視覚障害者の男性が横断歩道を渡っている。
彼を待っている死神。
死神の後ろを通りすぎる産神さま。
産神さまは病院へ。
おばあさん、こんにちは!と、女の子。
苦しんでいる男の子に手をかざし、もう痛がるのをやめないとねと告げる。
すると、子供の容態が回復する。
仕事中の死神。
生まれ変わったらキム・テヒにという女性に、順番待ちの紙を渡す。
待機番号 92414945・・・
視覚障害者の男性はやはり亡くなっていた。
けれど、過去に死んだ盲導犬ハッピーが迎えに来てくれたので、幸せに天国に旅立っていく。
陸橋でサラ金の名刺を拾い、キム・ミヨンさんは、チーム長なんだなと、しみじみする死神。
すると、ヒールの足音が聞こえ始める。
音だけでソニだとわかった死神は、とっさに消える。
そこに立ち止まり・・・あ~、この人一体どうして電話を受けないの?会うことができるのか、電話をするなり、何してる人間なの?一体!と、ソニ。
(私は、直符使者(チョスンサジャ:死神)です、死神は命令で動きます、時に私がソンヒだと信じる人が、
誰かにはソニだとしても・・・)と、死神。
こいつ、ほんとに殺してやろうか!あ~、連絡!自尊心が傷つく!こんな風に人を執着させて?すごく人を患わせる男だわ、ほんとに捕まえさえすれば!と言い、電話をかけ始める。
着信音(琉球民謡?)が響くも、死神の姿は見えない。
何よ、恐ろしく!と、ソニ。
また、バランスを崩しひっくり返りそうになったが、何か(死神)に支えられる。
本当に怖くなり走り去るソニ。
店に飛び帰るソニ。
(お店にお客さんが!)
社長さん何かあったんですか?と、ウンタク。
バイト生、あんたひょっとして、鬼神、まあそんなの信じる?と、ソニ。
え?と、ウンタク。
そばには2鬼神。
いいえ!社長さんったらほんとに世の中に鬼神がどこにいるんです?と、ウンタク。
そうでしょ、鬼神のようなものはいないわよね!と、ソニ。
そうですよ、鬼神を見たという人たち、みんな作り出した話ですよ、ところで、どうしてそうおっしゃるんです?と、ウンタク。
いや、まあ、ちょっと変なことを体験して・・・あ、それはそうと、バイト生、当分の間、出てこないでと、ソニ。
どうしてです?と、ウンタク。
ニュース見たわ、すぐ試験だって!そこにだけ集中して!100点取ってきて!と、ソニ。
100点取ったら、大学はいけないです、社長さんと、ウンタク。
そうなの?それなら少しだけ間違って、一番難しいのなん箇所かだけと、ソニ。
笑みを返すウンタク。
私が望むものが何かよく考えて、私がこの家で過ごしている間は幸せで、と言われたことを思い出しているトッケビ。
何より望むものがそれなら、非常に耐え難いなと、つぶやく。
帰路を歩むウンタクを眺めているトッケビ。
生が私に歩いてくる、死が私に歩いてくる、生より死へ、お前は疲れることもせず歩いてくる、そうすれば私は、このように言ってしまうのだ、佗びしくない、これさえ言えばよかった、なったのだ、と・・・と、トッケビ。
ここで何なさってるの?私見えませんか?と、ウンタク。
見たさと、トッケビ。
なにを?と、ウンタク。
お前、来るのと、トッケビ。
お~、こんなに長く?お~、ちょっと感動なんだけど、だけど、そのように長く見れば何かちょっと違うの?ちがうなら、それとも、相変わらずそうなの?と、ウンタク。
何が?と、トッケビ。
以前おっしゃったじゃない、私は見えないって、年齢、二十歳、三十歳、いまだにそうなの?私?と、ウンタク。
うん、お前からは見えない、普通は、吉凶禍福程度は見えるんだと、トッケビ。
そうなんだ、私はその他の漏れた者なのでそうみたいだわ、存在が本当につまらなかったのに特別になったわね、私が作るままに、それが私の未来のことだから・・・
心配しないで、私はまあ毎日辛いの?私は今、謙虚に運命を受け入れて、さっそうと生きるしっかりしてるトッケビの新婦なんだから・・・だけど、本当に気にはなるわと、ウンタク。
なにが?と、トッケビ。
私の二十歳、私の三十歳と、ウンタク。
このように育ってるだろう、ずっとと、トッケビ。
え?と、ウンタク。
このようにずっと美しくと、トッケビ。
どうして分かるの?一日二日は憎いこともあるでしょうと、ウンタク。
1・2ヶ月ってこともあるだろうと、トッケビ。
ところで、おじさんが守護神、そんなことをする時、基準はあるの?と、ウンタク。
ないよ、ただその日その日のオレの気分、大人と子供のうちなら、子供を助けるさ・・・世の中から遠ざかって行くところだったオレに、初めて差し伸べてくれた手が、子供の手だったんだ・・・と、トッケビ。
(トッカの祖先:私をお受け入れください、これから私がお仕えします・・・)
う~ん、それじゃあ、その時私のお母さんはどうして助けてくれたの?大人なんだけど?と、ウンタク。
あの時はオレが酒に酔って気が弱くなってたし、お前の母さんが助けてくれと言ったのは、自分じゃなかったんだと、トッケビ。
助けてほしいとの言葉に、答えてくれたのがおじさんであること、それが今更のようにとても奇跡のようで、嬉しくて・・・と、ウンタク。
頭をぽんぽんするトッケビ。
ところで、頭をそんなにぐっぐっと押すんじゃなくて、このようになでなでするのよと、ウンタク。
我に返った様子で・・・今日のようだ、1日2日憎い日と言い、去っていくトッケビ。
なによ、そこで止まって!人が教えてあげる・・・と、ウンタク。
家に戻ってクリスマスツリーを目にして・・・わ~、これは何?と、ウンタク。
トゥリーと、トッケビ。
それを尋ねたんじゃないじゃない、おじさんがしたの?と、ウンタク。
枝刈りするのを兼ねて、何でも切り出してみるのを兼ねてと、トッケビ。
そのワラビのような手で、直接すべてされたの?と、ウンタク。
この二つの手を休ませないと、それじゃあオレはこれでと、トッケビ。
おじさん. その間私が私の考えだけしてごめんね、本当に追い出されるかと思って心配もしていて、おじさんが抜かないかと頼み込んで面白さもあったの、おじさんがきれいになって、別の女に会えばどうするの?と思っても見たり、違うわ、しないの?と、ウンタク。
しなきゃならないか?と、トッケビ。
恥ずかしい、まあ期待もしなかったわ、いずれにせよ私は、結論を下して、きれいにしてあげるわ、おじさんのような良い人のお願いが、悪い結果を生むはずはないから、どこできれいになられるの?きれいなツリーの前で?と、ウンタク。
今?と、トッケビ。
うん、どうして?と、ウンタク。
今日、いますぐ?と、トッケビ。
うん、鉄は熱いうちに打て!と、ウンタク。
電話がかかってきたふりをして逃げるトッケビ。
いや、スマホ、逆さに持たれてるんだけど・・・と、ウンタク。
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