おじさん!と、ウンタク。
どうした?と、トッケビ。
いったい誰が急ぎだったのか分からないわね、ほんとに!私見えるの?もう?と、ウンタク。
ああと、トッケビ。
ひょっとして私に怒ったの?と、ウンタク。
オレがどうして?と、トッケビ。
腹を立ててないのにどうして怒るの?一体、いつの時のことから怒ってるの?私はどうして、すべて受ける感じなんだろ?と、ウンタク。
おれがいつ?と、トッケビ。
今も見てよ、出しているじゃないと、ウンタク。
お前がなにで?お前が一体何で呼ぶんだ?騒がしく!どうしてしきりに当惑させて、どうしてしきりに混乱させて、お前がなにで?剣を抜いて慰める際、抜いてくれれば良かったじゃないか、それがお前の価値だからと、トッケビ。
いや、私は、それで、私が剣を抜いて差し上げるんだから、声もかけずに返事もしないのおじさんで、私はひょっとして初雪を待ったりはしたでしょう、それが最初から約束だったから・・・
それは結構で、おじさんは永遠に生きるから、時間が余っているのかもしれないけど、私は平凡な人間で、時間は金でお金なのよ、一体いつまで待機するの?私も学業なりバイトなりして忙しいのに!と、ウンタク。
明日と、トッケビ。
今日はどうして?私は今日時間大丈夫よと、ウンタク。
今日は嫌だ、明日・・・今日は天気がとてもいいじゃないか、散策するぞ、お前と!と、トッケビ。
明日・・・と、トッケビ。
また何よ!登校する前にさくっと!と、ウンタク。
今日は天気がとても良くないじゃないか、あとでお前を連れに行かないとと、トッケビ。
明日、もう一日だけさらにと、トッケビ。
あ~、今日もまたどうして!と、ウンタク。
ただもう一日だけさらにと、トッケビ。
私が何も食べずにしてあげると思う?と、何かを書いているウンタク。
どうやら契約書だ。
ナウリ!と、ユ氏。
昔のことを思い出すトッケビ。
私が借りを作った者を訪ねずに行くのが、恨というなら恨というのか、この絵はお前が焼いてくれと、王妃の絵を渡すトッケビ。
ナウリ!と、ユ氏。
私の幼い新婦は、私がいなくても必ず、良く食べ良く学び良く過ごすことができるように、それがそなたの最後の任務だと、トッケビ。
お言葉、しかとお受けいたしました、ナウリ・・・ナウリ・・・ナウリ・・・と、ユ氏。
あ~カードだ!!これ本当にオレにくれるのか?おじさん?と、トッカ。
これ以上、カード限度に縛られず、自由に生きろトッカ、私が与える賞だと、トッケビ。
オレ、賞をどうして受けるんだ?オレ、賞を受けることしてないけど?と、トッカ。
頭をなでながら・・・良く育つのに苦労したと、トッケビ。
愛してると、トッカ。
こいつ!と、トッケビ。
家の文書、お前の部屋に置いた、もうほんとにお前の家だ、どうか末永く良く暮らせ、そして願いがある、オレが消えれば、その子の烙印も消えるはずだ、そうしたらその時、その子の記憶を消してくれ、自身を恨まないようにと、トッケビ。
なんだって?大きく言ってみろ!騒々しくて聞けなかった!と、死神。
騒がしいところなのにイヤホンを使わずに、教えられたとおりにスマホを耳から離している死神。
切ろう、まさにお前のために切るんだ、神に伝言があればあらかじめメールを送ってと、死神。
顔、顔が見えない!お前、耳に当てたか?もしもし!と、死神。
この頃のトッケビとのことを思い出しているウンタク。
(お前と散策するからいいな・・・お前を迎えに来るからいいな・・・と、トッケビ)
気づくと目の前にトッケビがいた。
あっ、いつ来たの?と、ウンタク。
お前を見ているからいいなと、トッケビ。
近頃私にどうしてこうも良くしてくれるの?怪しく?ちょっと手を!と、ウンタク。
そして、トッケビの手を掴み、手のひらに何やら書き・・・これはどんな文字なの?と尋ねる。
聞くの聴と、トッケビ。
あ~、聞くの聴!ありがとう、おじさん、グッドナイト!フフフと、ウンタク。
部屋に戻り、トッケビの日記の解読を始めるウンタク。
良かった、もう解釈さえすればいいわ!
手のひらを見つめ、握りしめるトッケビ。
どうして解釈できないの!たしかに全部あるようなんだけど!と、頭を抱えるウンタク。
すると、ノックの音が。
ちょっと入るぞと、トッケビ。
すご~い、これみんな何?と、ウンタク。
必要なようで、大人になれば・・・500(万)はお前がよりよくわかってて、これは二十歳で大学に入れば、それにこれは、大学に入って彼氏ができれば・・・デートするときに、きれいにと、トッケビ。
これをどうして私にくれるの?急に?香りがいいわ!と、ウンタク。
今日と、トッケビ。
今日何?と、ウンタク。
剣・・・と、トッケビ。
いま?今夜?と、ウンタク。
うん、今と、トッケビ。
そうするわ、5分だけ・・・ところで、これらの何処かに愛もあるの?と、ウンタク。
いいやと、トッケビ。
ただ一度尋ねてみたの、すぐに出ていくわと、ウンタク。
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