調子の悪そうなオ尚宮。
けれど、表には出さず、王建の茶の好みを詳しくヘ・スに伝えている。
また、ワン・ソ皇子を気をつけなさい、情を知らなかった人がお前に情を学んだ、お前の心を全て差し上げられないなら断固とせねばと、オ尚宮。
私が、あの方の人生を変えられるなら?それでも知らないふりをしないといけないでしょうか?と、ヘ・ス。
皇宮に入ってくる前に私が心を与えた男は、共に花を取り薬草を掘る無名将帥だったわ、私と一緒なら野心を畳んで平凡に生きることができると思ってたのに、結局、私が恐れもなく手を付けることはできない所に達したわ、分かる?人のせいで人は変わらないわ、だからお前も、お前が誰かを変えられるという信念は捨ててと、オ尚宮。
ワン・ソの化粧を施しながら、直接できるようにと説明を加えるヘ・ス。
また、製造法の紙も渡す。
態度が変わっていることに突っ込むワン・ソ。
これまで私に節度がありませんでした、今後気をつけますと、よそよそしいヘ・ス。
山中で剣舞の修練をしているウヒ。
すると笙の音が聞こえてきたため行ってみる。
ペガが子どもたちに聞かせていたのだ。
先日の女だとわかるペガ。
絵の対価を置いていけ、くれるものがなければ剣舞でも見せろと言う。
先日のように険悪な二人。
見ず知らずの男に対して舞う私ではないと、ウヒ。
名前がわかれば良いのだろう?と、自己紹介をするペガ。
伯牙(ペガ)?そちらが伯牙なら鍾子期(チョンジャギ)とでも言いましょうか?才能がもったいないのでしっかり生きなさい!と、ウヒ。
本当にペガだって、あ~松岳に来ていくらも経ってないので知らないのだな?私は14番目の・・・と、ペガ。
いつの間にか消えていたウヒ。
ウヒが落としたノリゲを見つけるペガ。
※このシーンは、春秋時代の楚の伯牙(ペガ)と、彼の音楽の理解者だった鍾子期(ショウキシ)の逸話に由来しています。鍾子期の死により、伯牙は理解者がいなくなったと琴の糸を切ったのでした。
第10王子ウンの婚礼の日。
切羽詰まってヘ・スを連れにやって来るスンドク。
第二夫人として入ってもいい、皇子様にさえしっかりお仕えできれば、私は大丈夫と、スンドク。
戸を開けなければ二度と口をきかないと言って、開けさせるヘ・ス。
部屋に入るとウンは酒を煽っていた。
酔えば何か変わるの?婚姻しなくてもいいの?と、ヘ・ス。
お前はオレの気持ちを知らないんだと、ウン。
私を好きなのに気もない女性と婚姻することになったんじゃないと、ヘ・ス。
お前知っていたのか?それならス、オレの第二夫人になってくれるか?と、ウン。
嫌よ、そのように生きることはできないわ、自分の人を色々な女たちと共有して、私に会いに来てもらうのだけを待って老いたくないわと、ヘ・ス。
うそだ、第一夫人でも嫌だと言ったはずさと、自分の不甲斐なさを嘆くウン。
私は皇子様といる時に最も楽しかったわ、皇子様は嬉しいときに笑い、悲しいときに泣くことを知ってる方じゃない、それで私も皇子様の前だけは、気持ちを処理することなしに、心のままに笑い泣き、怒ることができたわと、ヘ・ス。
そんな慰めなんてやめろ、お前はやっぱりダメな女だと、ウン。
ごめんと言えば本当にダメなんでしょう、だから謝りはしないわと、ヘ・ス。
オレを好きだったか?と、ウン。
今もとても好きよ・・・お幸せにと、ヘ・ス。
ようやく出てくるウン。
婚姻式が執り行われる。
ワン・ソを見たヘ・スは、再び目の前が朱けに染まり、皇子たちがワン・ソに殺される場面を見てしまい、走ってその場を離れる。
追いかけるウク。
ワン・ソ皇子に気をつけて、彼を避けて、絶対彼を防いではいけないわ、そうするうちに、そうするうちにすべて皆死ぬわと、ヘ・ス。
私をしっかり見ろ、どういうことだ?死ぬって?と、ウク。
むしろ出ていきたいわ、皇宮から遠ざかりたいわ、どこでもと、ヘ・ス。
ヘ・スを抱きしめ・・・そうだな、そうしよう、私がそうしてやるから、落ち着けと、ウク。
スンドクを冷遇するウン。
けれど、婚姻できただけでも嬉しいスンドクは、寝台に寝ずに床に寝る。
起き上がり少しだけ染まった自分の指を見つめ・・・初雪が降るまで耐えればいいって、ヘ・ス、お前はひどい嘘つきだ・・・と、ウン。
ワン・ソに気をつけろとの言葉を反芻しているウク。
コメント
いつも、ありがとうございます。
日本で放送がはじまり、先の展開が早く知りたいので、嬉しいです。
私の苦手な俳優さんと好きな俳優さんが出ていて、最初、見るかどうか悩みましたが、3話くらいからハマっています。(笑)
月の恋人のあらすじ、感謝いたします。
視聴率が悪いせいか、日本語字幕付きの動画も少なく、寂しい限りです。
雲が描いた月明かりは、視聴率が良いみたいですが、私は、前にもこんなドラマあったよな〜と新鮮味が無くて…
8人もイケメンな皇子の登場と先がよめないので、月の恋人は、とても楽しみになっています。
これからも、ありがたく拝見させていただきます。
ありがとうございます。
今回は、英語の字幕がはやすぎて、せりふもおおすぎて、半分以上そうぞうでしたので、くわしいほんやくをよんで、場面が浮かびました。悲しそうだけど、歴史に登場する人はロマンがあります。上手な俳優が少ない出番だけどひっぱてますね。中年のベテランは悪でも女性でも成り切りが上手くて良いです。毎回こちらに来て意味がわかります。ありがたいです。特に今回は全部の会話をやくしてくださいました。あやふやでも毎回2回見てからおじゃましています。 これからも宜しくお願い致します。