ一匹焼いてと、ソニ。
お酒を召し上がるので?と、ウンタク。
いいえ、イカだけ、私はお酒を口にもしないわ、すごく飲んだら酔うから・・・と、ソニ。
え?と、ウンタク。
コメント
質・量ともに最高!それだけご苦労されているわけで本当に感謝です♡
で、こんなときに申し訳ありませんが
「死神は罪人、朕と荷、キム・ウンスク作家のこういったセンス」というのはどういう意味なのかわからなくて・・・おついでの時に解説お願いしますm(- -)m
朕と荷は「짐」なんですね!?劇中で掛け言葉として使われてる??
まったく聴き取れない高難度・・・わっかりませ~ん
7分割目のトッケビと死神の会話です。
ここから、死神が王の生まれ変わり?との推論ができるのですが、アイドルを見ながら、男に転生するとも限らないとも言っていたので、ソニの可能性も残しています。
どっちなのでしょうね?
わあ!ウンスク作家の会心の仕掛けをまったく受けとれずにみてるんですね、わたし。
成程!・・記憶喪失の死神・指輪を手にするスニ・・ひたすらこちらをたよりに味あわせて頂きます♡
死神の携帯の登録名「ソンヒじゃなくソニ」・・・これも★センス(仕掛け)なんですね!?
“へえ!へえ!”の連続。6話でも10話以上の重量感。
「青い海」がシンプルで聴き取りやすく感じてます(笑)
こういった前フリがほんとにうまいですよね~、キム・ウンスク作家。
これだから彼女のドラマでは、一言一句逃すことができません!
おっしゃるように、「青い海の伝説」のほうが表現が平易ですね。
トッケビのほうは叙事詩的な印象を持っています。